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【TOEFL iBT総まとめ】試験概要・問題の流れ・対策法

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留学などの目的でTOEFL iBT受験を受けなくてはいけないけど、試験の概要など何から調べたら良いのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、TOEFL iBT受験に必要な情報をすべてまとめてわかりやすく紹介します。TOEFL iBTを初めて受験される方や、受験に少しでも不安がある方、必見です!

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TOEFL iBTの概要

TOEFL iBTとは

TOEFL iBTとは、Test of English as a Foreign Language Internet-Based Testの略で、米国のETS(Educational Testing Service)という組織が開発したテストです。

1964年に始まったTOEFLは、現在世界約160ヵ国以上の国々で行われていて、主に英語圏出身ではない人が、英語圏の国へ留学する際に自身の英語力の証明として使用するテストです。そのため、問題内容は「実際に英語圏の大学で問題なく学生生活を送れるかどうか」を判断するアカデミックなものになっています。

TOEFL iBTの活用法

TOEFL iBTのスコアは150を超える国々の、11,500以上の大学や教育機関で利用することができます。

現在、日本の大学でも、大学・大学院受験時にTOEFL iBTのスコアを利用できるところや、留学プログラムの出願の際にTOEFL iBTのスコア提出を求めるところが増えています。

試験形式

リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクションからなり、合計所要時間は約3時間です。時間配分と問題内容は以下の通りです。

TOEFL iBTは、試験会場で1人1台のコンピュータを使って受験します。また、スピーキングセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音されます。

スコア

TOEFL iBTでは合格・不合格はなく、0〜120点でスコアが表示されます。各セクションごとに0〜30点の評価と、総合評価として各セクションの合計が出されます。スコアは、会場受験・自宅受験ともにテスト日から4〜8日後にインターネット上で確認が可能です。郵送での受取を希望する場合は、受験申込時に”Online score report and a paper copy mailed to you”を選択する必要があります。

また、TOEFLスコアの有効期限は受験日から2年間です。意外と短いのでスコア提出前に期限切れにならないよう、確認しておきましょう。スコア別の英語レベルについては、【TOEFLスコア別】英語レベルを完全把握!得点アップの具体的なコツは?で解説しています。

TOEFL iBTの問題内容

リーディングセクション

問題構成

リーディングでは3〜4つの学術的な文章が出され、それぞれ10問の設問があります。リーディングで出題される文章はそれぞれ約700語で構成されています。

リーディングセクションには、解いても採点結果に響かない「ダミー問題」があります。3つの文章(ダミー問題なし)が出題される場合は54分、4つの文章(ダミー問題あり)が出題される場合は72分で解答します。

出題分野

内容は大学の教科書や新聞に載っているようなアカデミックな内容です。文学、歴史、芸術などの人文系分野だけでなく、産業、貨幣制度などの社会科学系分野についての記事も出題されます。さらには、地震学や気象学、生物学や地学、航空宇宙学といった自然科学系分野の記事も充分に読みこなすことを求められます。

設問

リーディングセクションの設問は10種類あります。

TOEFL iBTリーディング対策を詳しく知りたい方は、設問によった解法が詳しく書かれているこちらの記事【TOEFL iBTリーディング対策】10の設問タイプと攻略法を徹底解説!を御覧ください!

リスニングセクション

問題構成

リスニングは大きく2つの問題に分かれます。大学での講義が3〜4題で各6問、大学での会話が2〜3題で各5問の設問があります。

リスニングセクションにも、解いても採点結果に響かない「ダミー問題」があります。会話問題2題・講義問題3題(ダミー問題なし)が出題された場合、解答時間は41分。会話問題3題・講義問題4題(ダミー問題あり)が出題された場合、解答時間は57分になります。またリスニングでは、次の問題に進むと前の問題には戻れません。

出題分野

①大学での会話

・Office Hours:大学の教授が設けているOffice hoursに、学生が教授の研究室を訪ね、質問や相談している様子をリスニングします。

・職員への相談:学校生活に関する質問など、学生の質問に対して職員が提案などをしている様子をリスニングします。

・学生同士の会話:学生同士があるトピックについて話している様子をリスニングします。

②講義

・講義:教授が学生に向けて一方的に行うアカデミックな講義をリスニングします。

・ディスカッション:教授と学生たちの間でのやりとりが行われる授業の様子をリスニングします。

設問

リスニングセクションの設問の種類は、大きく4つの形式に分かれています。

ライティングセクション

問題構成・内容

ライティングセクションでは2種類の問題が出題されます。Integrated taskは、リーディング・リスニング・ライティングの複数のスキルが要求される統合問題です。一方、Independent taskでは、二者択一問題か、自分の意見を問う問題が出題されるため「自分の意見を文章にする力」が求められます。

Integrated task
3分:アカデミックなトピックに関するリーディング

2分:リーディングと同じトピックに関するリスニング

20分:リーディングとリスニングで得た情報を総合する形で要約(150-225words 程度)

Independent task
30分:あるトピックに対して自分の立場を選び、根拠を含めて記述(300 words 程度)

TOEFL iBTライティング対策を詳しく知りたい方は、パラグラフライティングについてまとめられたこちらの記事【TOEFL iBT受験体験記vol.6】2ヵ月で100点突破した対策法まとめ!を御覧ください!

スピーキングセクション

問題構成・内容

最後のスピーキングセクションでは3種類の問題が出題されます。まず、Independent taskでは、ライティングと同じく二者択一問題か、自分の意見を問う問題が出題されるため「自分の意見を言葉にする力」が求められます。そしてIntegrated taskには2種類あり、リーディング・リスニング・スピーキングの統合形式の問題と、リスニング・スピーキングの統合形式の問題があります。

Independent task 1問
45秒:ある質問に対して受験者が立場を選び、根拠を添えて回答(準備時間は15秒あります。)

Integrated task①  2問  
45秒:あるトピックに関するリーディング

60〜90秒:リーディングと同じトピックに関するリスニング

30秒:準備時間

60秒:リーディングとリスニングで得た情報を要約してスピーキング

 Integrated task② 1問 
60〜120秒:あるトピックに関するリスニング

20秒:準備時間

60秒:リスニングで得た情報を要約してスピーキング

TOEFL iBTスピーキング対策をもっと詳しく知りたい方は、理論的な解答方法について説明されているこちらの記事【TOEFL iBT受験体験記vol.3】短期集中対策1ヵ月目、100点突破を目指す!をご覧ください!TOEFLの正しい勉強法と対策は?おすすめアプリや参考書も紹介まとめでも対策方法を紹介しています。

今回はTOEFL iBTの試験概要、活用法、問題内容などをまとめました。皆さんのTOEFL iBTの受験を、心より応援しています!

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