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【英検®︎3級】ライティング「意見論述問題」対策:初めての受験でも得点を伸ばせる2つのコツ

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英検®️3級を受験予定の皆さん、ライティングの対策はできていますか?

「英検®️3級に初めて挑戦するので、ライティングの正しい書き方を知りたい!」
「英検®️3級に挑戦してみたが、ライティングの点が伸びなかったので対策したい!」

という人は本記事必見です!ライティングの「意見論述問題」のコツを紹介するので、自信を持って試験を受けられますよ。

オンライン英会話ベストティーチャーの英検®️対策コースでは、1級 / 準1級 / 2級のライティングとスピーキングに特化した対策ができます。英検®️に精通した講師からアドバイスをもらって、合格を目指しましょう!無料体験レッスンも実施しているので、気になる方はぜひお試しください

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ライティングの採点ポイント

英検®️3級のライティングは、以下の4つの観点で採点されます。リーディング・リスニングのCSEスコアと合算されて、一次試験の合否が決まります。

内容 課題で求められている内容を答えている
構成 英文の構成や流れがわかりやすく論理的である
語彙 課題に相応しい語彙を正しく使っている
文法  文法的に正しい英文が書けている

1.内容:課題で求められている内容に答えている

内容で最も大事なポイントは、与えられた問題に対して適切に答えられていることです。これは当たり前のことですが、ライティングを苦手にする人の中には自分が書きやすい内容で答えてしまう人が少なくありません。全く関係がない内容を書くと、たとえ英語としては正しい文章を書いていても、0点になってしまうこともあります。緊張していても慌てず、問題を解く前に問題文を慎重に読みましょう!

2.構成:英文の構成や流れがわかりやすく論理的である

構成は、自分の考えとその理由をわかりやすく論理的に書けていることがポイントです!自分の考えだけを書いても説得力がありません。必ず納得してもらえる理由とともに書くことが大切です。また自分の考えと矛盾する内容を適当に書かないように気をつけましょう。接続詞を使うと、論理的な文章にすることができますよ。

3.語彙:課題に相応しい語彙を正しく使っている

語彙は、課題に相応しい語彙を正しく使えているかが採点のポイントとなります。正確なスペルで、語と語の間には適切なスペースを空けて書きましょう。文頭の単語や、固有名詞の1字目を大文字で書くことや、複数形の語尾を正しく変化させることも大事です。

4.文法:文法的に正しい英文が書けている

正しい文法にもとづいて英文を書くことができていることが大切です。特に動詞は、主語や時制に対応した形にするように、気をつけて書きましょう。意味の区切れにはカンマ、文末にはピリオドを打つなど、英文の基本的なルールはしっかりと守りましょう!

ライティングの勉強法・2つのコツ

それでは始めに、問題例を見てみましょう!
例題:
●あなたは,外国人の友達から以下のQUESTIONをされました。
●QUESTIONについて,あなたの考えとその理由を2つ英文で書きなさい。
●語数の目安は25語~35語です。
●解答がQUESTIONに対応していないと判断された場合は,0点と採点されることがあります。QUESTIONをよく読んでから答えてください。

Q: Do you like studying English?

試験のルールに沿ってその場で文章を書くのは難しいことですよね。そこで、スムーズに問題を解くための2つのコツを説明します。

その1. 段落の構成(テンプレート)

ライティング試験では使用すべき文法や単語の決まりはありませんが、25語〜35語となると、構成は定まってきます。事前にテンプレート(型)を知っておくと、本番でもスムーズに文章を書くことができますよ!テンプレートは、以下の通りです。

主張 自分の考えを述べる
理由1 1つめの理由を挙げる
理由2 2つめの理由を挙げる

次に内容を埋めてみましょう。まず、日本語でも英語でもいいので、問題に対する自分の考えを書いたら、理由をいくつか箇条書きにして以下のようなメモを作りましょう。

〜主張〜
私は英語を勉強することが好き

〜理由〜
・学校の英語の先生が好きだから
・将来英語の先生になりたいから
・英語を勉強することは将来の役に立つから
・英語を勉強すると外国のことがわかるから

理由については複数の中から、英語で表現しやすいと思うもの選びます。

主張 私は英語を勉強することが好きだ
理由1 英語の先生になりたい
理由2 英語の勉強は自分にとって大切だ

ここでは、決して”本音”や”事実”を書く必要はありません。習ったことのない表現やスペルに自信のない単語は、減点をされないためにも、避けましょう。

その2. 使えるパターン・フレーズ

書きたいことが決まっても「文法を間違ったらどうしよう」「ミスをしてしまったらどうしよう」と不安ですよね。そういう時にオススメなのが、便利なフレーズやパターンを覚えて使うことです。覚えることができたら、先程のテンプレートに従って正しく使えるように、何度も練習してみましょう。

①自分の考えを言い表す表現

I want to+動詞の原形. 私は〜したいです。
I want to be a(an) 職業. 私は〜になりたいです。
I like to+動詞の原形 私は〜することが好きです。
I hope to+動詞の原形.  私は〜することを望んでいます。

例:I want to be an English language teacher.
(私は英語の先生になりたいです)

②理由で使えるフレーズ

This is because〜(なぜなら)
文頭でBecauseを使うと減点になる可能性があります。Becauseは「接続詞」なので文と文をつなぐ働きをします。したがって単独の文の冒頭では使えないのです。文頭にはThis is because〜を使用しましょう。 

例:I do so because I want to be an English language teacher.
(なぜなら英語の先生になりたいからです)

It is 『形容詞』 for me to 動詞の原形
(わたしにとって〜することは『形容詞』です。)
このフレーズは、どんな質問に対しても理由を表現することが可能です。また、簡単な表現ですので、語数が足りない場合に使うのがオススメです!

例:It is very important for me to study English.
(私にとって英語の勉強をすることは大切です)

Also, (また、)
2つ目の理由の文の最初に Also,(また、さらに)を使うとこれからもう1つの理由を述べるということが明示できます。

That is why〜 (以上の理由で〜です。)
最後に再度自分の考えを主張するために、最初に書いた文を書く時、That is why〜を使うと2つ目の理由から結論が自然な流れになります。 

例:That is why I like studying English.
(以上の理由で私は英語の勉強をすることが好きです)

解答例

それでは、完成した解答例を見てみましょう!

Q: Do you like to study English?

I like studying English. I do so because I want to be an English language teacher. Also, it is very important for me to study English. That is why I like studying English.(32語)

まとめ

書き方の構成、使える表現を知っておくことは、時間の短縮にもつながります。「何を書いたらいいかわからない」と不安を抱えている方も、過去の問題集や解答例を参考にして、定期的に書くことを続けていると、自然とアイデアも出やすくなっていきますよ。2つのコツをしっかりとおさえて、高得点を狙いましょう!皆さんの英検®️3級合格を心から応援しています!

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※英検®️は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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