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【TOEICリーディング対策】時間配分のコツとパート5と6の対策法

2018.12.06

はじめに

TOEIC受験予定者の皆さん、勉強は順調に進んでいますか?

2016年5月より新形式になったTOEIC。リーディングでは一部の問題構成が変わり、難しくなったと言われています。そこで今回は、TOEICリーディングの概要と、リーディングのパート5と6の対策法を説明します。また、時間配分のコツも紹介しますので受験の際に参考にしてみてください。


TOEICとは

TOEICは、ETS(Educational Testing Service)によって開発され、日本ではIIBC 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーションが運営しています。世界共通の基準として活用できる試験として日本では非常にポピュラーで、多くの企業・団体・学校に活用されています。最近では、社員採用時の基準や、昇進昇格のための要件としてTOEICのスコアを用いる企業が増えています。

TOEICにはいくつかの種類のテストがありますが、最もポピュラーなものがTOEIC Listening&Reading TestとTOEIC Speaking&Writing Testです。このうちListening&Reading Testは「リスニング(45分間・100問 )」「リーディング(75分間・100問)」の2つのセクションからなっており、すべてマークシート方式での解答になります。満点は「リスニング495点・リーディング495点」の合計で990点です。


TOEICリーディングの概要

パート 問題形式 問題数
Part 5 短文穴埋め問題 30問
Part 6 長文穴埋め問題 16問
Part 7 1つの文書 29問
2つの文書 10問
3つの文書 15問

※part1~part4は、リスニングパート。

このようにリーディングは3つのパートに分かれており、試験時間は75分です。新形式のTOEICでは、Part 5の問題数が10問減り、Part 6・7の問題数がその分増えました。比較的簡単な短文穴埋め問題の数が減り、長文を使った問題の数が増えたということは、制作側の意図としては、短文や語彙ではなく長文を素早く読める力、実戦力を重視するということでしょう。

しかし、短文穴埋め問題が減り、解答に時間がかかる長文問題が増えたことで、時間内に解き終わることが従来よりも難しくなったということが言えます。

したがって、今回は新しくなったTOEICのリーディングで350〜400点(CEFRでB1~B2レベルの相当)を目指す方に向けて、パート5と6の時間配分と効率的な解き方・対策法を紹介したいと思います。


TOEICリーディングの対策法

Part5

求められる英語力

Part 5では正確な語彙・文法の知識が求められます。また、後のパートにかける時間も考慮すると、素早く解答する力も必要です。語彙を増やすことはもちろん、「〜は〜だから、〜という答えになる」と説明できるだけの論理的な文法理解をしておくことが大切です。

▶︎オススメの対策法

語彙力アップの効率的な方法については過去記事「英単語はこう覚える!効率的な4つの暗記法で英語4技能に強くなれ」で紹介しているので、ぜひこちらを参考にしてください。

当日にできるテクニック①:時間配分

オススメの時間配分は以下の通りです。

1問を約15秒で解くことで、解くのに時間がかかるPart6とPart7に時間を残しておくことができます。もしPart5において、問題文の意味が把握できなかったり、選択肢が全てわからない単語だった場合は、その問題には時間をかけずに次の問題へどんどん進みましょう。

当日にできる解答テクニック②:選択肢タイプの把握

Part 5で出題される「短文穴埋め問題」は、選択肢のタイプによって

①語彙問題
②品詞問題
③前置詞問題
④接続詞問題
⑤動詞・時制問題
⑥代名詞問題
⑦比較級問題

の7パターンに分類されます。これらの中でも、Part 5の大半を占めているのが①語彙問題②品詞問題です。

①語彙問題では、ビジネスシーンでよく使われる英単語が問われます。例えば、”seminar”(セミナー)への “invitation”(招待)のメールで、”participation”(参加)を呼びかけたり、”customer”(顧客)に “product”(商品)を売るために “employees”(社員たち)が “meeting”(ミーティング)をしたり……..など、仕事に関する場面を想定した英単語が出題されます。

したがって、空欄の前後からどのようなシーンや話題なのかを判断し、そのシーンや話題に最も適した単語を選ぶようにすれば選択肢を絞り込めるはずです。シーンや話題が思い浮かばない設問にはあまり時間をかけず、サクサク進めることが大切です。

また、②の品詞問題は文法の規則を抑えていれば15秒もかけずして解けます。「形容詞の後ろに空欄があれば、その空欄は名詞か形容詞」、「前置詞の前後に空欄があるなら、その空欄は名詞」などという風に、瞬時に品詞を判別し選択肢を絞りましょう。


Part6

求められる英語力

Part 6では文法問題に加えて、長文読解問題の要素もあり、空欄を含む文の前後の文脈から語句を推測する力が求められます。選択肢の語句の違い(たとえば、動詞の時制を問うているのか、語句の意味を問うているのかなど)に着目して、瞬時に解答できる問題(文法問題)と時間がかかる問題(読解が必要な問題)を識別して、強弱をつけながら解答することで時間短縮に繋がります。

▶︎オススメの対策法

文脈から英単語の意味を推測するためには、英語読解力を上げることが重要です。長文読解スキルの1つとしての単語の推測方法については過去記事「これは使える!英単語推測スキルで英文読解力アップ!!」で解説しているので、ぜひこちらをお読みください。

当日にできる解答テクニック①:時間配分

オススメの時間配分は以下の通りです。

1文書を約2分間で解くというのは少し難しいかもしれません。というのも、TOEICが新形式に変わってから「文選択問題」が入ってきた事により、文書全体の内容を理解して解かなければいけなくなったからです。ただ、Part 7に時間を残しておくためには、Part 6でも分からないと思った問題は後回しにして、次に進むことをお勧めします。

当日にできる解答テクニック②:センテンス型問題から解く

Part 6の長文穴埋め問題は、長文の中に4つの空白があり、そこに当てはまる語句や文をそれぞれ4つの選択肢から選ぶという問題です。この問題には以下の2種類の形式があります。

センテンス型:文法知識に関する問題(5~6問程度出題)
テキスト型:前後の文脈を手がかりに解答する問題(10~11問程度出題)

センテンス型問題は、空欄を含んでいる1文だけを読めば正解が選べるので、前後の文を丁寧に読む必要がありません。したがって、最初にセンテンス型問題を片付け、残った時間でテキスト型問題を解くことをオススメします。

センテンス型問題とテキスト型問題の違いを例題で確認しましょう。※例題は長文から該当箇所だけを抜粋しています。

 <センテンス型>
Please excuse my lack of a prompt reply as I ______ in a meeting.
1. had
2. would have
3. am
4. was


Answer: 4. was

このように、センテンス型の問題は文法知識で解くことができます。一方、テキスト型の問題では、文脈に則って判断する必要があるため、空欄を含む1文だけを読んでも正解を選ぶことができません。

<テキスト型>
I still haven’t received information concerning your _____.
1. development
2. products
3. assignments
4. conference


Answer: 2. products

このようにどちらの種類の問題であるかは、選択肢を見ることで識別することができます。


まとめ

新しいTOEICリーディングで高得点を取るコツは、時間配分です。何度も練習問題を解いて、各パートにかける時間の感覚を掴んでおきましょう。Part 5やPart 6を悩みながらゆっくり解いていると、Part 7の最後まで解き終わることはできません。TOEICリーディングを解く際は「とにかく急ぐ」という意識を忘れずに、満足のいく解答を作りましょう!

次回はPart 7の対策法、時間配分をご紹介します。お楽しみに!

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