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教育者インタビュー

「2020年、英語の津波が来てからでは遅い!」純国産同時通訳小熊弥生さん

2015.09.30

今回お話を伺ったのは、留学経験なしで同時通訳になった小熊弥生さん。小熊さんはなんと半年間の猛勉強でTOEICのスコアを280点から805点に急上昇させ、半年分の授業を自身にインストールすることで、いきなり英会話スクールの主任講師となった経験の持ち主です。さらに、その後1年で英検1級、TOEIC950点を取得しました。

英語4技能学習を当然と考えている小熊さんにとっては、現在4技能が騒がれていること自体が非常に不思議でならないそうです。小熊さんに英語学習をする方へのメッセージと今後の人生に役立つアドバイスをいただきました。

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意図的に「火事場の馬鹿力」を作る

「何か目標を達成したいときに、私はよく意図的に火事場の馬鹿力が必要な場面を作っています。常に崖っぷちの状況を作ることによって、学習をしなければならないようにしています。自分自身にアメとムチを与えて言い聞かせています。通訳の仕事をいただいた時には、『これができれば、みんなが喜んでくれる。でも、もしもできなければ、みんなに文句を言われてしまう』といった具合です。

最悪のシナリオを用意してそうならないために努力をします。これは自分の意識の話なので一瞬で自分を変えることができますしお金もかかりません。これは英語に限らずどんなことでも同じです。日本の英語環境に依存していたり、学校に行けば教えてもらえると受け身な姿勢でいるのは絶対にダメです。

学校や先生を使ってやろうでも優しいくらいで、そこから知識を奪ってやろう!というくらいの意気込みでいなければいけません。例えば、誰かに連れて行かれた旅行ではなんとなく回っているだけなのであまり記憶に残りません。しかし、自分ですべてをプランニングしたらどうでしょうか?もっと言うと、上司を旅行先で案内しなければいけないとなったらどうでしょうか?常に自分自身でどうにかするという気もちを持っていけば得られるものが変わっていきます」(小熊弥生さん)

こう話す小熊さんは非常にストイックに日々生活していることが伝わってきました。創造力1つで自分を追い込みきちんと成果を達成するこのやり方は、本当に英語に限らずどんなことにもあてはまるのではないでしょうか。

変化には勇気がいる。しかし、やる価値はある

4技能試験の導入に伴い、授業展開の変革が求められている学校の先生たちへのメッセージもいただきました。

「先生自身も、英語に自信がないという方もいらっしゃるかもしれませんし、今まで何十年もやってきた授業方法を変えるというのは本当に難しいと思います。私自身も今までやってきた通訳の方法を変えてくださいと言われたら、とても怖いです。そして、新たな手法の訓練を受けたいと考えます。なので先生たちも同じことを感じていると思います。

変化には勇気が必要ですし、努力も必要です。しかし、生徒のためを思って日々頑張っている先生方なら変われると思っています。日本の文科省は、先生方が納得するような、やりやすい授業の改革方法を提示していくことが大切だと思います。先生方も自分で学習していき、何が4技能のコツなのか、どうしたら授業で話す環境を作ることができるか模索していってほしいです」

小熊さん

自分自身をきちんとモニターする

4技能で学ぶことはどうして大切なのでしょうか?と尋ねた時、小熊さんは「英語って何のために学んでいるんですか?、話すためですよね」と仰っていました。目的に合わせた学習方法を選ぶことはどれほど重要なことなのでしょうか。

「英語を学習した人間にとって英語を4技能で学ぶことって当たり前のことだと思うんですよね。英語を学習するのは英語を使うためで、英語はもともと4技能のものですから。その目的を達成するためには、常に自分自身をモニターする必要があります。これを私は衛星を飛ばすと呼んでいます。

ビジネスマンの方が英語での交渉術を学びたいと考えるときにイソップ童話を英語で読んでいたらどうでしょうか?明らかに目的達成のための最良の手段ではないですよね。しかし、これは実際にあったお話なのです。自分の目的と、自分自身が行っていることがきちんとあっているのかを常に確認することが大切です。」

失敗は一番の学習チャンス

自身のミッションに「日本人の英語ペラペラ化に貢献する」と掲げている小熊さん。小熊さんはこのままでは2020年の東京オリンピックに来る英語の津波に日本人は間に合わないとおっしゃいます。どうしたら、日本人が英語ペラペラになることができると考えているのでしょうか。

「まず、一番に必要なのは失敗を恐れないということですね。失敗の解釈を変えることができれば、それだけで日本人の英語力は大きく変化すると思います。失敗は一生忘れない学習チャンスだと思えばいいんですね。

私自身も20年前に帰国子女に囲まれた中で間違えを犯し、皆から笑われました。そのことはいまだに忘れていないですし、いい学習機会だったと思っています。当時学んで、正しく使用できていたことは忘れてしまったかもしれませんが、失敗は忘れていません。

このように失敗を解釈を変え、トラウマにしないだけで大きな変化が生まれると思います。コミュニケーションが成り立てば一番の大義は果たされと思えばいいわけです。小さなコンプレックスを持たずにどんどん使っていってほしいです」

このように常に前向きに、自身に厳しい小熊さんからお話を聞き、たくさんのエネルギーをいただきました。もっと英語を使って行こうと心に決めました。語学学習をする皆様も小熊さんのアドバイスを元に失敗を恐れず、火事場の馬鹿力を出して言語習得していきましょう。

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