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ライティングに活用!ハイフンとダッシュの違いは?使用例とルールを徹底解説!

2017.12.07

ハイフン(-)とダッシュ(–)、正しく使い分けられていますか?

これらの句読点はよく似ているため混同されますが、その役割は全く違います!英文ライティングでは、ハイフンやダッシュを的確に使い分けることで単語の意味や複雑な文章の構造がクリアになり、文章全体にぐっと洗練された印象を持たせることができます。

今回は英語ライティングに役立つ「ハイフンとダッシュの使い方とルール」を例とともに解説します!

ハイフン()は複数の語をつなげて意味をはっきりさせる

ハイフン(–)のもっとも基本的な役割は、複数の語をつなげて意味をはっきりさせ、読み手に曖昧さを感じさせないようにすることです。大きく分けると語と語をつなげて複合語を作る、接頭辞や接尾辞をつなげる、数字を表わすという使い方があります。それでは、1つずつ見ていきましょう。

(1)語と語をつなげて複合語を作る

2つ以上の単語がつながって新しい1つの単語となったものを複合語といいます。ハイフンは複合語を作るときに語と語をつなげる役割があります。

複合名詞

take-off, father-in-low, passer-by,T-shirt, U-turn

複合動詞

baby-sit ,double-check, , set-up, dry-cleaning

複合形容詞

up-to-date, heart-breaking, part-time jobman-made, hard-boiled egg

また文脈によって、ハイフンをつけるかつけないかを自分で判断する場合もあります。ハイフンをつけないと意味を混同しかねないような場合にはハイフンをつけて、読み手にとってクリアな文章になるようにすると良いでしょう。

例えば、”American football player”はこれだけでは「アメリカ人のサッカー選手」なのか「アメフトの選手」なのかはっきりしません。文脈によって、”American football-player” や”American-football player”とする必要があるのです。

しかし次のような場合には、ハイフンをつけないのが通例ですので、注意が必要です。

well〜が修飾する名詞より後にくる場合は、ハイフンをつけない
(正)a well-documented record (よくまとめられた記録)
(正)This record is well documented.(この記録はよくまとめられている。)
(誤)This record is well-documented.
固有名詞やよく知られた表現、誤解が生じない語にはハイフンをつけない
(正)United States、(誤)United-States
(正)high school student、(誤)high-school student

(2)接頭辞や接尾辞をつなげる

接頭辞は、同じ”un”でもun-Americanのようにハイフンをつける場合とunfortunatelyのようにハイフンをつけない場合があります。ハイフンをつけるかどうかを判断する厳密な規定はなく慣例的に用いられている部分が大きいので、そのつど辞書を引いて確認する必要がありますが、それでもハイフンをつける場合の大まかなルールはあるので覚えておきましょう。

接頭辞 self-,all-,ill-,ex-にはハイフンをつける

self-control, all-purpose, ex-president, ill-prepared

同じ母音が続くときにはハイフンをつける

ultra-ambitious, re-entry, semi-invalid, anti-intellectual
*unnatural, cooperate などのように、古くから使われている単語やハイフンがなくても意味が通る単語はハイフンなしで表わします。

家族関係を表わすgreat-にはハイフンをつける

great-grandmother(曽祖母), great-aunt(大叔母)
*grandson(孫)、 granduncle(大叔父)など、家族関係を表わすgrandにはハイフンがつかないので要注意です!

re-のつく単語はハイフンの有無で意味が変わるので文章で判断する

My brother recovered from the illness. (私の兄は病気から回復した。)
I have re-covered the chair in leather. (私は椅子を革に張り替えた。)

後にくる単語が大文字で始まるときはハイフンをつける

pre-Edo, un-Britsh, mid-November

(3)数字を表すときに用いる

数字を文字で表す場合にもハイフンをつけます。

21~99までの数字を表す

twenty-two boys, one thousand six hundred sixty-eight yens

分数を文字で表す 

分数を文字で表すときは分母と分子をハイフンでつなぎます。(こちらは、ハイフンをつけてもつけなくてもどちらでも良いです)

More than one-third of the students in the class can speak French.
(クラスの3分の1以上の学生がフランス語を喋れる。)

しかしaやanを使って表現する場合にはハイフンをつけません。

More than a third of the students in the class can speak French.
(クラスの3分の1以上の学生がフランス語を喋れる。)

「数+単位」を形容詞として表すとき

a two-week vacation のように「数+単位」で形容詞の働きをする場合にも、ハイフンを使ってひとかたまりの形容詞として表します。

Let’s take a ten-minute break. (10分休憩を取ろう。)
 A  six-year-old girl came into the room.(6歳の女の子が部屋に入ってきた。)

ここでポイントなのは、「数+単位」で形容詞の働きをする場合、数の後にくる単位は単数形で用いられることです。次のように形容詞の働きをしない場合には、単位は複数形になります。

It takes ten minutes to walk to the station.(駅まで歩いて10分かかる。)
She is six years old.(彼女は6歳だ。)

ダッシュ(–)は文章や語句に情報を追加する

一方で、ダッシュ(-)はある文章に対して、挿入句を加えて、直前の語句に情報を追加したり、具体的に説明したりするときに使います。コロン(,)やセミコロン(;)とも似ていますが、ダッシュを使うとよりくだけた印象になります。

参考:セミコロン(;)とコロン(:)の使い方を徹底解説

(1)文章の間に用いる

ダッシュ(-)は文章の途中に挿入句を追加して、直前の語句に情報を補足したり言い換えたりするのに用います。

His new jacket – he bought it 3 days ago – is made of leather.
The girl – she is from Canada – can speak both French and English.
11 students – or one-third of the class – can speak Japanese.

(2)文章や語句の後ろに用いる

また、文章や語句を後ろから補足説明したり、具体的に言い換えたりすることもあります。

He loves two things – singing and dancing.
We are four in our family – me, my mother and father, and my brother.

おわりに

いかがでしょうか?ハイフンとダッシュの使い方やルールにははっきりとした違いがあります。正しく使い分けることができれば文章全体にこなれた印象を持たせることができますし、意味が明確になり、読み手にとっても読みやすい文章になりますよね。ぜひこの機会にマスターしてくださいね。

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