» 各4技能試験を比較できる国際基準企画「CEFR」とは?

新テスト・英語民間4技能試験対策サイト

4技能試験の概要/特徴

各4技能試験を比較できる国際基準企画「CEFR」とは?

2015.06.01

 

Common European Framework of Reference for Languages (CEFR/ヨーロッパ言語共通参照枠)は、欧米で幅広く導入されている国際標準規格です。

文部科学省は主要な4技能試験について、CEFRとの対照表を作成し、有識者会議に示したことで、英語教育関係者の間で話題となっています。

大学入試などで求められる英語力を、具体的に示すときに非常に便利であるため、幅広い面で活用されることが多くなりそうです。

4技能の各試験のスコアだけでなく、それに照らし合わせた自分のCEFRレベルを知っておくと、グローバル基準での自分の英語力を認識することができます。

また、CEFRレベル別に4技能の異なる試験のスコアの比較をしやすくなるので、各試験の目標スコアを自分で簡単に設定できるようにもなっています。

今回は、CEFRの各レベルの説明と、4技能試験とCEFRレベルの比較をご紹介いたします。

CEFRの各レベル

その言語で具体的に何ができるか(can-do descriptor)によって習得度を測り、それをC2,C1,B2,B1,A2,A1の6段階に分けて示されます。

C2が最も高く、A1が一番低いレベルです。

最初にC,B,Aのようにレベルが分類されています。

Cは熟練した言語使用者(Proficient User) 、Bは自立した言語使用者(Independent User)、Aは基礎段階の言語使用者(Basic User) と呼ばれています。

このアルファベットの中でも2つに分類されており、各レベルごとに何ができるか(can-do descriptor)と一緒にご説明します。

 

C2

聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。 いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構成できる。 自然に、流暢かつ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細かい意味の違い、 区別を表現できる。

C1

いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解することができ、含意を把握 できる。 言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。 社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。 複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細なテクストを作ることができる。その際テクストを構成する字句や接続表現、結束表現の用法をマスター していることがうかがえる。

B2

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解できる。 お互いに緊張しないで母語話者とやり取りができるくらい 流暢かつ自然である。 かなり広汎な範囲の話題について、明確で詳細なテクストを作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる。

B1

仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主 要点を理解できる。 その言葉が話されている地域を旅行しているときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。 身近で個人的にも関心のある話題につ いて、単純な方法で結びつけられた、脈絡のあるテクストを作ることができる。経験、 出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。

A2

ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる文や表現が理解できる。 簡単で日常的な範囲なら、身近で日 常の事柄についての情報交換に応ずることができる。 自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。

A1

具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることもできる。 自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりできる。 もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。

 

参考: ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構


各4技能試験との比較

英検、IELTS、TOEFL(R)、TOEIC(R)、TEAP、TOEIC(R) SW、GTEC CBTとCEFRの得点を比較してみましょう。

CEFR 英検 IELTS TOEFL(R) TOEIC(R) TEAP TOEIC(R) SW GTEC CBT

C2

8.5-9.0

C1

1級

7.0-8.0

95-120

900

400

360~

1400

B2

準1級

5.5-6.5

72-94

740

334-399

310~

1250~1399

B1

2級

4.0-5.0

42-71

520

226-333

240~

1000~1249

A2

準2級

3.0

400

186-225

160~

700-999

A1

3,4,5級

2.0

365

80~

400~699

詳しくは、各試験の記事または、公式サイトをご確認ください。

各試験のスコアシート解説は、以下をご覧ください。

英検IELTSTOEFLTOEICTEAPTOEIC SWGTEC CBT


まとめ

各試験によって、CEFRの測定できる段階が異なります。
自分の現在の英語レベルや、目標とする英語レベルを考慮して挑戦する試験を変えてみるのも良いと思います。
 
 
東京外語大学の調査によると、80%の日本人学習者はAレベルであると述べています。
みなさんの英語レベルはいかがでしょうか?
  • 4技能試験対策スクール

タグ一覧

人気記事

1
4技能試験の概要/特徴

TEAPの概要・配点・難易度とメリット・デメリット

2
学習法・勉強法

英検2級ライティング問題で7割取れる英作文を書く7つのコツ

3
学習法・勉強法

英語で小論文を書きたい人必見!英作文が上手くなる3つの方法

4
2018年4月入学入試

【2018年4月入学入試】TEAP利用型入試で上智大学に合格したいなら初めに読む記事

5
学習法・勉強法

【新形式】 英検準1級ライティングを攻略!その変更点と必勝ポイントは?