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TOEFL Junior Comprehensiveスコアシート詳細解説

2015.10.19

TOEFL Junior Comprehensiveでは、TOEFL iBT同様、合否判定はありません(内容については、TOEFL Junior Comprehensiveの概要をご覧ください)。

TOEFL Junior® Comprehensive対策コース
そのかわり、リスニング、リーディングは140〜160点、スピーキング、ライティングは0〜16点のスコアで結果が出ます。
セクションごとのスコアの比重はどれも同じです。リスニングとリーディングは140〜160点で採点され、スピーキングとライティングは0〜16点で採点されるからと言って、リスニングとリーディングの方が重視をされているわけではありません。すべてのセクションで全力を尽くしましょう。

欧米で基準として導入されているCEFRを基にしたTOEFL Junior Comprehensiveのスコアレベルとスコアシートの解説をします。

スコアレベル

TOEFL Junior® Comprehensiveのスコアレベルは下の表の通りです。

スコアレベル/セクション リーディング リスニング スピーキング ライティング
C2
C1
B2 157~ 157~ 14~ 13~
B1 151~ 150~ 11~ 10~
A2 143~ 143~ 8~ 6~
A1 140~ 140~ 0~ 0~

スコアレベルは、CEFRを基にランク付けされています。
CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languages (ヨーロッパ言語共通参照枠) の略称です。
外国語の熟達度を A1、A2 、B1、B2、C1、C2 の 6 段階に分けて説明しており、A1が一番低く、C2が最も高いレベルです。
CEFRは異なる試験を相互に比較することが可能な国際標準規格として、現在欧米で幅広く導入されています。
TOEFL Junior ComprehensiveではC1とC2を測ることが出来ません。
レベルごとの英語能力の違いは下の表を参照してください。

CEFRレベル 認められる能力
C2 あいまいで入り組んだ構造の内容でも全て簡単に理解できる。自然な自己表現ができ、流暢で細かなニュアンスを正しく表現できる。
C1 高度な内容を理解でき、明確に伝えられてない意図でもしっかりと理解できる。流暢で状況にあった表現ができる。込み入ったトピックを詳しく表現することができる。
B2 様々な分野のトピックを辞書を使わずに理解することができる。自分が知っている分野の話題を慣用表現など、たくさんの表現を用いてかなり流暢に容易に表現できる。
B1 身近なトピックについて要点を理解できる。また、日常的な話題やなじみのあるトピックに関しては、何も問題なく会話を続けることができる。
A2 速くなく明確な会話を理解することができる。様々な簡単な英語を用いて、身近で日常のトピックに関して会話ができる。
A1 基本的で日常的な話題について、速くなく明確に話された内容は理解することができる。基本的な単語や表現を使って、前もって準備しておけば、自分の考えを伝えることができる。

スコアレポート

受験結果はスコアレポートとして報告されます。このスコアレポートは、アメリカのETS(非営利のテスト開発機関)が発行するオフィシャルスコアレポートと、GC&T(テスト運営団体)が発行する日本語のパフォーマンスレポートの2つに分かれています。

TJC Score Sheet

1. オフィシャルスコアレポート(英語)

TOEFL Junior Comprehensiveを開発したETSが発行するスコアレポートで、受験者の言語能力を公的に証明する資料として使うことができます。合計、またセクション別スコアのほかに、セクションごとのCEFRを基準にしたスコアレベルや、リーディングの*Lexile指数も示されます。
*Lexile(レクサイル)指数とは、米国の団体が開発した、読者の英文を読む力と英文の難易度のそれぞれを示す測定単位です。現在では世界165の国と地域で活用されています。

①: 受験者の名前、受験日、受験番号、生年月日、性別が記載されます。

②: 全体のスコアレベルが1~6で表示されます。

Level Label Overall Performance
6 Excellent 複雑な会話においても、高度な表現を使って、常に高いレベルの意思疎通に必要な能力が認められる。
5 Advanced 複雑な会話においても、高度な表現を使って、おおむね高いレベルの意思疎通に必要な能力が認められる。
4 Competent 少し込み入った状況でも、多くの場合、基本的な表現を使った簡単な会話で、適切な意思疎通に必要な能力が認められる。
3 Achieving 簡単な会話においては、基本的な表現を使って、いつも適切な意思疎通に必要な能力が認められる。
2 Developing 簡単な会話においては、基本的な表現を使って、時々適切な意思疎通に必要な能力が認められる。
1 Beginning 基本的な英語能力はある程度認められるが、適切な意思疎通を図るには更なるレベルアップが必要である。

③: ②で表示されたスコアレベルの受験者が出来ることに関するコメントが記載されます。

④: セクション別スコアとそれにともなうCEFRレベル、また受験者のCEFRレベルで出来ることに関するコメントが記載されます。リーディングセクションでは、Lexile(レクサイル)指数の記載もあります。

2.パフォーマンスレポート(日本語)

日本のGC&Tが発行するスコアレポートです。レーダーチャートなどを使って、とてもわかりやすく受験者の英語力に関して説明を記載してくれます。

Can-do Statements
スコアレベルをCEFRで表示して、受験者の英語能力を基にわかりやすくCan-do(できること)リストを示し、受験者ができることを星印で表します。自分が何ができて何ができないのか把握ができるため、今後の英語学習の方向性をしっかりと見据えることができ、さらなる学習意欲向上へとつながります。

⑤: 受験者の住所と氏名が記載されます。

⑥: 受験番号、生年月日、受験日程が記載されます。

⑦: 試験全体のレベルが表示されます。

⑧: セクション別のスコアとそれにともなうCEFRレベルが表示されます。Lexile(レクサイル)指数の記載もあります。

⑨: セクションごとのスコアのバランスがグラフで表示されます。

⑩: セクションごとにCEFRレベルが表示されます。

⑪: セクションごとに受験者の強みと改善すべきことに関してコメントが記載されます。

以上がTOEFL Junior Comprehensiveのスコアレポートの解説です。
セクションごとのスコアの表示などが違うので、自分の英語のレベルを正しく理解するために、まずスコアシートの読み方を理解しましょう。

 まとめ

TOEFL Junior Comprehensiveは、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能全ての英語能力を世界基準で測定する試験です。
セクションごとのスコアの表示方法などが違うので、自分の英語のレベルを正しく理解するために、まずスコアシートの読み方を理解しましょう。
スコアシートにはCEFRやLexile指数、Can-do Statements等が記載されるので、今後も英語学習を続ける中高生にとっては現在の実力を客観的に把握するのみならず、これからの学習計画を立てたり、将来他の試験を受けたりする際にも役立つでしょう。

TOEFL Junior Comprehensiveは、大学入試の外部英語検定試験として筑波大学、立教大学、神田外語大学で採用されています。試験の概要については、TOEFL Junior Comprehensiveの概要を参考にしてください。

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