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2017年4月入学入試

英検の大学入試優遇についてまとめてみた

2017.04.20

大学入試には英検が有効?

近年、入試に英語外部検定を利用する大学が増えています。旺文社の調査によると、2017年度入試で新たに外部検定を導入した大学は推薦・AO入試では43校、一般入試では60校増加しています。

また、英語外部試験を利用している大学の中で、「英検」を利用している割合は、”9割以上”です。

大学入試で外部試験利用が増えたのは、現在文科省主導で小学生から大学生までの学校教育において英語4技能化が進められていて、この動きを促進するためにも、大学入試でも実用的な英語力を受験生に求めていこうとしていることがその背景にあります。しかし、現状センター英語ではスピーキング、ライティングが無く、大学の個別入試においても4技能を試せる試験を採用している大学は多くありません。そこで大学は、4技能を試せる外部試験を入試で利用するようになっているのです。

この利用増加に伴い、外部試験、特に採用率の高い「英検」の存在感が高まっています。

英検が入試で利用されていることは知っていても、入試での優遇内容や取得期限を詳しく理解している人は少ないのではないでしょうか?知るのが遅れると、受験直前になって「早い内に英検取っておけば良かった…」なんて後悔することになりかねません。

後々後悔しないためにも、入試における英検の活用状況を早い内におさえて、大学受験を一歩リードしてみませんか?

大学入試における英検の有効性

人気大学の8割が入試に英検を採用している

大学通信が発表した、「2016年志願者が多い人気大学トップ100校」の内、英検所有者に入試で何かしらの優遇を与える大学は81校あります。つまり、人気校の約8割が英検を入試に採用しているということです。ちなみに、有名大学の中でも特に人気の高い大学、早慶上智・GMARCH・日東駒専・関関同立・産近甲龍の中で英検優遇がないのは、慶應義塾大学のみです。

一方で、優遇のない大学20校は専門性の高い学校が多いです。具体的には、東京電機大・防衛医科大・高崎経済・金沢工業大・東京農業大などが挙げられます。

様々な入試形態で優遇がある

英検取得者への優遇は、一つの入試形態に限らず、複数の入試形態で受けることができます。したがって、どの形態で受験する方にも優遇のチャンスがあるんです!

また、優遇の内容も様々です。しかし、”優遇”と聞いても、”具体的にどんな優遇があるのか浮かばない”という方のために、主な優遇内容を例と共にご紹介します。優遇内容は大きく分けて5タイプです。

※昨年度(2017年入試)の情報なので、今来年受けられる方は内容と出願期限に注意してください。 

優遇内容 大学名 入試形態 具体例 出願期限
1.出願資格 関西大学(大阪)

AO入試(一部の学部)

 出願には、外国語学部は英検2級以上または他の外部試験のスコアが必要  2016年9月6日消印有効
2.得点加算 順天堂大学(東京) 一般入試B方式(一部の学部)

 入試得点に加点

1級:25点

準1級:15点

2017年1月12日必着
3.試験免除 早稲田大学(東京) 一般入試・4技能試験利用型

以下の場合、英語の試験を免除し、国語・地歴2科目の合計点で合否判定

英検1・準1級取得者(2015年2月以降の受験者のみ有効) 

2017年2月22日消印有効

 4.得点決定  南山大学(愛知) センター利用入試全般

以下の場合、英語の得点を満点とする

2016年3月以前の受験の場合準1級以上、2016年4月以降の受験の場合2級以上かつ(総合)2340以上(各技能)460以上

2017年1月あたり
甲南大学(兵庫) 

センター利用入試・外部英語試験利用型 (一部の学部)

 

入試得点を換算(変更)

準1級以上:配点が100点の場合100点 配点が200点の場合200点

2級:配点が100点の場合 80点 配点が200点の場合160点

(2015年1月6日以降の受験者のみ有効) 

2017年1月13日 消印有効 
5.判定優遇・合否参考 東京大学(東京) 公募推薦  級の指定なく、調査書に証明書のコピーを添付すれば、合否判定の際に評価(参考に)する 2016年11月4日必着

  

実際に英検を受験するなら

いつ検定を取得すればいいか

ここで注意して欲しいのは、検定を受検する時期が遅すぎても早すぎてもいけないということです。

大学によっては、「検定を受験した年」に指定があることがあります。英検の資格自体には有効期限がないので、一度取得すれば生涯有効です。しかし、入試で使用する場合は条件がつくことがあります。例えば、”2年以内の取得者、英検の4技能化以降の取得者でないと優遇を受けられない”といった条件です。上の表で言えば、早稲田大学、甲南大学がそれに当たります。

また、大学の出願期限に間に合う(成績証明が手元にある)ように、検定を受験することも重要です。大学によって出願期限は違いますが、入試形態ごとで大体同じ時期に出願受付しているので、上の表がある程度参考になります。

何級を取得すればいいか

まだ英検を取得していない方は、準2級以上を目標に受験することをおすすめします。3級の優遇は稀で、4・5級はほぼないからです。準2級から得点加算などの優遇が受けられる可能性が高まります。

また、2級で試験免除や満点換算の優遇を受けやすくなります。1・準1級は、英検を入試に利用している大学であれば、必ずと言っていいほど優遇されます。

大学がどの程度の英語力を要求しているかに関する下のデータも、受験する級選びの参考にしてみて下さい。

推薦・AO入試:英検準2~2級程度が82.1%、準1級程度が10.7%

一般入試:英検準2~2級程度が64.4%、準1級程度が33.5%   

準1級レベルを求めるのは国立大学と難関私立大学が中心。(旺文社調べ)

 

まとめ

いかがでしたか?

優遇は大学によって様々ですから、気になっている大学がある方は早い内に大学の募集要項などで調べてみて下さい。大学入試を有利に進めるためにも、時間がある高1・高2の内に調べて、計画的に対策して行って下さいね!

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