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IELTSスコアシート詳細解説

2015.06.05

IELTSでは、TOEFL同様、合格不合格の判定がされません。

代わりにリスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能をそれぞれ0から9点満点まで0.5点刻みで評価されます。このスコアはバンドスコアと言われています。 スコアがでると、その点数に一喜一憂しがちです。でも、次にもっと高得点を狙うならば、点数を気にするだけでなく、スコアシートの内容をしっかりと読み込みましょう! 自分のトクイとニガテを理解することから勉強は始まるのです。

というわけで今日は、IELTSのスコアシートの内容、そしてヨーロッパの共通基準であるCEFRとの点数比較を徹底解説します。

スコアシートの構成

スライド1

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。

参考イメージの数字にそって説明していきます。

①では出願時に記入した受験者の名前や生年月日、また第一言語などが表示されています。

②では受験者が過去にIELTSを受験したことがあるかどうか、あればその日時と受験会場が表示されます。

③では試験結果をもとに算出された、4技能それぞれにおける、0から9.0までのバンドスコアが表示されます。このスコアに関しては後で詳細に解説します。

④では、③の平均をとった「オーバーオールスコア」が表示されます。これがいわゆる総合的な英語力の評価といえるでしょう。

⑤はライティングとスピーキングそれぞれの試験官の登録番号、スコアレポートの申請に必要な番号などが表示されます。

セクション別スコアの表示

さて、ここからは0から9.0までのバンドスコアが表す意味について解説していきます。

バンドスコアの意味は、日本英語検定協会によれば、以下のように解釈可能です。

バンドスコア 判定
9 エキスパート・ユーザー
8 非常に優秀なユーザー
7 優秀なユーザー
6 有能なユーザー
5 中程度のユーザー
4 限定的ユーザー
3 非常に限定的なユーザー
2 一時的なユーザー
1 非ユーザー
0 非受験者

詳しくはIELTS公式サイトを参照してください。

リスニングのレベル判定

日本英語検定協会の公式ウェブサイトによれば、リスニングテストでは主に、話の要点や特定の情報を聞き取る能力、話者の意図や姿勢・目的を理解する力、議論の展開についていく力などが測定されます。配点は各1点で、40点満点です。

問題の難易度に応じて、原則1.0から9.0までのバンドスコアに変換されます。0は非受験の場合で、回答さえすれば1のスコアがつきます。

リーディングのレベル判定

リーディングテストでは、①文章の要点や趣旨・詳細を把握する力、②言外の意味を読み取る力、③筆者の意図や姿勢・目的を理解する力、④議論の展開についていく力などが測定されます。配点はリスニングと同様、各1点で、40点満点です。

ライティングのレベル判定

ライティングテストでは、①質問に適切にこたえる力、②一貫性、③語彙力、④文法力が測定されます。採点基準は主にこの4つを基にしています。

スピーキングのレベル判定

スピーキングテストでは、①質問に答えながら、日常の話題や出来事について情報を伝え、 意見を述べるコミュニケーション能力、②与えられたトピックに関して適切な言葉使いと一貫性を持って、ある程度の長さのスピーチをする能力、③説得力のある意見を述べ、物事を分析、 議論・推測する力などが問われます。採点基準は主に、①流暢さと一貫性、②語彙力、③文法力、④発音、の4つです。

IELTSとCEFRの点数の比較

CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languages (ヨーロッパ言語共通参照枠) の略称です。

CEFR は外国語の熟達度を A1、A2 、B1、B2、C1、C2 の 6 段階に分けて説明しており、A1が一番低く、C2が最も高いレベルです。
CEFR の等級は、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す「can-do descriptor」を使用し、レベルごとに見やすく示しています。

現在CEFRは国境を越えて、異なる試験を相互に比較することが可能な国際標準規格として欧米で幅広く導入されつつあります。

CEFR IELTS
C2 8.5-9.0
C1 7.0-8.0
B2 5.5-6.5
B1 4.0-5.0
A2 3.0
A1 2.0

※以上の比較は、 ブリティッシュ・カウンシル(および日本英語検定協会)資料をもとにご紹介しています。

ブリティッシュ・カウンシルの公式ウェブサイトによれば、IELTSのスコアは、CEFRのスコアに上記のように読み替え可能です。IELTSではCEFRのA1以下からC2レベルまで、幅広く判定が可能な試験です。
上の表からもわかるように、IELTSのメリットは、CEFRや英検に比べて、細かいレベルが表示されるため、自分の本当の意味での実力が評価される点でしょう。
またTOEFLとは違い、A1レベル以下のスコアもきちんと表示されるので、TOEFLに自信のない方は受けてみるべきテストといえることが分かります。

(TOEFL iBTスコア解説参照:TOEFL iBT スコアシート解説

まとめ

IELTSのスコアは、英語4技能に関してそれぞれ、0から9.0までのスコアで表されます。 総合的な英語力を知るためには、右端のオーバーオールスコアを参考にしましょう。 またIELTSのスコアはCEFRのA1以下からC2までを判定することができます。

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