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4技能試験の概要/特徴

英検のスコアシート詳細解説

2015.05.07

英検はTOEICなどと異なり合格、不合格の判定がされます。しかし、今年度から「英検CSEスコア」が導入され、数字でも自分の英語力を客観的にみることができるようになりました。

また、一次試験は筆記のみで、語い・熟語、読解、リスニング、作文の4つの能力が測定され、一次試験合格者のみが二次のスピーキング試験を受ける権限が与えられます。今回はその実用英語技能検定のスコアシートの構成と、ヨーロッパ等で共通の基準として使われているCEFRとTOEFL iBTの点数の比較について説明します。

スコアシートの構成<一次試験>

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

①では試験を申し込んだ時に記入した名前などの個人情報や、試験時に提出したIDについて書かれています。

②は合否結果と、全体の点数をその他の受験者と比較する形で記されています。

★印で、受験者は全体の受験者・合格者と比較した場合の自身の相対的な位置が分かります。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

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③には試験の解答状況が正解・不正解(◯×)で書かれており、自分が間違えた問いを復習できるようになってます。

④は分野別得点が表示されます。棒グラフで自分の得点、星印で全受験者と合格者の平均点がそれぞれ示されます。自分の強みや弱点だけでなく、その他の受験者・合格者との比較もできるので、問題の難易度が試験ごとに多少異なっていても、受験者は自身の相対的なレベルが把握できます。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

 

⑤は各分野の大問での正解率や問いの出題の狙いと、その得点状況を踏まえた学習アドバイスが確認できます。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

 

⑥は「英検CSEスコア」と「英検バンド」が表示されています。「英検CSEスコア」とは、級の合否のみならずユニバーサルなスコア尺度CSEを各級に換算したものです。

これと一緒に、「英検バンド」も確認できます。「英検バンド」によって、自分のスコアと合格スコアまでの距離がわかるようになりました。英検バンドを活用して、前回の自分のスコアと比べることもできるでしょう。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

4技能の審査領域

1級

  • 読む:社会性の高い幅広い分野の文章を理解することができる。
  • 聞く:社会性の高い幅広い内容を理解することができる。
  • 話す:社会性の高い幅広い話題についてやりとりすることができる。
  • 書く:社会性の高い幅広い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。

準1級

  • 読む:社会性の高い分野の文章を理解することができる。
  • 聞く:社会性の高い内容を理解することができる。
  • 話す:社会性の高い話題についてやりとりすることができる。
  • 書く:社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる。

http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/criteria/より引用

英検とCEFRの点数の比較

CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languages (ヨーロッパ言語共通参照枠) の略称です。CEFR は外国語の熟達度を A1、A2 、B1、B2、C1、C2 の 6 段階に分けて説明しており、A1が一番低く、C2が最も高いレベルです。

CEFR の等級は、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を使用し、レベルごとに見やすく示しています。現在CEFRは国境を越えて、異なる試験を相互に比較することが可能な国際標準規格として欧米で幅広く導入されつつあります。

CEFR

英検

C2

C1

1級

B2

準1級

B1

2級

A2

準2級

A1

3,4,5級

C2レベルは、あらゆる話題を理解して細かい意味の違いも表現できる、とされています。英検の場合、C2レベルに該当する級がありません。C1レベルは複雑な話題を理解し、明確で論理的に表現できるとされており、このレベルを目指す学習者は英検1級取得を目標にするのもよいでしょう。

A1レベルは日常の簡単な表現を理解して基本的なやり取りができる、A2は日常の基本表現を理解して、簡単なやり取りができることを示しています。

B1レベルは身近な話題を理解し、意思と理由を簡単に表現出来るとされています。

なお、英検とCEFRのレベルの対応表に関しては、一次試験のみとの比較を元に作成されており、現在も検証のため分析が進められています。

※以上の比較は、http://www.eiken.or.jp/eiken/group/result/pdf/report_02.pdfをもとにご紹介しています。

 まとめ

英検のスコアシートは全ての問いに対して、正解・不正解の結果が開示されるのが大きな特徴です。成績表の丁寧なフィードバックと自分の解答状況を把握することで、受験者はその後の効率的な学習方法を把握することができます。また、英検でCEFRのC1~A1までは測定可能です。

英検2級対策