早稲田大学国際教養学部、英語民間4技能試験を一般入試に導入

早稲田大学国際教養学部の2018年度一般入学試験(2018年2月に実施予定の入試)において、実用英語技能検定ならびにTOEFL®iBTの結果を利用できる新制度が導入されます。

従来より一般入学試験において学部独自に実施していた「英語リスニング試験」について2017年度入試を最後に廃止し、2018年度入試から新たに英語4技能の習得度合いを測る指標として、実用英語技能検定ならびにTOEFL®iBTの試験結果を合否の判定要素として導入します(未提出による出願も可能)。

入試制度の新旧対照表は以下の通りです。

教科 2017年度入試まで(旧) 2018年度入試以降(新)
配点(200点満点) 配点(185点満点+英語4技能試験)
1限目 国語 50 50
2限目 地歴または数学 50 50
3限目 外国語(英語) 100 85
4限目 外国語(英語リスニング)
英語4技能試験結果(素点換算) 15

また、英語4技能試験の評価方法は以下の通りです。

素点換算(15点満点) 英検®️ TOEFL iBT
 
15点 1級 95以上
10点 準1級 72~94
5点 2級 42~71
0点 準2級以下 41以下
0点 未提出(出願可) 未提出(出願可)

文部科学省による学習指導要領では、英語における4技能(「読むReading」「書くWriting」「聞くListening」「話すSpeaking」)を総合的に活用できるコミュニケーション能力の育成を目指しています。一年間の海外留学が必須となる等、当学部では英語が共通言語であるため、入学直後よりこの4技能をバランスよく兼ね備えていることが求められます。

こうした点を踏まえ、一般入学試験の在り方を抜本的に見直した結果、高等学校までの英語教育の改革に対応し、なおかつ入学後のカリキュラムとの高い接続性を目指す、新しい入試制度への変更に至ったということです。

詳細については、以下の出典をご覧ください。

出典:国際教養学部における2018年度一般入学試験の制度変更について

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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