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英検®︎2級リスニングで合格ライン6割を確実に取る人が実践する5つのルール

2016.12.16

(2018年2月最新情報)

英検2級は、高校卒業程度、大学入試レベルの英語力を要し、履歴書などで評価に値する級と言われています。そのため、受験者は海外留学、国内での入試優遇・単位認定を目的とする高校生が高い割合を占めているようです。英検2級の一次試験では、筆記試験とリスニングテスト、二次試験では、一人の面接官との個人面接が行われます。2016年から、スコアの特徴が変わり、各技能リーディング、リスニング、ライティングに均等にスコアが配分されています。均等に分配されたスコアのうち、各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格しています。今回は英検2級のリスニングでこの合格ラインの6割の正答率を獲得するポイントを見ていきます。

ルール1.問題形式を把握する。

第一部と第二部の問題形式は以下の通りです。第一部と第二部で放送分の内容に合わせて異なる対策が必要です。第一部と第二部ともに、質問が最後に読まれるため、注意して聞くべきポイントに検討をつけて放送文を聞きに行くことが大切です。その為に実践するべき解答フローがあります。

  第一部 第二部
問題数 15問
放送文の内容 AとBの会話(通常2往復) 50語程度の英文
問題形式

最後に質問が読まれ、

その答えを冊子に記載のある4つの選択肢から選ぶ。

質問と会話は一回しか読まれない。

 

ルール2.解答フローに徹底的に従う。

第一部と第二部ともに、質問が最後に読まれるため、聞き取りのポイントを放送前に把握するためには、選択肢の内容から推測しておく必要があります。そこで、聞き取りポイントを把握した状態で放送文を聞きにいくためのおすすめの回答の流れを以下にご紹介します。

おすすめの解答フロー

【選択肢を見る】→【内容を予測する】→【放送文を聞く】→【素早く回答】→【次の問題の選択肢に目をやる】

答えを選ぶのに時間がかかると、次の問題の選択肢に目を通せないので、放送分の趣旨をつかむのに手間取り、次の選択肢を選ぶのにも時間がかかり、全滅する可能性が高くなります。放送分の趣旨がつかめれば、解答に時間がかかることはありません。放送分の内容が全くつかめず、解答に時間がかかると思った時には、思い切って、素早く答えを選び、次の問題の選択肢の読み取りに行くことが必要です。聞き取りのポイントを把握してから放送文を聞きに行くための解答フローに、試験前に慣れておきましょう。

ルール3.選択肢の読み取り方を知る。

解答フロー中でもっとも重要な部分は、【選択肢を見る】→【内容を予測する】という部分ですが、どうやって選択肢の内容から放送分の内容を把握できるのでしょうか。その方法をご紹介します。選択肢の中に共通する単語、内容があればそれが話の中心であり、注意して聞くべきポイントとなります。 例えば、以下の表のとおりです。

選択肢 質問事項の予測/放送文の着目点
SheやHeでそろっている それぞれ、放送分の中の女性、男性に関する情報に着目
In+場所でそろっている 質問はWhere~?となる可能性が高い 場所に関する情報に着目
To+動詞の原型でそろっている

質問はWhy~?となる可能性が高い

行動の理由に着目

 

選択肢の内容から放送文の内容も推測することができます。例えば、以下の表を参照ください。

選択肢 放送分の中心内容の推測
Study, Exam, Library等の単語

試験勉強に関するものである。

学生同士の話(第一部)である。

否定的な内容の文

誰かに起こったトラブルに関するものである。

質問文は、What is A’s problem?/ Why is A not happy? である。

 

ルール4.冒頭の発言に注目する。

放送分の冒頭からは、話者の関係、話題、状況などが把握できます。結論を述べる傾向のある英語の会話/文章では、正解を導き出すために重要な情報がここで提供されることがあります。ここでも、先述した解答フローにしたがって、放送文の冒頭から十分に集中して聞くことが必要です。前の問題の解答に時間をかけすぎに注意です。

ルール5.放送文のパターンと集中する合図を頭に入れる。

次に、放送文からより多くの情報を聞き取る為に、頻出の放送文のパターンと重要な情報が提供される前によく使われる表現を知っておくことをお勧めします。放送文の種類次第で、質問文で聞かれやすいことがらが決まっています。放送文のパターンとそのパターンで聞かれやすい質問事項を頭に入れることで、聞き取りポイントを意識しながら問題文を聞きましょう。

第一部:会話文の頻出3パターン

◆パターン1.個人宅への電話

冒頭にAがBあてに電話を掛け、Cが電話を取り、Bは不在であるというパターンです。

個人宅への電話

 【集中する合図となる表現】

  • May I take a message?  「伝言を承りましょうか?」
  • Why don’t you~? 「~してはいかがですか?」

【聞き取りのポイント】

Bが出ることができない理由、AとCのその後の応対。

◆パターン2.電話や施設での客と店員の会話

頻出パターンの2つ目は、客と店員の会話です。電話での会話とお店で直接会話の場合があります。

電話や施設での客と店員の会話

 【集中する合図となる表現】

  • May I help you?/ How can I help you? 「ご用件は何ですか?」
  • I would like to~ 「~がしたいのですが。」

【聞き取りのポイント】

電話の場合は、最初に名乗られる、店名や施設名、直接会話の場合は、”May I help you?”の後に、話される、客の用件。

◆パターン3.勧誘、依頼

頻出パターンの3つ目は、「勧誘、依頼をする」→「理由をつけて断る」→「代案を出す」→「結論」というパターンです。

勧誘、依頼

 【集中する合図となる表現】

  • Could you please~?/Would you mind~?  「~していただけますか?」
  • Would you like~? 「~はいかがですか?」
  • Why don’t we~? 「~しませんか?」

【聞き取りのポイント】

最初に断った理由、最終的に至った結論の内容。

第二部:英文章の頻出2パターン

◆パターン1.アナウンス

店内、校内放送、イベントでの行事の案内、後援者の紹介、テレビ、ラジオ番組の紹介などのパターンです。

アナウンス

【集中する合図となる表現】

  • Attention please/Welcome to/ Thank you very much for coming to… 「ご注目ください/ ~へようこそ。/ ~へ来てくださりありがとうございます。」

【聞き取りのポイント】

誰に向けた、何についてのアナウンスなのか。

◆パターン2.個人に関する話、社会的科学的な文章

個人に関する話は特に、起承転結の展開をすることが多いです。

個人に関する話、社会的科学的な文章 

【集中する合図となる表現】

  • But/Howeverなどの逆接の表現
  • 時間を表す表現

【聞き取りのポイント】

But/Howeverなどの逆接の表現の後には、話の流れが変わるので注意が必要。逆接で始まる文の内容が正解に直結する可能性も高い。

時間表現が放送文で言及された場合には、時間を指定して質問をされる場合が多い。Last week/This week/Next weekなどのように複数の時間表現が現れたら、それぞれの時に起こった事柄を混同しない様に、注意。

いかがでしたでしょうか。選択肢からの解答の流れ、放送文の推測の方法、放送文とその質問文の頻出内容、を把握することで、少しでも聞き取りポイントを掴んだうえで放送文を聞きに行くことができると思います。これらの内容は、試験直前に行う事のできる裏技のようなものです。選択肢を分析し、放送文の内容を予測できたとしても、実際に放送文の内容を聞き取ることができなければ、解答を導き出すことはできません。普段から地道に英語のリスニングを練習することももちろん必要です。

普段から行うリスニング第一部の対策

普段からできるリスニング第一部の対策

会話表現を覚えること

発音の崩れになれること

普段からできるリスニング第一部の対策としては、まず一つ目に、会話表現を覚えることが挙げられます。依頼をする表現、勧誘する表現などを覚えておくことが必須です。二つ目には、発音の崩れになれることです。英会話では、前後の語とつながって変化することや、ある語句がとても弱く読まれる事が多くあります。このような発音の崩れがある英語になれる為には、その発音シャドーイングを通じて、まねて発音してみる事がお勧めです。英会話スクールなどでネイティブの先生をまねて、発音を崩して英語を話してみることも効果的です。

普段から行うリスニング第二部の対策

普段からできるリスニング第二部の対策

読解力をあげること

英語を英語として意味を把握する即解力

普段からできるリスニング第二部の対策方法としては、読解力をあげることです。これはリーディング対策にも共通することですが、語彙文法の増強や文章の内容をできるだけ把握する練習などの読解の為のトレーニングは、リスニングに不可欠である、内容を正確に聞き取る力の向上に直結します。 次は、英語を英語として意味を把握する即解力です。日本語に一文一文訳すのではなく、言葉が聞こえた順に放送されている文の内容、情報を組み立てていくことに慣れる必要があります。難しい様に聞こえますが、少しずつでもいいので、言葉が聞こえた順に放送されている情景を組み立てることを意識してみてましょう。

以上、英検2級のリスニングで6割以上取る為の5つのルールと、試験直前に限らず普段からできる対策を放送文の種類ごとにまとめてご紹介しました。5つのルールについては、実践するのに時間がかかりません。意識するたけで直前にスコアアップが可能です。ぜひ実践してみてくださいね。

 

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

 

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