CATEGORY 入試関連情報

第2回 試行調査の結果から見えてくるもの(その1)

「大学入学共通テスト」試行調査の目的では、試行調査をなぜ行うのか、その結果はどのように活用されるのかについてお話しました。また形式面でどのような変化があったかを確認しました。今回の試行調査の結果分析から、どのような変化が考えられるかについて見ていきます。

第1回「大学入学共通テスト」試行調査の目的

現在の大学入試センター試験は、2020年度(2021年1月実施)から新たな試験「大学入学共通テスト」に衣替えします。この共通テストは、これまでのセンター試験では測ることが難しかった「思考力・判断力・表現力」なども試すため、様々な改善が検討されています。

国大協が新テスト英語の参考例を発表「英語全体配点の2割以上」「CEFRのA2以上」

国立大学協会は12日、「大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題(国語)の活用に当たっての参考例等について」の公表を行いました。参考例は、従来のマークシート式の点数に加点する場合は全体の2割以上、受験資格として活用する場合はCEFRのA2以上としています。

【大学入試共通テストと民間4技能試験の活用】~第3回~ 対象となる外部検定試験の概要

【対象となる外部検定試験の概要】毎年約50万人もの受験生が全国で受験する、現在の大学入試センター試験に代わる大学入学共通テスト。その一環として活用する民間資格・検定試験ですから、そこに参加するためには多岐にわたる厳しい条件をクリアしなければ…

【近畿大学】英語民間検定試験を文系全学部の2019年度入試に活用

近畿大学は5月21日、2019年度推薦入学試験(一般公募)において2016年度入試から国際学部で先行導入していた英語の「外部試験利用制度」を文系全学部に導入することを発表しました。「外部試験利用制度」とは、民間検定試験の資格・スコアを、「外国語」の得点にみなして換算する制度です。

【大学入学共通テストと民間4技能試験の活用】~第2回~ 新しい高大接続と英語4技能

【新しい高大接続と英語4技能】2014年12月の中教審答申「高校教育・大学教育・大学入試の一体的改革」では、今後も進行する少子化により大学入試の選抜機能は低下すると予測されることから、大学入学者の決定についても「選抜」ではなく高校と大学を「接続」するという観点から…