TOEFL iBTリスニング対策:会話問題のメモの取り方を徹底解説

TOEFL iBTリスニング会話問題メモの取り方徹底解説

本記事ではTOEFL iBTリスニングの「会話問題」に特化したメモの取り方についてお伝えします。

メモを取るメリット

会話問題ではメモを取らないという方もいると思いますが、メモを取ることで以下のメリットがあります。

・約4時間30分のTOEFL iBTは集中力を保つのが難しい中、メモを取ることで聞くことに集中できる

・問題を解く際、メモを見返すことで曖昧な記憶を頼りにする不安がなくなる

TOEFL iBTの会話問題は、学問的な議論、大学での手続きに関する説明、話し手が複数の悩みを抱えていて何が問題なのかわかりにくい話、などを1題につき約3分にわたり集中して聞き続けなければなりません。メモを取ることで暗記の負担を減らすとともに、何が話題になっているかをより明確に意識することができるので、聞き逃し防止になります。

リスニングの問題形式

リスニングでは、会話形式の音声を聞き取る問題と、講義内容の音声を聞き取る問題の2種類があります。

TOEFLiBTリスニングの流れ

1つの会話/講義につき、音声が1回流れ、その音声の内容に関する設問が5〜6問出題されます。
音声を聞いた後「NEXT」ボタンを押し、設問のページに進みます。

メモ用紙について

試験はパソコンで受験しますが、メモは手書きで取ります。紙とペンは会場で支給されるため、持っていく必要はありません。

メモ用紙はA4サイズが3枚ほど配られます。ただし、メモ用紙はリスニングのためだけでなく、スピーキング用にも使います。リスニングは全部で約9問なので、紙の両面を使うとして、1音声につき紙1枚の1/2を使うことを目安にするとよいです。

紙が足りなくなったら追加をもらえます。試験会場によってもらう方法は異なりますので、会場での指示に従ってください。

注意点:紙を追加でもらう場合、使用済みの紙と交換で新しい紙が渡されます。
リスニング問題の途中で紙を追加すると、今まで取ったメモが没収される上に、試験監督のところまで行き「紙をください」と言うやり取りで時間もロスしますから、試験中に追加するのはできるだけ避けた方がいいでしょう。

リスニングが終わると10分間の休憩をはさみスピーキングが始まるので、休憩時間に新しい紙と交換することをオススメします。

スピーキング用に紙を残しておこうと、小さい文字で書いたり、改行せず詰めて書いたりしてしまうと、読み返した際に文字を読み取ることができず、せっかくのメモが役立ちません。素早く読み返せる大きさの文字で書きましょう。

TOEFL iBT読めないメモ
文字が小さすぎるメモの例

実践!メモの取り方

試験では会話が流れますが、聞こえてくる会話を全て書きとめる時間はありません。
以下の大学のキャンパス内で交わされる会話を例に、どのようにメモを取ればいいかご紹介します。

リスニング会話

※注意※ 本番では画面に文章は書かれていません。また実際はこの約10倍の長さです。

Man: Hi, Professor Hunt, do you have a minute? I would like to ask you about the email you sent me.   Woman: Yes, I have something that I would like to ask you, too. Man: Thank you. You wrote that I didn’t attend class last Monday, but actually, I was there. Woman: Really? I haven’t gotten the assignment from you. It should have been done by last Monday. Man: Well, I didn’t turn in my essay, but I wasn’t absent. Woman: I understand that, but you need to turn in your task on time, so I can note your attendance.

ダメなメモの取り方

まずはダメなメモの例を見てみましょう。

TOEFL iBTダメなメモのとりかた

★ダメなメモのポイント★

①紙の左上から余白なしで書いている

②一語一句書いている

③スペルミスを修正して時間をロスしている

④文章の最後まで書き切れていない

会話が聞こえてくると、つい聞こえるがままにペンを走らせてしまいがちです。
聞こえた文章をそのまま書いていると、会話のスピードに追いつけなくなり、肝心な部分を書ききれずに終わってしまう恐れがあります。

よいメモの取り方

一方で、よいメモの例を見てみましょう。

TOEFL iBt見やすいメモ
よいメモ例① 台本スタイル
TOEFL iBTよいメモチャート版
よいメモの例② チャートスタイル

★よいメモのポイント★

① 余白をつくり、後から整理できる

誰が話した内容かわかるように、S:Student P:Professorと書いたり(よいメモの例①)、LINEの会話のように左右で話し手を分けたりすると見やすいです(よいメモの例②)。

② あいさつや感嘆詞は書かない

冒頭のStudentの挨拶は、主張と関係がないので書きません。他にもWell, Wow, Really?など感嘆詞は主張と直接関係がないので省きます。

“I would like to…”というセリフが聞こえたら「…したい」という主張が続くので、書き取る準備をします。
“ask you about the email”が「…したい」主張なので、しっかりと書き取ります。

このとき「質問」は「Q‘s」と略すなど工夫することで、早く書けます。

③ スペルミスは気にしない

メモを見返すのは自分だけです。自分さえ解読できればいいのです。
スペルがわからなくても手を止めずに、とりあえず書くことの方が重要です。

④ 登場人物とその主張がわかるように書かれている

この会話では、Studentが授業の出席について主張していることが主題(メインの主張)です。

主題を問う設問は、必ず出ると言ってもいいほど出題頻度が高いですからリスニングは「人・主張」に注意して聞き、主題がわかったらメモを取る段階で下線を引く、「!」マークをつける、などで把握しておきましょう。会話の冒頭部分で何が話題なのかが話されることが多く、それがヒントになります。

まとめ

メモはTOEFL iBTのスコアを上げるための手段です。メモの取り方に正解はありません。本記事で紹介したテクニックを参考に、自分のスコアアップに繋がるメモの取り方を工夫してください。

TOEFL iBTを受けるあなたにオススメの記事▼

この記事を誰かに共有する