受験生6割が英語4技能を意識も、対策はまだ進まず

大学受験を予定している全国の15歳〜18歳の高校生400名を対象にした、「受験生に関する実態調査」の結果が学校法人 高宮学園 代々木ゼミナールより発表されました。今回の調査では、「受験生に必須のアイテム」、「英語4技能への意識」、「判断力、思考力、表現力への意識」や「塾の予備校選びのポイント」等の実態が明らかになっています。

受験生約6割が【英語4技能】を意識も、対策はまだ進まず

大学入試センター試験の後継となる新テストでは、英語4技能(リーディング、スピーキング、ライティング、リスニング)が総合的に評価されることが文部科学省より示されています。また一部の大学では英語4技能民間資格検定試験の大学入試活用がすでに開始されています。

今後の大学入試で英語4技能を総合的に評価する入試形態が増えるであろうことの知名度 (代々木ゼミナール調べ)

「今後の大学入試で、そのような形態の入試がより増えるであろうことを知っていますか」の質問に対しては56.8%が「知っている」と回答しています。

代々木ゼミナール調べ
英語4技能への対策を行っている割合 (代々木ゼミナール調べ)

英語4技能の知名度や注目度は確実に上がりつつあるが、その対策を始めている人はまだ4人に1人にとどまっているようです。

受験生7割以上が「自身の英語力には自信がない」とするも、海外志向は6割超え

「自信の英語力についてどう思いますか」の質問に対し、7割以上の高校生が「英語力には自信がない」と回答しました。その一方で、「近い将来、海外に出て活動してみたいと思いますか」の質問に対しては、6割が「海外で活動したい」と回答しており、現段階の英語力に関係なく、多くの受験生が近い将来何らかの形で海外で活躍していきたい希望があることが伺えます。

受験生の半数以上が勉強にSNSを活用

普段のコミュニケーションツール、情報収集手段としても幅広く使われるSNSですが、受験生の勉強の場で活用される機会も徐々に増えてきているようです。

約6割の受験生が何らかのSNSを勉強に活用していると回答しています。その中でも最も活用率が高かったのはTwitterです。

「勉強に何らかのSNSを活用している」と回答した受験生228名に対して、「勉強にSNSを活用する目的は何ですか」と聞いたところ「モチベーションを上げたい」と回答した人が約6割になりました。また、「記録を残したい」と回答した人が3割以上になり、勉強のためのメモや日記代わりに使用していることも伺えます。

いかがでしたでしょうか?!

日本の英語教育を取り巻く環境が常に変化していくなかで、受験生の勉強スタイルも変わってきているようです。

詳細は学校法人 高宮学園 代々木ゼミナール 【代ゼミ✕ADKワカスタ「受験生に関する実態調査」】をご確認下さい。

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