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2018年8月開始の【英検CBT®︎】とは?概要・英検との違い・採用大学・対策法

2018.02.27

2018年8月から英検CBTが新たにスタートします。英検CBTとはコンピュータ上で行われる英語検定試験で、英語4技能を1日で測定でき、そのスコア結果は高校や大学の入試で活用することもできます。2級・準2級・3級を対象に、毎月1回日曜日に実施される予定です。本記事では英検CBTの概要や、通常の英検との違い、採用大学や受験者が押さえるべき対策法についてお伝えします。(2018年2月更新)

英検CBT®︎の概要

英検CBT®︎とは?

英検CBTは、公益財団法人日本英語検定協会が運営する英語4技能検定試験です。通常の英検と違いコンピューター上で行われる試験で、2018年度8月より新たに実施がスタートします。またそれに伴い、これまでの英検CBTは2017年度第3回試験で終了します。

Q. CBTとは?

A. CBTとは、Computer Based Testingの略称です。コンピュータを利用した試験の総称を指します。紙の試験からコンピュータを使った試験にすることで、採点処理や結果通知に要する時間・コストを大幅に削減します。また、紙の試験では実施が難しい音声や動画を用いた問題を受けることができ、受験者の理解促進にも効果的です。

実施される級

新しい英検CBTでは、これまでの2級・準2級に加え3級でも実施されます。

高校入試で使われることの多い3級が追加されたので、大学入試だけでなく高校入試での活用も期待できます。

試験内容

試験構成は通常の英検と同じです。(個別の設問内容は異なります。)英検と同じように、英語力の証明として受験などに活用することができます。

通常の英検ではリスニング、リーディング、ライティングの一次試験とスピーキングのみの二次試験が2回に分かれていましたが、英検CBTではコンピュータで受験するため、4技能すべてを1日で受験できるようになりました。なお英検CBTのスピーキング試験は録音式で実施されます。

2級の一次試験内容
技能 形式 詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う 20 短文
会話文
4肢選択  
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う  6 説明文
長文の内容
 一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える  12 Eメール
説明文
ライティング  英作文 質問に対する回答を英文で書く  1  (英作文なので問題文はない)  記述式
リスニング 会話の内容一致選択 会話の内容に関する質問に答える。(放送回数1回) 10  会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ
4肢選択 
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。(放送回数1回) 15 物語文
説明文

(参照元:英検公式サイト

準2級の一次試験内容
技能 形式 詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う 20 短文
会話文
4肢選択  
会話文の文空所補充 会話文の空所に適切な文や語句を補う  5 会話文
 長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う  物語文
説明文 
長文の内容
 一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える  7 Eメール
説明文
ライティング  英作文 質問に対する回答を英文で書く  1  (英作文なので問題文はない)  記述式
リスニング 会話の応答文選択  会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回)  10  会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ
会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
10 4肢選択 
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
10 物語文
説明文

(参照元:英検公式サイト

3級の一次試験内容
技能 形式 詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う 15 短文
会話文
4肢選択  
会話文の文空所補充 会話文の空所に適切な文や語句を補う  5 会話文
長文の内容
 一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える  10 掲示・案内、Eメール(手紙文)
説明文
ライティング  英作文 質問に対する回答を英文で書く  1  (英作文なので問題文はない)  記述式
リスニング 会話の応答文選択

 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う。(放送回数1回、補助イラスト付き)

 10  会話文 3肢選択
(選択肢読み上げ
会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
10 4肢選択 
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数2回)
10 物語文
説明文

(参照元:英検®︎公式サイト

合否結果とスコア

合否判定も通常の英検と同じく、リスニング、リーディング、ライティングのスコアで一次試験の合否が決まり、一次試験の合格者のみ二次試験のスピーキングスコアの合否が判断されます。また、英検CBTでは合否に関わらず4技能すべての英検CSEスコアを取得することができます。

Q. 英検CSEスコアとは?

A. 現行の英検は、測定方法の国際標準準拠と測定対象の4技能化がされています。測定方法を国際基準に対応させるために開発されたのが「英検CSE」です。

受験はこれまで同様級別となりますが、CSEスコアを導入することで、これまでのように合格、不合格といった検定結果だけでなく、各技能をより細かなスコアとして測定することが可能となりました。またCEFRに対応した他の資格試験のスコアと比較可能となりました。

※英検CSEスコアについての詳細を知りたい方はこちら、読めば一発でわかる!英語の学習意欲を高める「英検CSEスコア」とは?をご覧ください。

英検CBTでは一次試験免除や二次試験(スピーキング)免除の制度はないので注意が必要です。

試験日程

英検CBTは2018年8月にスタートし、毎月1回日曜日に行われます。具体的な日程はまだ公表されていません。(2018年2月現在)

通常の英検は年に3回実施されていますが、英検CBTは1回次につき4回試験が実施されます。英検CBTは年間を通して合計12回試験が実施されますが、受験できるのは年3回までと制限されています。

会場

英検CBTは次の全国13都市で開催予定です。

北海道、宮城、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄

2019年度からは全国展開が予定されています。

検定料・申し込み

英検CBTは1年中いつでも申し込み可能です。具体的な申し込み開始時期や検定料についてはまだ公表されていません。(2018年2月現在)

また英検CBTでは、申し込みから受験票のダウンロード、合否結果の確認まで全てWEB上で行うことができます。申し込みの際、顔がはっきりと確認できる顔写真の登録が必要です。


ここが違う!英検CBT®︎と英検®︎を比較

受験のチャンスが計6回に増える!

英検と英検CBTは併願が可能なので、通常の英検3回に加え年間で合計6回(英検3回+英検CBT3回)受験の機会ができることになります。

その分合格の可能性が高まりますので、特に英検を大学や高校の入試に活用しようと考えている中高生の方には大きなメリットです。

ただし英検CBTでは、1回次に4回の試験が実施されていますが、1つの級を受験できるのは1回次につき1回のみです。

4技能を1日で受験できる!

通常の英検は一次試験と二次試験の間に約1ヵ月の期間があり、最終的な合否結果を得るにはさらに1週間がかかります。

英検CBTは1日でリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能をすべて受験でき、すべてのスコア結果を一度に取得することができるため、忙しい受験生や社会人の方にとっても利用しやすい試験だと言えます。

合否に関わらずスコアを取得できる!

さらに通常の英検と大きく違うのは、合否に関わらず4技能すべての英検CSEスコアを取得できるという点です。通常の英検では一次試験が不合格だと二次試験を受験することができないため、一次試験不合格者はスピーキングの英検CSEスコアを得ることができませんでした。

新しい英検CBTでは、1日で4技能すべてを受験するため、合否に関わらず4技能すべての英検CSEスコアを取得することができます。一次試験で不合格であった人を含め、受験者全員が自分の4技能のスコアを測り、学習に役立てることができます。

他のCBT試験との比較

英検CBTの他にも、TEAP CBTやTOEFL iBTなどの多様なCBT試験が実施されています。英検CBTとの比較をまとめました。

 試験

英検CBT

TEAP CBT TOEFL iBT GTEC CBT
2級 準2級 3級
 レベル(CEFR) B1   A2  A1  A2~C1  B1~C1 A1~C1 
 試験時間

約117分

約106分  約80分   200分  190~240分  約175分
 受験機会 計6回   計6回  計6回 年3回実施  月3~4回実施   年3回実施(年度内2回まで受験可)

※CEFRについて詳しく知りたい方は各4技能試験を比較できる国際基準企画「CEFR」とは?をご覧ください!


英検CBT®︎採用大学

英検CBTは英検と同じ試験なので、入試条件に英検を採用している大学に英語力の証明として提出することができます。詳しくは英検®︎公式サイトをご覧ください。

また英検や英検CBTは、2020年度より運用が始まる大学入試の英語新テスト(「大学入試英語成績提供システム」)にも参加申し込みがされており、今後その重要性がますます高まっていく可能性が大いにあります。

実際にどの民間試験が大学入試の英語新テストに採用されるかは、2018年3月末に大学入試センターから公表される予定です。4skillsでも順次お伝えして参ります。


英検CBT®︎の対策

英検CBTの対策で重要なポイントは次の3つです。

・コンピュータ形式の試験に慣れる
・4技能バランス良く勉強する
・TEAP CBTやTOEFL iBTなど1日で4技能すべてを測るコンピュータ形式の試験を試しに受験してみる

英検CBTと通常の英検は問題構成は同じですが、パソコンの画面上で解答するのには初めは戸惑う人が多いかと思います。とくにキーボードタイピングや画面越しでのスピーキングは練習が必要です。

また通常の英検と違って、1日でリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングをすべて受験するため、日頃から4技能をバランスよく対策する必要があります。TEAP CBTやTOEFL iBTなど1日で4技能すべてを測るコンピュータ形式の試験を試しに受験してみると良いでしょう。

4skillsの英検®︎対策記事

【英検®︎対策決定版】受験者必見!英検各級の対策問題と対策法まとめ
全級対応!英検®︎二次試験の前に知るべき情報まとめ

※参照:英検CBT®︎公式ページ

※英検®及び英検CBT®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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