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【永久保存版】英語の数字の読み方・表わし方を徹底解説!

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数字はコミュニケーションにおいて、最も重要な情報のひとつです。情報は正しく伝わってこそ、意味があります。もし1つでも言えないものがあったら、この記事を読んで英語での数字の表わし方をマスターしましょう。

英語での数字の表わし方は、多くの日本人が意外と知りません。「1から100までは言えるけど、その後はちょっと……」という人もいるかと思います。しかし、表わし方の基本さえしっかりおさえておけば、大きい数字や複雑な数字でも簡単に表せるようになります。

本記事では、学校やビジネスシーン、そして英語4技能試験でもよく使われる、小数、分数、比率、倍数、西暦、電話番号、部屋番号などの表わし方も解説します。

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① 3桁以上の大きい数

3桁の数字の読み方

100を”one hundred”と読むことは、皆さんご存知かと思います。それでは、101や325はどうでしょう。

3桁の数字は《百の位》と《下2桁》を区切って読みます。101のように《十の位》が0の場合は、一般的に”and”を入れて読むことが多いです。

101 → one hundred and one(one hundred one でもOK)
325 → three hundred twenty five

200以上になっても、「hundred」には複数形の“s”がつかないことに注意しておきましょう。

200 → two hundred ◯
200 → two hundreds ×

4桁の数字の読み方

1,000は”one thousand”ですね。それでは”1,010″や”3,250″はどう読むのでしょうか。

4桁の数字は《千の位》と《下3桁》を区切って読みます。3桁の数字の読み方と同様に《百の位》や《十の位》が0の場合は、一般的に”and”を入れて読みます。

1,010 → one thousand and ten
3,250 → three thousand two hundred fifty

2,000以上になっても”thousand”に複数形の“s”がつかないことは”hundred”の場合と同じです。

大きくて複雑な数字の読み方

※大きい数字を読む前に知っておくべきこと

英語は数字を読むときに、「thousand」「million」「billion」「trillion」と3桁ごとに区切って読みます。日本でも会計などでは3桁ごとに「 , 」をつけますが、日頃から数字を書くときに「 , 」をつけ、3桁で区切ることを意識すれば、大きい数字も簡単に読めるようになります。実際に大きい数字をみていきましょう。


1,000 → a/one thousand
1,000,000 → a/one million
1,000,000,000 → a/one  billion
1,000,000,000,000 → a/one trillion

基本的な桁の読み方を用いて、以下の大きくて複雑な数の読み方をみていきましょう。※読みやすくするために、ここでは英語の表記に「 , 」をつけて区切っていますが、通常は不要です。

2,051 → two thousand, and fifty one
6,837,370  → six million, eight hundred thirty seven thousand, three hundred seventy
7,004,403,504 → seven billion, four million, four hundred three thousand, five hundred and four
5,205,071,605,016 → five trillion, two hundred five billion, seventy one million, six hundred five thousand, and sixteen

大きくて複雑な数字でも《3桁》で区切ることを意識すれば、意外と簡単に読むことができますね。

② 小数

小数の読み方は非常に簡単です。小数点「 . 」を”point”と読み、小数点以下の数は、それぞれ単独で読むだけです。

1.5 → one point five
0.1 → zero point one
0.03 → zero point zero three
0.28 → zero point two eight

③ 分数

分数は「分子→分母にthをつける」という順番で読みます。なお、分子が2以上になると、分母が複数形(thにsがつく形)になる点に注意しましょう。(例えば、3/7は1/7が3つ分という考え方です)

1/2 → a/one half
1/3 → a/one third
2/5 → two fifths
5/11 → five elevenths

④ 比率

比率は「 : 」を使って表わし、読むときは”to”を用います。例えば1:3は、書かれている数字を左から読み、”one to three”といいます。

A:B=3:4
The ratio of A to B is three to four.

クラスの男女比は4:5だ。
The ratio of men to women in the classroom is four to five.

⑤ 倍数

倍数は「数字+times」で表わします。5倍は”five times”、10倍は”ten times”といいます。2倍は”two times”でも通じますが、通常は”twice”と表わします。倍数の表現を用いるときは「AよりBのほうがX倍大きい」というように、比較で表わされます。

比較の表現方法

倍数の比較表現は、主に2つあります。① X times as 原級 as 〜、② X times 比較級+than  〜です。どちらも倍数による比較を表わしますが、②は誇張表現としても使われます。以下の例文を見てみましょう。

① X times as 原級 as 〜

The population of Tokyo is about twice as large as that of New York. 
東京の人口はニューヨークの人口の約2倍だ。

That tree is five times as tall as this tree. 
あの木はこの木よりも5倍の高さだ。

② X times 比較級+than  〜

This battery lasts five times longer than the one I had. 
このバッテリーは私が以前持っていたバッテリーの5倍も長持ちする。

He is ten times smarter than his father.
彼は彼の父親よりも10倍も賢い。

⑥ 西暦

西暦は本や新聞、4技能試験でもよく出てくるのでしっかりと覚えておきましょう。

0年〜999年までの読み方

0年〜100年までは通常の数字の読み方です。101年〜999年までは通常の読み方、もしくは《百の位》と《下2桁》を区切って読みます。《百の位》と《下2桁》で区切って読む際、10の桁が0の場合は0を「oh (オー)」と読みます。

479 → four hundred seventy nine OR four seventy nine
804 → eight hundred four OR eight oh four

1000年〜1999年までの読み方

1000年〜1999年までは《上2桁》と《下2桁》を区切って読みます。

1872 → eighteen seventy two
1580 → fifteen eighty

10の桁が0の場合は、0は”oh”になります。

1605 → sixteen oh five
1909 → nineteen oh nine

《下2桁》が「〜00」の場合は、100″hundred”をつけます。

1900 → nineteen hundred
1500 → fifteen hundred

《下3桁》が「〜000」の場合は、1000″thousand”をつけます。

1000 → one thousand

2000年以降の読み方

2000年以降の読み方は《上2桁》と《下2桁》を区切って読むか、普通の数字の読み方のように「two thousand (and) 〜」で読むかのどちらかです。

2009 → twenty oh nine OR two thousand (and) nine
2017 → twenty seventeen OR two thousand (and) seventeen
2020 → twenty twenty OR two thousand (and) twenty

紀元前の読み方

「紀元前」は、数字のあとに”B.C”をつけて表わします。B.Cは”Before Christ”の略です。数字の読み方は紀元後と変わりません。

934 B.C → nine hundred thirty four B.C OR nine thirty four B.C
1900 B.C → nineteen hundred B.C

⑦ 電話番号・部屋番号

電話番号の読み方

電話番号は通常は1桁ずつ読み、0は”oh”または”zero”と読みます。ハイフンなどは読まず、少し間隔を開けて読みます。また、同じ数が2つ連続でする場合は、その数の前に「double」をつけることができ、同じ数が3つ連続する場合は、その数の前に「triple」をつけることができます。

741-9082 → seven four one(間を開ける)nine oh/zero  eight two
555-7711 → triple five(間を開ける)seven seven one one  OR five five five(間を開ける)seven seven one one

部屋番号の読み方

1桁や2桁の部屋番号は、通常の数字の読み方で読みます。

room 1 → room one
room 25 → room twenty five

3桁の場合は、通常《上1桁》と《下2桁》で読みます。ただし、真ん中に0がある場合は、1桁ずつ読みます。

room 315 → room three fifteen
room 107 → room one oh/zero seven

4桁の読み方は、1桁ずつ読むか《上2桁》と《下2桁》を区切って読みます。10の桁が0の場合は《上2桁》+0+《下1桁》で読むことができます。

room 1289 → room twelve eighty nine OR room one two eight nine
room 1507 → room fifteen oh/zero seven OR room one five oh/zero seven

最後に

英語での数字の表わし方・読み方は、意外と知らなかった人もいるのではないでしょうか。しかし数字の読み方を知っておくと、日常生活、ビジネスシーン、学校などで使えるだけでなく、英語4技能試験のスピーキング試験で数値的要素がある問題を英語で表現する際や、リスニング試験でグラフや表を読み取る際などにも、大いに活用することができます。それほど難しい内容ではないので、この機会にしっかりマスターしてくださいね!

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