英語のプレゼンテーション”show and tell(ショーアンドテル)”のメリットとは?

本記事では、英語のスピーキング学習方法として効果的な”show and tell(ショーアンドテル)”についてご紹介します。”show and tell”は主に欧米の子どもが学校などで行う簡単なプレゼンテーションのようなものです。

「英語を話せるようになりたいけど、何から始めていいかわからない」
「英語を話す自信がない」
「英語のスピーキング力をもっと上げたい」
という方は必見です!

“show and tell(ショーアンドテル)”とは?

“show and tell”とは、自分にとって大事なモノやトピックについて、大勢の前で話す「発表」のことです。モノを見せて(show)それについて伝える(tell)ので”show and tell”といいます。

欧米の保育園/幼稚園〜小学校低学年の子どもは、よく”show and tell”をする機会があります。たとえばお気に入りのぬいぐるみを持ってきて、ぬいぐるみの名前、ぬいぐるみの好きなところ、いつから一緒にいるのか、などをクラスの皆の前で発表します。

人前でも話しやすい自分に関わることについて話す経験を通して、子どものうちからアウトプット力を鍛える訓練ができるのです。

英語学習者が”show and tell”をする4つのメリット

実物があることで話し出すのが比較的容易な”show and tell”は英語学習をする人にとっても有効な学習手段になります。そこで、英語学習者が”show and tellを”することで得られる4つのメリットをご紹介します。

①英語で説明する力がつく

「モノを説明するスキル」や「自分の思いを伝えるスキル」は年齢に関係なく、生活を送る上でとても重要です。

英語学習者が”show and tell”を行うことで、実物を見ながらモノの特徴をとらえて説明したり、そのモノに関わるさまざまなトピックや思いについて話すスキルを実践的に学ぶことができます。

②英語を話す自信がつく

“show and tell”をすることで英語の語彙力、説明力、スピーキング力を伸ばすことができます。中でも最も大切なことは「英語を話す自信」がつくことです。

第二言語として英語を話す場合、完璧な英語を話すことが難しいのは当然です。英語の正しい発音や文法を習うことは大事ですが、完璧を目指しすぎて「自分は英語が喋れない….」と思い込んでしまうのは望ましくありません。

頭の中だけで考えているとそのような状態に陥りやすいですが、実物があることで多少間違えていてもよいので何とか説明しようと思えるものです。そんな切り抜ける経験を増やすことで、「自分は英語を話せる/話せるようになっている」と自信を高めながら英語学習を続けることが大事です。

③初心者でも簡単にできる

英語を話すことに慣れていない人にとって、いきなり外国人と英会話をしたり、英語でプレゼンテーションをすることはハードルが高いですよね。”show and tell”でさえも、人前でやるのは恥ずかしいと思うかもしれません。

英語を話すことに慣れていない人は、まずは誰にも聞かれることのない場所で”show and tell”の練習を始めることをオススメします。

とはいえ、言語は他人とコミュニケーションを取るためのツールです。最終的には他の人に聞いてもらったり、質問をしてもらったりする中で、英語を使えるようにならないと意味がありません。英語を話すことに少しずつ慣れてきたら、次のステップとして友達や家族に聞いてもらいましょう。

④無料で始められる

“show and tell”は身の回りにあるモノを使うので、新しく教材などを買う必要がありません。お金も事前準備も必要ないので、思い立ったその時に始められます。

“show and tell”のやり方

ますは”show”するモノを選びましょう。普段使っているモノでも、大切なモノでも、紹介したいと思えるモノであれば何でもよいです。

次にそのモノを選んだ理由や、モノの役割や機能について説明します。説明する際はなるべく5W1H (who, what, where, when, why, how)を含むようにしましょう。

また、選んだモノが自分とどのような関係にあるのかを含めましょう。たとえば、そのモノに関する人の思い出や、手に入れた状況の記憶があれば伝えるようにしましょう。また、そのモノを使って今後何かやりたいことや将来の目標があれば紹介してみてください。

“show and tell”で紹介するとよい内容

モノ:見た目、触り心地を紹介する

場所::モノに関係する場所、その場所の様子を紹介する

経験:感情を表わす言葉を使って自分の気持ちを紹介する

上級者向け”show and tell”のコツ

モノを”show and tell”することに慣れてきたら、目に見えないモノの”show and tell”にチャレンジしてみてください。

目に見えないモノとは、たとえばその場にいない友人や家族、自分にとって大切な思い出について紹介することです。実際にモノを見せなくても、あたかも見せているかのように描写する力が求められます。

そこで、見えないモノを上手に描写して”show”するコツをお伝えします。百聞は一見に如かずということで、以下の2つの文章を比べてみてください。

It was a sunny day.
(その日は晴れていた。)

The bright morning sun warmed my skin.
(朝の眩しい日差しが私の肌を温めた。)

2つ目の文章の方が情景を想像しやすいですよね。「晴れていた」事実のみをただ伝えるのではなく、それがどのように見えたか、自分にどう影響したかなど、なるべく説明を加えることが上級者向け”show and tell”のコツです。

物事を描写する力はスピーキングだけでなく、ライティングでも役に立ちます。物事の詳細を説明することで自分の語彙力がつくだけでなく、読み手を飽きさせずに内容にひきつけることに繋がるのです。

まとめ

“show and tell”のメリットとやり方はおわかりいただけましたか?モノについて英語で説明する機会を増やすことで、語彙力や説明力がつき、自然と叙述的な文章を組み立てられるようになりますよ。ぜひお試しください。

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