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IELTSライティングTask.2で6.0以上を目指す皆さんに贈る3種類の「型」

2015.08.27

IELTSのライティングモジュールのTask.2では、設問に対する見解を「論理的」に表現することが求められており、文と文、段落と段落の接続部分などでは議論がスムーズに発展するような表現を使用することが推奨されます。

このような部分で高度な英語表現を多用することができれば、安定的に高スコアを出せるようになります。

更に、所定の単語数を効率的に消費することができるので、本論に割く時間を捻出することができるという二次的なメリットもあります。

今回はIELTSのライティングでスコア6.0以上を目指す皆さんに、特にTask.2で役立つ英語表現を、3つのカテゴリに分けてご紹介します。

IELTSライティングTask.2で6.0以上を目指す皆さんに贈る3種類の「型」

ライティングTask.2に役立つ3種類の「型」

1. 現状の報告と問題提起

2. 一般論と個別具体論

3. 議論や論点の接続

 

1. 現状の把握と問題提起

IELTSのライティングTask.2においては、最初の段落で与えられたトピックに関する「現状の報告」と「問題提起」をすることが一般的です。では「現状の報告」と「問題提起」を実際にどのように書いていけばいいか、以下の例題で考えてみましょう。

 

Write about the following topic:

Some people consider computers to be more of a hindrance than a help. Others believe that they have greatly increased human potential.

How could computers be considered a hindrance?

Give reasons for your answer and include any relevant examples from your own experience.

 

ここでいう現状とは、最初の2つのセンテンスのことです。すなわち「コンピューターが 人間の助けではなく障害になっているという立場をとる人もいれば、コンピューターは人間の潜在能力を引き出していると考える人々もいる。」ということです。IELTSのライティングTask.2では、この部分を言い換えて報告をします。この時に便利な表現は、“It has been argued that 〜.”“Whether ~ has been debated.”などです。

 

【作文例】

◯ Nowadays, it has been fiercely argued that computers are harmful to human development instead of promoting it.

(昨今、コンピューターは人間の発展を促すどころか、有害であるという主張が活発になされている。)

◯ In recent years, whether computers are harmful to human development has been fiercely debated.

(近年、はたしてコンピューターが人間の発展にとって有害であるかどうか激しく議論されている。)

 

この例文では、”hindrance(障害)”という名詞を”harmful(有害な)”という形容詞で言い換えたり、どちらも「昨今」・「近年」を意味する”nowadays”や”in recent years”を文頭に置き単語数を稼いでいます。また、「活発に」・「激しく」を意味する”fiercely”が他のエッセイからこのエッセイを差別化するための効果的なアクセントになっています。

 問題提起?

 

問題提起とは、皆さんが解答用紙に書くエッセイの主題そのものです。このトピックでは”How could computers be considered a hindrance?“とあるので、「このエッセイではコンピューターがどのように人間に有害であるかを考察する。」というのが問題提起となります。この際に役立つ表現としては、シンプルな“This paper (essay) will 〜”に加えて、やや形式ばった“The purpose (aim) of this paper (essay) is to 〜”などが便利です。

 

【作文例】

This paper will discuss the possible cases where computers prevent the development of human.

(このエッセイは、コンピューターが人間の発展を妨げる可能性のある事例について議論する。)

◯ The purpose of this essay is to scrutinize the possible cases where computers have negative impacts on human development.

(このエッセイの目的は、コンピューターが人類の発展に負の影響を及ぼす可能性のある事例を吟味することである。)

 

上で紹介した1つ目の例文では、”the cases where 〜(〜となる場合・事情)”という関係詞を使った高度な表現、さらに2つ目の例文にある”scrutinize (吟味する)”や”have positive (negative) impacts on〜(〜に好影響(悪影響)を及ぼす) “という高度な表現を使えていることも加点ポイントです。

 

コンピューターの是非?

 

2. 一般論と個別具体論

IELTSのライティングTask.2では、自分が一般的な議論をしているのか、それとも個別具体的な特殊な事例について議論をしているのかを採点官にわかるようにしてあげなければいけません。それを明確にするために、しかるべきタイミングでしかるべき表現を使用する必要があります。

 

《 一般的な議論を導く表現》

表現 意味
on the whole 全体として
as a whole 全体的に
in general 一般的に
as a rule 一概に / 原則として
for the most part ほとんどの場合

 

では、実際にこれらの表現がどのように今回の例題で使用できるか確認してみましょう。

 

【作文例】

In general, it is considered that computers serve a useful purpose in streamlining various aspects of human activities, such as education, business and communication.

(一般的に、コンピューターは教育・ビジネス・コミュニケーションなど、人間の様々な活動を効率化するという有益な目的を果たしていると考えられている。)

◯ For the most part, people do not take notice of the fact that they are monitored by computers.

(ほとんどの場合、人々はコンピューターによって監視されていることに気づいていない。)

 

“serve a purpose in 〜ing”は、「〜という目的を果たしている」という意味があり、とても便利な表現です。

※ 今回の場合、”useful”の最初の音は「ウ」ではなく「ユ」なので、不定冠詞は”an”ではなく”a”のままとなることに注意しましょう。他にも”university”も”an university”としてしまいそうですが、同じ理由で”a university”が正しい表現です。

 

《個別具体的な議論を導く表現》

表現 意味
with respect (regard) to 〜に関しては
in that 〜という点で
in terms of 〜の面では
in the case of 〜の場合は
with the exception of 〜の例外で

 

では、これらの表現がどう応用できるか例題を用いて確かめてみましょう。

 

【作文例】

With respect to the creativity of human, computers have yet to replace it.

(人間の想像力に関して言えば、コンピューターはまだそれにとって代わってはいない。)

◯ The advanced calculation functions of computers may be harmful to human in that they can undermine the development of calculation abilities among people.

(コンピューターの高い計算機能は、人々の計算能力の発展を妨げるという点で人間にとって有害となる可能性がある。)

 

これらの例文では、太字で示した表現に加えて「まだ〜していない」という意味の”have yet to〜”や、「〜の土台を傷つける」という意味の”undermine”が加点ポイントになる可能性が有ります。

 

コンピューターと子どもの計算力の関係?

 

3. 議論や論点の接続

「前の文章の議論をうけて、この文章では何を話すのか」ということを明白にするために使用される決まり文句を”linking phrase”といい、インターネットで検索するとたくさんでてきます。その中でも特にIELTSのライティングTask.2で役立つフレーズをチェックしていきましょう。

表現 意味
as opposed to 〜ではなく
on the contrary to 〜とは逆に
in contrast to 〜とは対照的に
in addition to 〜に加え
for this reason このような理由で

 

では実際に、コンピューターと人間のトピックでこれらの表現がどう応用できるか確かめてみましょう。

 

【作文例】

On the contrary to the public perception, some scientists assume that computers have always promoted human development.

(大衆の認識とは逆に、コンピューターは常に人間の発展に寄与してきたと考える学者もいる。)

For this reason, the essay claims that computers have negative influences especially on the development of calculation abilities among children.

(このような理由で、このエッセイはコンピューターは特に子どもの計算能力の発達に対し悪影響があると主張する。)

 

太字で紹介している用例に加えてポイントになるのは、”assume”や”claim”など、「〜だと考える」・「〜だと主張する」 といった類の動詞です。このような動詞はできるだけたくさん覚えておくことが重要です。

 

まとめ

この記事でご紹介した様々な表現は”fixed expressions”といって、英語の論文で多用される決まり文句です。これらの決まり文句を使用していれば文法ミスにより減点を避けることができ、しかも上級表現を使用していることに対して加点されます。これ以外にも参考書などにもたくさんこのような表現は紹介されていますから、試験日までにできるだけ多く覚え、そして実際に使えるようになりましょう。

 

本サイトでは、今後もIELTS対策に役立つ記事を発表していきます。ぜひ定期的にチェックしてみてください。

 

《今までのIELTSライティングに関する記事》

◯ 覚えておこう!IELTSのライティングTask.1で得点アップできる語彙

◯ IELTSライティング必勝法!パート1を必ず20分以内で回答する方法

◯ IELTSライティングTask2のスコアを短期間で伸ばす3つのポイント

◯ IELTS の最難関 Writing task 2 を攻略せよ!

 

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