» 【TEAP総まとめ】〜試験概要・日程・活用法・問題解説〜

新テスト・英語民間4技能試験対策サイト

学習法・勉強法

【TEAP総まとめ】〜試験概要・日程・活用法・問題解説〜

2018.08.13

高校生のみなさんのために、TEAP受験に必要な情報をすべてわかりやすくご紹介します!

本記事では、TEAP試験概要・日程・採用大学・活用法をまとめています。また、技能ごと(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)の問題解説もしていきます。

TEAP受験に必要な情報は、この記事ですべて手に入りますよ。

*試験概要は2018年8月時点のものです。

❏TEAP試験概要

❍TEAPとは?

TEAPとは、Test of English for Academic Purposesの略語で、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力を測定するテストです。スコアは取得後から2年度の間有効です。(2018年度TEAP受験の場合:2020年度入試まで利用可能。ただし個々の大学入試における有効期限については、各大学の規定による。)

総合的な英語力を正確に把握することができるよう「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能のテストで構成されています。

❍受験対象者

高校2年生から受験することが可能ですが、高校3年生を主な対象に大学入試を想定して開発されており、英検の準2級〜準1級のレベルに相当します。


❍TEAPの特徴

♣️出題分野

TEAPでは、英語で講義を受ける、英語の文献を読み解く、英語で発表を行うなどの場面を想定した設定・出題内容となっており、アカデミックな英語に特化しています。

♣️日程

受験機会は年に3回あります。

【2018年度】

申込はすべてインターネットで行いますが、受験料の支払い方法によって申込期間が異なります。

  試験日  支払い方法 申込期間
第1回 7月22日(日) コンビニ・郵便局ATM 5月14日(月)~ 6月17日(日) 
クレジットカード 5月14日(月)~ 6月28日(木) 
第2回 9月16日(日) コンビニ・郵便局ATM 7月9日(月)~ 8月5日(日)
クレジットカード 7月9日(月)~ 8月16日(木) 
第3回 11月18日(日) コンビニ・郵便局ATM 9月10日(月)~ 10月14日(日)
クレジットカード 9月10日(月)~ 10月25日(木) 

「早速申し込みをしよう」という方は、こちらに申し込み方法が詳しく載っているのでぜひチェックしてみてください!【TEAP受験体験記vol.4】東京外大生が挑戦!〜申し込み方法と試験概要の解説〜


❍採用大学

TEAPは英検、GTEC CBTなどと同じく、英語の資格・検定試験の1つです。大学入試で資格・検定試験利用型入試の選択肢の1つとして設定している大学もますます増えてきています。

あらかじめ導入をしている大学や、その基準スコアを知っておくことで、計画的な受験プランを練ることが出来るでしょう。TEAPを採用している大学に関しては、以下をご覧ください。(年度により、情報が異なる場合があるのでお気を付けください)

【TEAP直前】TEAPを2018年度入試に採用している大学一覧! 
TEAP採用大学の出願時条件まとめ


❍活用法

TEAP利用型の入試では、各大学で設定している出願基準点をクリアすることで出願が可能になったり、英語の試験が免除されたりします。大学によっては、複数学科への同時出願も可能な場合があります。

4skillsではTEAP利用型受験をし、見事有名大学に合格したお2人の方にインタビューをしました。詳しくはこちら⇒

早稲田大学の合格者が語る、絶対に「英語4技能試験」を受けるべき理由とは?
TEAP利用型で上智大学に合格した近藤さんにインタビュー TEAP攻略法とは?

❍スコアシート(成績表)

TEAPには「合否」がありません。4技能すべてがスコア(20〜100)とCEFRのレベル(Below A2〜B2)でフィードバックされます。試験の結果はWebサイト、および郵送で届くスコアシート(成績表)で確認することができます。リーディングとリスニングの結果は試験の約1週間後、ライティングとスピーキングの結果は試験の約2週間後に、Webサイト上で確認できます。また、試験1ヶ月後に紙のスコアシート(成績表)が届きます。

スコアシート(成績表)の見方に関しては、4skillsのライターが受験体験記の中で詳しく解説しているのでぜひご覧ください!【TEAP受験体験記vol.6】結果発表!スコアシートの解説と高得点への勉強


❏パート別問題解説

❍リーディングパート

リーディングは70分間で、60問の問題を解きます。Part 1では英検準1級〜1級レベルの単語・熟語が出題されます。単独で単語を暗記しても解くことのできない問題も見られるので、前後の語句との接続に留意して解きましょう。

Part 2ではグラフや掲示、Eメールから情報を読み取り、英文と結びつける力も試されます。パッセージ全体のトピックを素早くつかみ、英語を英語のまま正確に理解できるよう勉強しましょう。

Part 3ではいくつかのパラグラフから構成される長い論説文を読み、内容、論理の展開と結論を読み取る力を試されます。練習問題を解く際には、パラグラフごとのトピックを1文でまとめる訓練や、英文全体を英語で要約する訓練を併せて行ってみてください。

試験時間:70分
問題数:60問
解答方式:マークシートによる選択方式(4択)

大問 問題形式 問題内容 問題数
Part 1  語彙・語法 文脈にあった単語を選ぶ。 20問
Part 2A 図表の読み取り 大学の授業で出てきそうなグラフを見ながら、30語程度の英文の設問文の内容に合うものを選択肢の中から選ぶ。 5問
Part 2B 掲示・Eメールなどの読み取り キャンパスライフの中で見かける学業に関わる短い文章の英文を読んだあと、その内容を問われる。 5問
Part 2C 短い英文の読み取り 大学で使われる教科書からの抜粋や、大学の講義でのテーマの紹介文などを読んだあと、その内容を問われる。 10問
Part 3A 長い英文の読み取り 2つの英文を読み、それぞれ4箇所の空所に選択肢を補充する。 英文2題/8問
Part 3B 長い英文の読み取り 2つの英文を読み、 設問文の内容に合うものを選択肢の中から選ぶ。 英文2題/12問 

 


❍リスニングパート

リスニングは約50分間で、50問の問題を解きます。Part 1では、1つの会話やパッセージに対して、1つずつの設問があります。注意しなければいけない点は、質問は問題冊子に載っておらず、音声で流れるということです。このパートはひっかけ問題はなく、大体は主題について聞いているため、特別なテクニックは使わずに普通に内容を聞き取る練習をしてください。

Part 2は、長い会話やパッセージを聞き、それに対して複数の質問があります。Part 1とは違い、シチュエーションと質問文が冊子に書いてあります。時間に余裕があれば、質問文を先に読んでおくと、聞き取りの際に重視すべきところが分かりますよ。

試験時間:約50分
問題数:50問
解答方式:CDによる放送・マークシートによる選択方式(4択)

大問 問題形式 問題内容 英文の長さ 問題数
Part 1A 対話問題 学生と、教授やカウンセラーなどの2人の対話を聞いて、設問に答える。 100語程度の英文
(1問30〜40秒)
10問
Part 1B ナレーション問題 講義や、博物館でのガイドの説明などの話を聞いて設問に答える。 70語程度の英文
(1問約30秒)
10問
Part 1C グラフ問題 グラフに関する英文を聞いて、その内容に合致するグラフを選ぶ。 70語程度の英文
(1問約30秒)
5問
Part 2A 対話問題 最初の2題は2人、最後の1題は3人での対話で、その内容に関する設問に答える。  300語程度の対話
(1題90〜120秒)
英文3題/9問
Part 2B ナレーション問題 1人が話す講義(文学、歴史、経営学など幅広い分野)を聞いて、その内容に関する問いに答える。  220語程度の英文
(1題約90秒)
英文4題/16問

❍ライティングパート

ライティングパートは、問題冊子にTask AとTask Bの2つのパートの問題が印刷されていて、空いているページやスペースにメモを書き込むことができます。両パート合計【70分】で2つの英作文を書くことが求められ、各パートの時間配分は自由です。解答は、すべて解答用紙の枠内に記述します。

試験時間:70分
問題数:2問
評価方法:認定された採点者による採点
注意事項:問題に関する冊子内の指示文はすべて英語
パート 出題内容 求められる力 問題数 目標解答時間
Task A
課題文の要約
評論文を読み、その内容を約70語程度(65語〜75語が目安)で要約した文章を書く。 論説記事などの問題文を読み、その要旨を簡潔にまとめる力。 1 約20分
Task B
エッセイ

2つの図表と2つの英文を読み、それらの論点と自分の意見を約200語程度でまとめたエッセイを書く。

英文や図表に示された複数の情報に基づいてまとまりのある文章を書く力。 1 約50分

❍スピーキングパート

4つのパートのうち最後に行われるテストが、スピーキングです。試験監督者の指示にしたがって待機し、順番がきたら面接官(Examiner)のいる部屋に入ります。試験は1対1の面接方式で、採点のために録音または録画されます。

試験時間:約10分
問題数:4問
解答方式:Examinerとの1対1の面接方式
評価方法:認定された採点者による採点
大問 出題内容  質問数 所要時間
Part 1 受験者自身についての質問に答える。  3つ 約2分(準備時間なし)
Part 2 トピックカードに書かれたリストに沿って受験者がExaminerに質問をする。 4つ  約2分(準備時間30秒)
Part 3  トピックカードに書かれたトピックについて、約1分間のスピーチをする。 1つ  約1分(準備時間30分)
Part 4 (Q&A)さまざまな話題についての質問に答える 。 4つ  約4分(準備時間なし)

〜受験前後のあいさつ〜

TEAPのスピーキングでは「面接態度」という評価項目はありませんが、しっかりとした発声で答えましょう。Examinerからは頻繁に”OK?”などと確認をされます。これらに対しても、”Yes!”とはっきり答えることを心がけましょう。以下は入室と退室の流れです。

♣️入室の流れ(E=Examiner, S=Student)

E: Please have a seat.
S: Thank you.
E: May I have your examinee form, please?
S: Yes. Here you are.
E: Thank you. May I ask your name, please?
S: My name is Taro Yamada.

♣️退室の流れ

E: OK, Thank you. This is the end of the test. You may go now.
S: Thank you.
E: Here is your examinee form. Have a good day!
S: Thank you, you too.


❏まとめ

いかがでしたか?

これでTEAPの試験概要・日程・採用大学・活用法・問題内容がわかりましたね。「TEAP対策方法を知りたい!」という方は以下のパート別対策記事や、4skilsライターが実際に受験して書いた受験体験記もぜひチェックしてみてくださいね。

皆さんのTEAP受験を、心から応援しています!

TEAPパート別対策記事

記事内容 記事名
リーディング TEAPリーディングは単語、熟語を覚えても意味がない?読解のコツ
TEAPリーディングPart2A図表の読み取りはグラフ読解力が肝!
リスニング TEAPリスニング対策で使えるコツと無料動画を紹介!
ライティング 【TEAPライティング Task A】スコアを伸ばせる2つの対策法
【TEAPライティング対策】Task B エッセイ問題攻略のための3つのポイント!
IELTS・TEAPのライティングで確実に使えるグラフ表現方法!
スピーキング TEAP面接は10分!本番でスピーキング力を発揮できる学習法
TEAPスピーキングの面接時に使えるテンプレート3選

TEAP受験体験記事

第1弾 東京外大生が挑戦!〜TEAP申し込み方法と試験概要の解説〜
第2弾 【TEAP受験体験記vol.5】受験生が絶対に知っておくべき当日の流れと注意点
第3弾 【TEAP受験体験記vol.6】結果発表!スコアシートの解説と高得点への勉強

タグ一覧

人気記事

1
学習法・勉強法

読めば一発でわかる!英語の学習意欲を高める「英検CSEスコア」とは?

2
4技能試験の概要/特徴

TEAPの概要・配点・難易度とメリット・デメリット

3
学習法・勉強法

英検®︎準2級二次試験の面接パーフェクトガイドを読め!

4
学習法・勉強法

英検®︎3級二次試験は中1英語で合格!スピーキングでパニックにならないための面接シュミレーション!

5
学習法・勉強法

英検®︎2級ライティング問題で7割取れる英作文を書く7つのコツ