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これだけ見れば分かる! 主な4技能試験の特徴

2017.03.24

連載:今さら聞けない、英語4技能って何?

第9回: これだけ見れば分かる! 主な4技能試験の特徴

連載第九回

前回(主な4技能試験と、国産有利なのはなぜ?)ご紹介したように、日本国内に限っても様々な英語の4技能試験が実施されていますが、試験のコンセプトによってそれぞれの試験には異なる特徴があります。いくつかの観点から、主な4技能試験をくらべてみましょう。

1) 受験者数・実施回数

受験者数については、年間合計あるいは1回あたりで見ても英検とTOEICの2つが図抜けています。英検は年間で300万人以上、1回平均でも100万人以上が受験していますし、TOEICもそれぞれ約240万人、約24万人の受験者があります。前者は主に中・高校生が、後者は主に大学生や社会人が受験しています。

これに続くのがTOEFL(年間約8万人、1回平均約2,000人)、IELTS(同約3万人、同約1,000人)となります。TEAPやGTECは前記のように、受験者数ではこれからの試験です。(受験者数については未公表の試験もあり、一部推定を含む)

 

年間の実施回数は、英検・TEAP・GTECがそれぞれ3回、TOEICが10回、TOEFLやIELTSは35~45回も実施されます。(試験の種類、受験会場、年度により異なる)

受験者数

2) 受験料(税込)

2016年12月現在の受験料は、以下のとおりです。受験料も様々です。

試験の種類  受験料(4技能) 
英検  5,800円(2級)~8,400円(1級) 
TOEFL iBT  $235(1$=115円として、約27,000円) 
TOEIC  26,245円 
IELTS  25,380円 
TEAP  15,000円 
GTEC CBT  9,720円 

3) 各試験が測定する範囲

英語に限らず、外国語の学習者がどのレベルまで習得しているかを判定する際に用いられる国際的なガイドラインとして広く用いられているCEFR(Common European Framework of Reference for Languages:ヨーロッパ言語共通参照枠の略)では、習得レベルを「A:基礎段階」「B:自立段階」「C:熟達段階」に分け、それぞれをさらに2段階に分類して「A1:学習を始めたばかりの者・初学者」「A2:学習を継続中の者・初級者」「B1:習得しつつある者・中級者」「B2:実務に対応できる者・準上級者」「C1:優れた言語運用能力を有する者・上級者」「C2:母語話者と遜色のない熟練者」と位置づけています。

CEFR

この参照枠をもとに、各試験でどれくらい得点できるとどのレベルに該当するかを表したのが上の図です。(得点は、満点に対する得点率で表しています)

この図で見ると、各試験の難易度についての特徴がわかります。まず、各試験はCEFRのすべてのレベルを測定できるわけではなく、CEFRのどのレベルを測定しやすいかに違いがあることに気づきます。(図で該当範囲が広いほど、そのレベルの測定精度が高いといえます。逆に幅が狭いレベルについては、数点で判定レベルが違ってきます)

この測定感度の違いをより明確に示したのが下の図です。

測定感度

この図は「B2:実務に対応できる者・準上級者」の測定感度を同じ幅にそろえてみたときに、各試験の測定感度がどう違うかを比べてみたものですが、たとえば、「英語圏の大学での学習に耐えるだけの英語力があるかどうかを試す」試験であるTOEFLはB1・B2(自立段階)を測定するのに適していることや、「より日常的なレベルの英語力を試す」試験であるTOEICはA2・B1(初級~中級)を測定するのに適していることがわかります。

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