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【TED活用!英語4技能試験対策】〜効果的な活用方法とオススメTED動画4選〜

2018.08.16

皆さん、TEDはご存知ですか?

近年、日本ではTEDを活用して英語を学習をする人が増えています。TEDは単なる英語の学習のみならず、英検®︎やTEAP、TOEFLやIELTSなどの「英語4技能試験」対策にも活用することができます。

今回は、英語4技能試験を受験する皆さんに、

TEDを活用した英語4技能試験対策

・試験対策にオススメなTED4選 

をご紹介します!TEDを知らない人にも分かるように、TEDの概要や便利な機能の使用方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてください!


TEDとは

TEDTechnology Entertainment Design)とは”ideas worth spreading”(広める価値のあるアイデア)をスローンガンに、幅広い分野のアイデアを共有することを目的とした著名人による講演会を運営している非営利団体です。1984年に、アメリカ合衆国のモントレー州で、さまざまな専門家達によるアイデアを共有する場として始まり、現在はアメリカのニューヨークに本部があります。

TEDの種類

TEDはさまざまなwebページを運営しており、今回はその中の「TED Talks」「TED-Ed」と呼ばれる2種類のページを紹介します。TED TalksやTED-Edでは、さまざまな分野の著名人のスピーチなどの無料動画を視聴できます。

TED Talks

TED Talksでは、さまざまな分野の著名人によるプレゼンテーションを収録した動画を、インターネット上で無料配信しています。

カナダのバンクーバーで毎年1度開催される一週間程の大規模なTED Conference(講演会)では、70人以上のスピーカーがそれぞれ壇上でプレゼンテーションやパフォーマンスを行い、講演の一部始終がTED Talksなどのページで無料配信されます。

TED-Ed

TED-Edでは、”Lessons worth sharing”(共有する価値のあるレッスン)をコンセプトに、優秀な教育者とアニメ制作者の協力のもとで作成された、教育動画を無料で配信しています。

「地震でビルが崩壊する理由」や「言葉はどう進化するのか」「エレベーターの中で体重は変わるのか?」など、知っているようで知らない、興味を引くような内容をたくさん配信しています。

ちなみに、TEDが提供する動画は約三万人以上のボランティアからなるTEDTranslators(TEDの翻訳家)により、100言語以上に翻訳され公開されています。そのため、英語字幕や日本語字幕にも対応しています。


TED×英語4技能試験対策

TEDが配信する動画は、英検・TOEIC・IELTS・TOEFL・TEAP・GTECなどの「英語4技能試験」の対策にも活用することが出来ます。

TEDは動画配信するだけでなく、その内容に関連したさまざまな役立つ機能を兼ね備えています。翻訳機能や原稿を表示する機能、クイズ機能、対策する内容によって異なる機能が活用できます。

TEDを活用する目的は?

TEDの動画を活用することで、以下のような英語4技能試験対策をすることができます。

英語4技能試験のリスニングパート対策。

すべてのパートで必要な単語力・語彙力を鍛える。

コンピューターで行う試験(英検CBT・TEAP CBT・GTEC CBTなど)で求められる、タイピング力を鍛える

・リーディングやライティングパートでの内容理解/要約問題対策。

・リーディングやライティングなどで出題される学術的なトピックの知識を増やす


それでは早速TEDを英語4技能試験に活用する方法と、オススメのTED動画をご紹介します!

Step1:興味のある動画を探す

まずはTED TalksやTED-Edのサイトで、興味のある動画を探します。

動画のタイトルを見て、自分が興味のある分野や気になっていることに関するものを探します。関心が持てない内容では、英語学習のモチベーションも上がりません。目が魅かれるトピックやタイトルを元に自分に合った動画を見つけましょう。

TEDのスピーチには学術に関するトピックも多く存在し、4技能試験に出題される内容と共通するものがあります。そのため、普段からTEDで注目されるトピックなどに注意しておく事で、リーディングで出題される文章の内容やライティングで出題される問題のトピックなどへの対策をすることができます。

トピック別に検索するには、まずTEDの公式ページにアクセスしてください。画面上部にある「DISCOVER」の「Topics」をクリックすると、さまざまなトピックを選択できるページが表示されます。次に、興味のあるトピックをクリックすると、関連のあるスピーチがすべて表示されます(下記図参照)

出典元:TED


Step2:字幕を駆使して、動画を繰り返し見る

【対策目的】
・リスニングスキル向上

・単語力・語彙力を鍛える

動画を視聴する際は1度ではなく、同じ動画を何度か繰り返して見ることをオススメします。その場合、以下の方法と順番で見ることを心がけましょう。

⑴ 字幕なしで見る → ⑵ 英語字幕で見る → ⑶ 日本語字幕で見る


字幕なしで見る

コツ➡︎ 聞き取れなかったり、理解できなかった箇所を把握しておく。

TEDを活用する際は、まず字幕なしで見始めることをオススメします。

注意点として、1度の視聴ですべて理解する必要はありません。ここではスピーカーが話している内容の簡単な概要がつかむことができれば、OKと考えましょう。


英語字幕付きで見る

コツ➡︎ 前回聞き取れなかった英単語やフレーズを英語字幕で確認する。

字幕なしで動画を見た後は、TEDのSubtitle(字幕)機能をオンにしてもう一度再生しましょう。

この時、”overlapping”(英語の音声に合わせて声を出す学習法)なども合わせて行うと、英語の発音やイントネーションの学習も同時に出来ます。


日本語字幕付きで見る

コツ➡︎ 日本語字幕で内容を確認しながら、英語の音声をしっかり聞きとる。

最後に日本語字幕をオンにして、動画をもう一度再生しましょう。字幕なしや英語字幕だけではよく理解できなかった部分や、聞き間違いなどに気づき、復習も含めた学習ができます。


Step3:Transcript(原稿)機能を活用する

【対策目的】
・リスニングスキル向上
・単語力・語彙力を鍛える

TEDの公式ページを通して動画を視聴すると、スピーチの原稿を見ることができます。

TED公式ページにはTranscript(原稿)機能がついており、スピーチの音声を文章化したものを表示してくれます。また、スピーカーが話している所には、ハイライトが色付きで表示される機能も付いています。(下記図参照)

ユーザーは原稿に起こした文字を見ながらリスニングすることができるため、スピーチ内容が理解しやすくなります。

また、”What I’d like to suggest…(私が提案したいことは….)”などの、スピーチの話し始めに使用される表現なども学習できるので、英語の表現力を鍛える際に活用できます。

4技能試験のリスニング問題などの音声には、実際にネィティブが使う表現や言い回しが頻繁に使用されます。TEDのスピーチなどで使用される自然な言い回しに慣れておくことで、リスニング問題での聞き逃しを避けることが出来ます。

原稿機能で表示される文章は英語字幕のものと同じです。原稿機能を活用すると、スピーチが文章として表示されるため、文脈をたどって話の脈略を理解することがより容易になります。

また、繰り返し聞きたい文をクリックすると、その場所に戻って動画を再生することもできます。

出典元:TED


Step4:タイピング練習で、CBT/iBT試験対策をする

【対策目的】
・リスニングスキル向上

単語力・語彙力を鍛える
・タイピングスキルを鍛える(コンピューター試験対策)

4技能試験にはCBT(Computer Based Testing)やiBT(Internet Based Testing)など、コンピューターを用いて実施される試験もあります。キーボードで文字を打つことに慣れていない人や、タイピングに自信のない人は、TEDを活用した「ディクテーション練習」をすることをオススメします。

ディクテーションとは英語の音声を流し、自分のリスニング力だけを頼りに聞こえた英語を書きとる練習です。主に、リスニング力やタイピングの練習にも用いられます。

ディクテーションを終えた後は、TEDのTranscript(原稿)機能を使って、自分の書いた文章とスピーチの原稿を照らし合わせて、聞き取れなかった単語や箇所を確認し、その箇所を何度か聞き直して耳になじませるようにしましょう。


Step5:クイズ機能を使って、要点理解力を鍛える

【対策目的】
・内容理解能力を鍛える

・要点を理解し、与えられた問題に解答する力を鍛える

TED-Edのページで配信されている動画にはクイズ機能が備わっており、スピーチやレッスンを視聴した後に、動画内容に関するクイズを試すことができます。

英語4技能試験のリーディングやライティングパートでは、文章の要約や、要点の理解力を測る問題などが頻繁に出題されます。クイズの解答には内容や要点を理解することが求められるため、クイズに答えることで自分がどの程度内容を理解しているのか測ることができるため、要点理解や問題解答の対策に役立てることができます。

クイズの受け方は、下記の図を参照してください。視聴した動画の画面右側(スマートフォン画面の場合は動画下部)に表示される「Think」と書いてあるところをクリックすればクイズを受けることができます。クイズを受けるには簡単なメール登録が必要となります。

出典元:TED-Ed


英語4技能試験対策にオススメなTED4選

では、内容に興味がもてて、英語4技能試験対策にもオススメなTED動画4選を紹介します。

おすすめ① 「10 Ways to Have a Better Conversation」by Celeste Headlee

出典元:Youtube

セレステ・ヘッドリーによる「上手に会話するための10の方法」です。長年インタビュアーとして培った経験や知識から、優れた会話の10の要素について語ります。

こんな活用法がおススメです

・発音が明瞭な英語が聞けるため、模範的な英語のリスニング対策ができる。

・オーバーラッピングで、発音の練習をするのがオススメ。

・動画を繰り返し見て(字幕なし・英語字幕・日本語字幕)、徐々に理解度を深める。

・話すスピードが少し早いため、ディクテーションの練習には不向き。


おすすめ②「Why I Keep Speaking Up, Even When People Mock My Accent」by  Safwat Saleem

出典元:Youtube

サフワット・サリームによる「発音をからかわれても、僕が話し続ける理由」のプレゼンテーションです。彼は、彼自身のパキスタンアクセントに悩んだ経験から、発音で悩むすべての人が共感するような経験談と、辛い時期を乗り越えた方法について語ります。

こんな活用法がおススメです

・パキスタンのアクセントで話すため、ネイティブスピーカーのさまざまなアクセントが使用されるリスニング試験の対策になる。

・話すスピードは早くないので、ディクテーション練習には向いている。

・スピーキング試験で、発音に悩まないためのアドバイスが聞ける。


 おすすめ③ 「The benefits of a bilingual brain」 by Mia Nacamulli

出典元:Youtube

教育者ミーア・ナカムッリによる、「バイリンガルの人の脳が持つ利点」についてまとめた教育動画です。

こんな活用法がおススメです

・4技能試験のリスニングの時間と同じ程度の長さのため、模擬試験として使える。

・クイズ機能を使って、要点の理解度を確認できる。

・学術的な内容のため、出題されるトピックの知識を増やすことが可能。


おすすめ④ 「less stuff, more hapiness」 by Graham Hill

出典元:Youtube

グラハム・ヒルによる「ものは少なめに、幸せは多めに」の スピーチ。ミニマリストのお話です。

こんな活用法がおススメです

・5分ほどの短いスピーチなので、模擬試験として活用できる。

・話すスピードは早くなく、難しい単語もあまり出てこないので、ディクテーション練習にオススメ。

ディクテーションのコツ➡︎一度ですべて書き取るのではなく、何度か再生して書き取る。

(ちなみに私が試しにディクテーションしてみたところ、6回聞いてやっと9割書き取ることができました。汗)


まとめ

いかがでしたか?TEDを活用した英語4技能試験の勉強法をまとめました。TEDの動画を使った勉強法では、内容で惹きつけられながら、試験で必要な「リスニング力」「単語力・語彙力」「タイピング力」「内容理解力」などの対策に活用できます。

テキストなどでの試験勉強の合間に、TEDを使った勉強法も試してみてはいかがでしょうか?

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