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【英語ができる教師はダメ?】文科省の調査で意外な結果が明らかに!

2017.04.13

 

英語ができる教師の生徒は伸びない?

先日、文部科学省が2016年度の「英語教育実施状況調査」の結果を公表しました。各都道府県の中学生・高校生の英語4技能力の調査結果、及び中学・高校教員の4技能力に調査結果が公表されました。この結果が意外にも、教師と生徒の成績が噛み合わない形となりました。

教師と生徒の4技能試験取得率の成績比較

教員は「英検準1級」、高校3年生は「同準2級」、中学3年生は「同3級」レベル以上の4技能試験取得率の割合が調査され、都道府県別に公開されました。

 

 

上の図は英検準1級以上の英語力をもつ高校教員がいる都道府県TOP7と、その都道府県で英検準2級以上の英語力をもつ高校3年生とを比較したグラフです。

全国の高校教員の英検準1級以上取得率の平均が62.2%となる中、香川県が89.1%と首位に輝きました。その一方、香川県の高校3年生の英検準2級以上取得率は34.4%と、全国平均の36.4%を下回る結果となりました。同様の問題を抱えているのは香川県だけではないようで、教員の英検準1級以上取得率上位である、熊本県(4位)、愛媛(6位)、佐賀(7位)の高校3年生の英検準2級以上取得率は平均を下回りました。

 

中学校を対象にした調査でも似たような傾向の結果となりました。中学3年生の英検3級以上取得率の成績トップは奈良でしたが、中学教員の英検準1級取得率の成績は平均をわずかに上回る程度でした。又、中学3年生の英検3級以上取得率が成績上位の、千葉(4位)、群馬(7位)、埼玉(8位)の教員の英検準1級取得率の成績は全国平均を下回る結果となりました。

 

教員の英語力と指導力は別物

今回の文部科学省の調査結果から、教員の英語力と生徒に英語を教える指導力は別物であるだろうということがデータとしてわかりました。今後、教員の方々には、英語力とは別に指導力の向上が求められてくるのではないでしょうか。

※詳細はこちらをご覧下さい。

出典:平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について