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英検3級リスニングで聞き逃してはいけない6つのポイントとは?

2017.05.23

英検対策講座

英検3級を取得するメリットの一つは、高校入試で優遇されることです。具体的には、合格判定で優先されたり、内申点に加算されるなどの優遇措置があります。全国の高等学校で英検取得者を優遇する学校の内、約半数の548校が英検3級取得者を優遇しています。

しかも、優遇措置が受けられる学校は年々増えているので、高校受験を有利に進めたい方に英検3級はもってこいです。

今回の記事では、英検3級受験者が知っておくべき基本情報と共に、苦手意識の強いリスニング対策として、「英検3級リスニングで聞き逃してはいけない6つのポイント」をご紹介します。英検3級に合格して、高校受験を一歩リードしましょう!

 

英検3級の基本情報

まずは簡単に3級の概要をご紹介します。

  レベル 合格CSEスコア 合格に必要な得点率 合格率 試験内容 試験形式
一次試験 中学卒業程度 1650満点中1103点 約67% 約60%  筆記試験とリスニング(英作文あり) マーク式(英作文問題以外)
二次試験 550満点中353点  約64% 約92%  面接 試験官による採点

合格スコア参照元

※二次試験は、一次試験の合格者のみを対象に一次試験の一ヶ月後に行う。

※CSEスコアについて詳しく知りたい方は読めば一発でわかる!英語の学習意欲を高める「英検CSEスコア」とは?を御覧ください。

 

英検3級リスニングの最初のステップ

試験対策を考える上で初めにするべきことは、試験の内容・傾向を知ることと、目標点を決めることです。その上で「聞き逃してはいけない6つのポイント」を使った実践が始まります。

受検級にどんな問題が出題されるか、どんな傾向があるのかを知らないのでは、何をどのように対策をするかの学習計画が立てられません。また、どれくらい得点すれば合格できるのかを知らないままでは、ただがむしゃらに突進するしかありません。試合の前に対戦相手のくせや強さを研究するのと同じです。

受ける試験の内容を知り、目標を明確に定めることで、対策方法が判断しやすくなり、”この勉強法でいいのか?”といった迷いも少なくなります。

 

リスニング目標点

英検3級のリスニングの問題数は全30問で、3つの大問に10問ずつに別れて出題されます。

各技能、大問でバランス良くスコアを取る為に、目標点を大問ごとに均等にふり分けることをおすすめします。筆記試験、リスニングでそれぞれ、正解率67%以上(合格スコアに必要な比率)に相当する正解数を計算し、その正解数を目標として各大問に均等にふり分けます。

この方法で計算すると、リスニングの目標正解数は各大問7問以上です。各大問で7問以上正解すれば、リスニング全体では30問中21問以上正解することになり、リスニング全体で正解率は70%です。リスニングだけで見れば、合格スコアの67%を超えます。逆にいえば、各大問3問までなら間違っても大丈夫だたいうことです。

 

聞き逃してはいけない6つのポイント

大問は、以下のように第1部から第3部に分かれています。

大問問題 出題形式 放送回数 問題数
第1部 会話の応答文選択 1回

各10問

第2部 会話の内容一致選択 2回
第3部 文の内容一致選択

大問ごとに見ていきましょう。聞き逃してはいけないポイントは第1部に2つと、第2、第3部共通で4つの計6つあります。

第1部 会話の応答選択問題

問題の内容

問題用紙にあるイラストを参考にしながら2人の対話を聞いて、対話の最後の発言の応答に最も適切なものを3つの選択肢から選択する問題。

会話は2往復続き、その内の最後の応答を選択肢から選びます。問題用紙にはイラストしか印刷されていないので、選択肢は音声を聞き取って選びます。音声の放送回数は1回です。

(例題)

〈問題用紙〉

No.1

カフェの店員と客が会話をしている様子のイラスト


〈放送される音声〉

A: May I help you?
B: Yes. Can I have a cup of coffee?.
A: Would you like it hot or cold?
 
1 Yes, please.
 
2 Hot one, please.
 
3 I’d like a hot dog. 

回答: 2

出題傾向

・対話は、友人、同僚、家族同士、先生と生徒、店員と客などによるものがほとんどです。

・電話での会話も出題されます。

第1部の聞き逃してはいけないポイント

〈point1〉Aの二回目の発言

Aの二回目の発言に対する回答が設問になりますから、この発言は聞き逃せません。また、この発言だけで答えが分かる場合もあります。上の例の場合もAの二回目の発言を聞けば答えを選択できます。

〈point2〉イラストから読み取れる3つの情報

このポイントは「聞き逃してはいけない」ではなく「見逃してはいけない」ポイントです。設問の音声が流れ始める前に、イラストを見て状況をイメージしましょう。イラストの中で特にヒントとなるポイントは、以下の3点です。

①会話が行われている場所

②登場人物の関係性

③登場人物の性別

特に性別は、客と店員などの2人の立場が違う場合に注意して見ておくと、音声をスムーズに理解することができます。

 

第2部 会話の内容一致選択問題

問題の内容

対話と質問を聞き、その答えとして適切なものを4つの選択肢から選択する問題。

対話は2往復続き、その後質問が読まれます。選択肢は問題用紙に記載されています。音声の放送回数は2回です。

(例題)

〈問題用紙〉

No.11

1 She went to a birthday party. 

2 She had to be kinder.

3 She wanted to plant roses.

4 She gave her flowers.
 


〈放送される音声〉

A:man: Look at this ! Mary gave me these flowers for my birthday !
B:woman: What a kind girl she is !
A:man: I think so too. This is my first time to receive flowers.
B:woman: You have a good friend.
 
Question: What did Mary do for her?

回答: 4

 

 

第3部 文の内容一致選択

問題の内容

英文と質問を聞き、その答えとして適切なものを4つの選択肢から選択する問題。

英文は3〜4文から成り立っています。選択肢は問題用紙に記載されています。音声の放送回数は2回です。

(例題)

〈問題用紙〉

No.21

1.  At home. 

2. At a movie theater.

3. At a coffee shop.

4. At her office.


〈放送される音声〉

Max left his phone at his home even though he has to call his friend. After he arrived at the movie theater, he realized that he didn’t his phone with him. So he couldn’t find his friend.
 
Question: Where did Max leave his phone?

回答: 1 

出題傾向

・内容は主に人物の行動描写(主語が「私」、または第三者) の形式で話されます。

・ツアーや校内、店内などのアナウンスも出題されます。アナウンス系の描写とその他を聞き分けるポイントは最初の一言です。「Attention~」「Thank you for visiting〜」「welcome to〜」が来たらアナウンス系の内容だと考えて良いでしょう。

 

第2部・第3部の聞き逃してはいけないポイント

〈point3〉一回目の放送は状況把握と質問内容、二回目は質問で問われている箇所をピンポイントで聞き取る!

音声は2回放送されるので、1回目と2回目で聞くポイントを決めておきましょう。

1回目は、メインの文章の大体の状況をつかみ、質問を聞いて何が問われているかを理解することに集中しましょう。質問を聞くときのポイントとしては、5W1Hに着目することが大事です。2回目は、質問で問われている箇所に意識を集中して、ピンポイントで聞き取りましょう。

〈point4〉 話者の名前、性別

質問内で人の名前や性別が示され、その人について問われるパターンが多いです。したがって、問われているのが誰のことなのかが重要になってきます。

〈point5〉放送内容の前半

何についての話かは、大概放送の前半で述べられます。第3部で出題されるアナウンス系の描写のように、放送の前半で状況が把握できることが多くあります。前半を意識して聞き、状況をつかみましょう。

〈point6〉選択肢の構造

このポイントも「聞き逃してはいけない」ではなく「見逃してはいけない」ポイントです。

各小問の解答時間は約10秒です。解答が終わって余った時間に、次の問題の選択肢に目を通しましょう。選択肢を見ることで、本文がどんな内容か、どんな質問がくるかを予想しやすくなります。

とはいえ、解答時間が短いので、選択肢の文章を全て見ようとせず、まずは選択肢の構造を見てその共通点を見極めましょう。

上の問題で言うと、選択肢は全て、At+場所を表す名詞となっています。これに気づけば、問われているのが「場所」だということが分かります。このように、選択肢の構造を見ることで、質問内容を予測することができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

英検3級のリスニング問題は、実のところ落ち着いて聞けば基本的な単語が多いので、何回も練習して慣れることで、苦手意識を持つことなく本番に挑むことができます。英検はTEAPやTOEICなどと違い、自分のレベルに合わせて級を選択することができるという長所があります。無理をせずに、自分にあったレベルの級から段階的に英語力を上げていくことができるのです。皆さんも英検3級の勉強を通して、着実にリスニング力をアップさせて行きましょう!

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