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コラム

英検®︎合格者アンケート【集計結果の発表】中高生の受験目的は「進学活用」がトップ!

2018.05.02

 

本サイト「4skills 新テスト・英語民間4技能試験対策サイト」にて「【中高生限定】英語合格者アンケート」を実施し、全国の中学生・高校生から回答を募集しました。募集期間2018/2/2〜2018/4/5の間に、多数の回答をお寄せいただきました。ご回答くださいました皆様には厚く御礼を申し上げます。

「【中高生限定】英語合格者アンケート」では、「合格時の学年」「合格級」「受験目的」「合計受験回数」「対策期間」についてアンケートを取りました。

 今回頂戴しました回答を集計した結果からは、中高生の英語検定試験に対する意識や期待などが伺えます。そのいくつかを取り上げてみましょう。

回答者データ

 今回、回答頂いた中高生のデータは、次のとおりです。(中学生326名、高校生177名、合計503名)

 

受験目的は?

どのような目的で英検を受験したのかを聞いた結果を、学年別に集計したのが(グラフ#1)です。

(グラフ#1)受験の目的を学年別に集計したグラフ

全学年を通じて最も多かった回答は「入試に活用する」で、中2と高2で特に多くなっています。これは高校受験・大学受験を具体的に考え始める学年だからだと思われます。

次いで多いのが「英語力を知る」です。そして、ほぼ同じ割合となっているのが「学校の奨め」で、これは中2〜高2の学年で多くなっています。

なお、「留学に活用する」ために受験している方はあまり多くなく、特に高校に進むと留学よりも大学進学の方が現実的な課題になっているようです。

 

回答の多かった3つの目的について、受験した級別に集計したのが(グラフ#2)です。

(グラフ#2)受験目的「入試活用」、「英語力測定」、「学校推奨」を級別に集計したグラフ

(グラフ#2)によると、「入試の活用する」ために受験しているのはほぼ準1級まで、また学校から受験を奨められるのはほぼ2級までであることがわかります。

「学校の奨め」については、学校の種別による違いも見られました。次の(グラフ#3)を御覧ください。

(グラフ#3)受験目的の割合を学校種別に集計したグラフ

(グラフ#3)にあるように、国公立の学校よりも私立の学校の方が生徒に受験を奨めている様子が見られます。

合格するまでに何回くらい受験するの?

今回回答して頂いた皆さんが、合格するまでに何回受験したのかを表したのが、次の(グラフ#4)です。

(グラフ#4)受験回数の割合を学年別に集計したグラフ

全体では、65%くらいの方が1回の受験で合格していますが、3回以以上受験した方も15%くらいいます。学年別に見ると大きな差はありませんが、高2だけが2回受験の割合が多くなっています。学校で到達目標として決められている、大学受験に備えて高2までに合格を手にしておきたい、といった理由が考えられます。

(グラフ#5)受験回数の割合を合格級別に集計したグラフ

級別に受験回数を見ると(グラフ#5)、準1級で受験回数が増えています。やはり、準1級以上になると難易度が大きくアップするようです。

また、準1級の受験者は他の級に比べて私立学校の生徒が多い(グラフ#6)ことから、英語を得意とする(あるいは、切り札にしたい)私立学校の生徒がより高い資格の取得を目指して積極的に挑戦しているのではないかと思われます。

(グラフ#6)学校種別の割合を合格級別に集計したグラフ

受験するときは、どれくらい準備するの?

受験する以上は、合格したいはずです。では、受験者はどれくらいの期間準備して試験に臨んでいるのでしょう。 

(グラフ#7)受験対策期間の割合を学年別に集計したグラフ

(グラフ#7)は、学年別に準備期間を集計した結果です。ほとんどの学年で、準備期間は1か月程度となっていますが、高3だけが準備期間が長くなっています。進路決定を控えた高3で資格試験を受験するには、それ相応の具体的な理由(大学入試で必要、就職で有利など)があるはずです。

それゆえ、「後のない」高3生は必要な資格を取得するために長い時間を費やしてでも合格を目指しているのではないでしょうか。

(グラフ#8)受験対策期間を合格級別に集計したグラフ

また、級別に見た準備期間(グラフ#8)では、難易度に相関して、準1級以上の受験準備期間が長くなっています。

まとめ

中高生にとって、英検®︎受験の意味は?

以上、いくつかの観点から今回の受験者アンケートの集計結果を見てきました。全体を通じて、進路選択や進路実現に向けて中高生が英検を積極的に活用しようとしている姿が伺えます。

 

上図は、今回の結果から見た中高生にとっての英検の位置づけをイメージ化したものです。生徒自身(あるいは、学校として)の目標を考えるとき、「できればこれくらいまでいきたいな」という『上位目標』と、「少なくともこれくらいはいっておかなければ」という『下位目標』の2つがあります。

したがって、この2つの目標の間に入ることができれば一定の満足感(評価)が得られることになります。上図は、今回の集計結果をもとに、学年ごとにどれくらいの『上位目標』と『下位目標』を想定しているのかを表しています。中学の段階では、上位=準2級、下位=3級というのがおおむね想定している目標であり、高校になると、上位=2級〜準1級、下位=準2級が目標になっているようです。

これに対して、中高生全体の英語力の実態レベルを示したのが右下の点線です。これは文科省が発表している『英語教育実施状況調査2016』のデータを参考に、模式的に表したものです。同調査によると、中学3年生の到達目標である英検3級程度に到達している生徒は36.1%、高校3年生の到達目標である英検準2級程度に到達している生徒は36.4%となっています。

このような現状を考えると、今回アンケートに回答いただいた中高生のみなさんは意識的にも、学力的に高いことがわかります。国は学校教育における英語教育の抜本的な改革を進めていますが、成果は思ったように上がってきていないのが現実です。そのような中、意識の高低によって、英語力に大きな差が出てくる可能性が感じられた今回のアンケート結果でした。

今回は、中高生の意識を中心に調査しました。今後も、本サイトでは英語を積極的に学ぼうとする皆様のお役に立てるような取り組みを続けていきたいと思います。引き続き、ご協力をお願いいたします。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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