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教育者インタビュー

《The Japan Times ST》 高橋編集長が教える、英字新聞を活用した英語学習法

2018.03.20

高校レベルの力があれば無理なく英語学習できることが特徴の英字新聞である「The Japan Times ST」編集長の高橋敏之さんにお話を伺いました。

本インタビューは、「《The Japan Times ST》 高橋編集長が教える、英字新聞を活用した英語学習法」と「《The Japan Times ST》 高橋編集長が語る、英語のアウトプットとインプット」の2本に分けてお伝えしていきます。

The Japan Time STの編集者として英語教育に関わっている高橋さんに、The Japan Times STを活用した効果的な勉強法や、英語学習のモチベーションキープのコツ、日本人の英語力が低い本当の理由、高橋さん自身が行っている英語アウトプット訓練など、たくさんの興味深いお話を聞くことができました!

英語学習者や英語教育に携わっている方に是非とも読んでいただきたいです!

 高橋さんのプロフィール

The Japan Times 11代目The Japan Times ST 編集長。

The Japan Times ST編集の傍ら、企業・大学での英語研修や英語学習に関する講演会等も多数実施。

自身も英字新聞で英語力を飛躍的に高めた経験から、娯楽性と学習効果を両立させた最高の英字新聞を作ることを日々追求している。

趣味は自転車、プロレス観戦、インテリアコーディネート。

TOEIC 990点、英検1級、動物検定3級。 YouTube上で英語ボキャブラリーチャンネル「ボキャビル・カレッジ」を公開中。


高橋編集長、英語との馴れ初め

―――英語に興味を持つようになったきっかけや、The Japan Times ST 編集長に就くまでの経歴を教えてください。

高橋さん:大学時代の学部は文学部で、英語にはあまり関係はなかったのですが、英語自体は好きで興味を持っていました。本格的に英語の学習に打ち込むようになったのは、就職を意識し始めたころでしょうか。それに当時は「超就職氷河期」とも言われていて、大変でしたね(笑)本格的に英語学習を開始してからは、ちょっと変わった勉強法とかもしてました。例えば、和英辞典の「あ」からすべて目を通し、使えそうな表現を片っ端から暗記していくとか試しました。「い」あたりで心折れて断念しましたが …(笑)

その後いろいろなご縁があり、予備校講師として教壇に立つことになりました。当時はあまり深く考えてはいませんでしたが、予備校講師として教えるようになったことが、英語教育に深く関わっていくことになる大きなキッカケになったと、今では振り返って思います。

―――英語を勉強するモチベーションは、どのようにキープしていたのですか?

高橋さん:英語は、学習に学習を重ねるほど相乗効果が生まれ、力が伸びていきます。。「知らなかった単語がわかるようになる」「聞き取れなかった表現が聞き取れるようになる」という成功体験を積み重ねることを素直に楽しんでいました。なので、自分に鞭を入れて、無理やり英語学習を続けるということはなかったです。

ただ、英語を真剣に勉強するようになったのは、予備校講師になってからですね。「どうやったらベストな授業を受験生に提供できるか」ということを考えるようになったからです。予備校講師として一番大切なことは、生徒の満足度です。生徒の満足度を上げるためにはどうすればいいかということを、とことん追求しました。その中で、自分の英語力を高めることが大切だと気づいたのです。

 

―――成功体験を得ることは英語学習にとってはマストなんですね!海外留学していたと聞きましたが、どちらに?

高橋さん:はい。留学は約1年間オーストラリアに行ってました。留学を決意した理由は、自信を持てなかった自分の英語力を向上させたかったからですね。

動物が大好きなので、コアラのいるオーストラリアを選んで留学したのですが、私が滞在していた西海岸にはコアラが生息していないことを行ってから気づきました(笑)。いろいろな意味を含めて、留学の前準備の大切さを痛感しましたね。

The Japan Time STとは?

―――「The Japan Times ST」について知らない方もいるかと思います。簡単にご説明していただけますか?

高橋さん:The Japan Times STは英語学習者向けに週刊発行している英語教材です。The Japan Times STは報道ではないので、読者が読んでいて「面白い!」と思えるようなトピックやニュースを選んで提供しています。英語ネイティブが読者であるThe Japan Timesのような媒体とは異なり、STでは「英語を読むのは面倒だな」という人に、いかにして読んでもらうかを考えて編集してます。例えば、ネットのニュースで見たら思わずクリックしたいなと思ってもらえるような記事を厳選してますよ!

各記事には日本語の見出しが付いています。また、記事によっては、英語記事の日本語訳や重要単語を解説したコーナー、文法解説コーナーがあります。

一部あたり6,000〜8,000 wordsが載っているので、ボリュームは結構あります。なので、一度に読むのではなく何度かに分けて読んでいただいてもいいですし、自分の気になる記事をピックアップして読むだけでも触れる英語量としては充分ですよ。

―――でもやっぱり英字新聞なので難しいのですかね …?

高橋さん:そんなことないですよ!The Japan Times STは英語を学習しようとする方向けに編集された教材ですから、TOEIC L&Rで500点くらいお持ちでしたら、どんどん The Japan Times STを読むことにもチャレンジしていってもらいたいです。

大事なことは、読んでいるうちに徐々に英語力をつけていくことです。

 

―――なるほど、では具体的にはどのようにThe Japan Times STを活用して英語学習を進めればいいですか?

高橋さん:英語の学習は継続することが大切なので、読者の方には自分が気になるトピックやすでに背景知識のあるニュース記事から読み始めることで、モチベーションを維持する方法がいいと思います。

私がお勧めしている勉強法としては、読んだ記事を2〜3文で要約してみることです。もちろん記事内に使われていた単語・フレーズ・表現を使ってもOKです。読んだ記事をすぐに要約してみることで、インプットとアウトプットを同時に行うことができます。要約する際は、スピーキング練習として口頭でアウトプットしてもいいですし、ライティング練習として文字に起こしてアウトプットしてみてもいいですね。

―――インプットした英語をすぐにアウトプットしてみることが効果的なのですか?!

高橋さん:その通りです。リーディングでもリスニングでも構わないですが、インプットしてからアウトプット(ライティング/スピーキング)するまでに時間が空くと、せっかく取り入れたものを忘れていってしまいます。

また、アウトプットしてみることで本当に理解していたかどうかを確認することもできるので、学んだものやインプットしたものをすぐにアウトプットしてみるということを常に意識してほしいです!

 

Youtubeチャンネル「ボキャビル・カレッジ」とは

―――Youtubeチャンネルもお持ちだと聞きましたが?!

高橋さん:The Japan Times STの編集作業の傍ら、 「ボキャビル・カレッジ」というYouTubeチャンネルを配信しています。個人的には、「視聴する単語帳」と呼んでいます(笑)。

The Japan Times  STに収録している記事の中から重要単語を抜粋して、単語の意味や使い方を詳しくご紹介しています。

Youtubeチャンネル「ボキャビル・カレッジ」の特徴は、単語の実践的な使い方やニュアンスを紹介しているところです。テストの点数を取るためなど、暗記詰め込み型の勉強で単語を覚えてきた方は結構多いかと思います。もちろん、テストに向けて重要単語をまとめて短期間に集中して記憶する際には、この方法は効果的ですし、即効性があります。しかし、覚えた単語をアウトプットしていくことを考えると、単語の意味だけを覚えるのでは不充分です。言葉は「生きた場面」で使われるものですから、実際にどのような使われ方をするのかを知ることも大切ですね。

単語の「一般的な使い方」と「意味」だけを覚えるのでなく、アウトプットで使うために、その単語の「一般的な使い方」もインプットすることを意識して学習してほしいです!


第1弾「《The Japan Times ST》 高橋編集長が教える、英字新聞を活用した英語学習法」、いかがでしたでしょうか?

今回は、「The Japan Times ST編集長高橋さんの英語との馴れ初め」と「The Japan Times STを活用した勉強法」、「Youtubeチャンネルボキャビル・カレッジ」についてお話を伺いました。「英字新聞ってなんだかハードルが高くて、近づきにくい」と感じていた方も、英語学習で英字新聞を活用するメリットや、どのように英字新聞を活用して英語学習を進めていけばいいかなど、ヒントをもらえたのではないでしょうか。

第2弾では、アジア圏でも最低と言われている日本人の英語力について、まずはその原因について伺ってみました。我々が日本の英語教育に対して持っているイメージとは全く違う回答を高橋さんからいただき、驚きの連続でした。

《The Japan Times ST》 高橋編集長が語る、英語のアウトプットとインプット」もぜひご覧ください!

 

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