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英検2級・準1級・1級の概要【新試験対応】

2016.05.19

1963年から始まった英検(実用英語技能検定)は、年間約230万人が受験する非常にポピュラーな検定試験です。国内の試験ですが、2015年度からは成績表にCEFRに対応した「英検CSEスコア」が表示されるようになり、より客観的に英語力の把握ができるようになっています。また、2016年度の第1回の試験から、英検2級に英作文問題が追加され、英検2級も4技能化されました。


英検(2級・準1級・1級)受験の目的

  • 自身の英語力のチェック
  • 就職の際の英語力の証明
  • 大学や高校等における成績評価
  • 日本国内の一部の大学・大学院受験
  • アメリカ、オーストラリア等の一部の高校・大学への留学のための英語力の証明
  • 通訳案内士(ガイド)試験など、一部資格・認定における外国語(英語)の試験免除

英検の運営団体

公益財団法人日本英語検定協会


英検(2級・準1級・1級)のテスト内容

2級

一次試験

  • 筆記試験:客観形式と記述形式の問題(85分)。
  • リスニングテスト:(約25分)。

二次試験

  • 1次試験合格者のみ2次試験を受験可能
  • 面接委員1人による英語での個人面接:(約7分)。

準1級

一次試験

  • 筆記試験:客観形式と記述形式の問題(90分)。
  • リスニングテスト:(約25分)。

二次試験

  • 1次試験合格者のみ2次試験を受験可能
  • 面接委員1人による英語での個人面接:(約8分)。

1級

一次試験

  • 筆記試験:客観形式と記述形式の問題(100分)
  • リスニングテスト:(約30分)

二次試験

  • 1次試験合格者のみ2次試験を受験可能
  • 面接委員2人による英語での個人面接:(約10分)。

英検(2級・準1級・1級)の評価方法/配点

合格、不合格で示されます。その他に、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングのそれぞれの得点、英検CSEスコア、英検バンド等が示されます。
※英検CSEスコア:CSEは「Common Scale for English(CSE)」の略で、CEFRと対応した英検独自のスコア。2級の場合は4技能それぞれ650点満点でトータル2600点満点、準1級の場合は4技能別にそれぞれ750点満点でトータル3000点満点、1級の場合は4技能それぞれ850点満点でトータル3400点満点のスコアが出る。
※英検バンド:合否と英検CSEスコアをもとに、合格ラインまでの距離を示す数値。

1次試験の合格基準は、2級で満点の80%前後、準1級・準1級ともに満点の70%前後
2次試験で合格基準は、2級で満点の70%前後、準1級・1級ともに満点の60%前後となっています。

<スコアシートイメージ>

eiken

※こちらの画像はイメージです。公式のシートとは異なります。


英検(2級・準1級・1級)のテスト会場と日程

  • 試験は年間3回実施され、一次試験の4週間後に二次試験が行われます。
  • 2級の一次試験と二次試験、準1級の一次試験と二次試験、1級の一次試験は全国約230都市・400会場で実施されます(申込時に受験地の選択はできるが、試験会場は指定不可)。
    1級の二次試験は、札幌、仙台、横浜、東京、新潟、名古屋、京都、大阪、広島、福岡、那覇の11都市で実施されます。
  • テスト日程及び会場はこちらで確認することができます。
    受験案内 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

英検(2級・準1級・1級)の受験料

  • 2級: 5,800円
  • 準1級: 6,900円
  • 1級: 8,400円

英検(2級・準1級・1級)の特徴

英検は日本においては非常に知名度が高く、かつCEFRのレベルに換算すると2級はB1、準1級はB2、1級はC1レベルに当たり、かなり高いレベルの英語力の持ち主と認められることになります。

英検受験のメリット

 1. 2級、1級、準1級保持者に対して、単位認定や入試優遇制度のある高校や大学が多い

1700校以上の学校で、英検合格者に対して単位認定や入試優遇(学科試験免除、入学金・授業料免除など)を行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
受験・進学に「効く」英検!入試優遇・単位認定制度

2. 成績表が詳細

IELTS、TOEFL iBT、TOEIC等はスコアシートが詳細ではなく、自分の詳細な弱点などを知ることは難しいです。一方で英検は、各大問ごとに詳細に点数、またはコメントが明記されるためにテスト後の復習などに役立ちます。また、2015年度からは成績表にCEFRに対応した「英検CSEスコア」と合格ラインまでの距離を示す「英検バンド」が表示されるようになり、より客観的に英語力の把握ができるようになっています。

3.将来役立つ幅広い資格試験へとつながっている。

英検の各級を取得しておくと、他の資格や検定の1次試験や英語科目の受験が免除されることがあります。例えば1級の合格者は、「通訳案内士試験」の筆記試験のうち「外国語(英語)」が免除されます。また、準2級〜1級の取得者は、「高等学校卒業程度認定試験」の試験科目「英語」が免除となります。また高校入試、大学入試、センター試験の対策として英検の勉強をすることは非常に効果的です。

英検受験のデメリット

1. 判定が合格、不合格で示される

合否判定で表示されるため不合格の場合は英語力の証明としては使えません。TOEFL、IELTS、TOEICであれば受験した分だけスコアが残ります。就職活動の際の英語力のアピールにもスコア提示の方が能力のレベルを伝えやすいです。

2. アカデミックさに欠ける

大学生や社会人の求めるネイティブとのコミュニケーション力やアカデミックさに欠けるため、英検対策だけでは海外大学・MBAで使える英語力の向上は難しいとされています。

まとめ

合格、不合格表示であるために英語力のレベルを詳細に伝えることは難しいといったデメリットもあるものの、日本における知名度は他の英語資格と比べて群を抜き、高校入試、大学受験、就職活動などで活用できる場面が多くあります。


英検(2級・準1級・1級)の対策に関する記事

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英検(2級・準1級・1級)受験者の体験談


公式サイト

英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会


※本ページの情報は2016年5月現在のものです。詳細は上記の公式サイトでご確認ください。

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