IELTSスピーキング対策:Part3は3ステップ・スピーキング法で攻略

IELTSスピーキング対策

IELTSのスピーキングは4つの基準(流暢さと一貫性、語彙力、文法力、発音:詳しくはスコアバンド6.5~9.0取得者の解答解説参照)で評価されます。4つの評価基準は、以下の2つのカテゴリーに分けられます。

①話したい内容を正確に組み立てる力(一貫性)
②英語の技術的な力(流暢さ、語彙力、文法力、発音)

ある程度英語を話せる人は①と②を同時並行で対策できるかもしれませんが、「英語を話すだけで精一杯!」「そもそも英語を思ったように話せない」という人は、①→②の順で段階的に伸ばすことをオススメします。

本記事では、IELTSスピーキングスコアが5.0あたりの人がスコアアップするために、段階的に①と②を伸ばす「3ステップ スピーキング法」を使ったIELTSスピーキングPart3の対策法を紹介します。

IELTSスピーキングセクション概要

IELTSのスピーキングセクションは3つのパートで構成されています。面接官との1対1のインタビュー形式で行われ、質問に答えながら、意見を述べるコミュニケーション能力が問われます。

Part1:自己紹介と日常生活に関する質問(4~5分)
Part2:スピーチ(3~4分)
Part3:ディスカッション(4~5分)

Part2では”Describe something that you would like to learn.”など身近なテーマでスピーチをします。Part3では、Part2で扱ったトピックについて、面接官からさらに掘り下げた質問を4〜6つされます。質問に対して、明確な解答、説明、具体的な見解などを述べる、複雑な会話を展開する力が求められます。以下のような、日本語でも解答しづらい質問をされるケースもあります。

【Part3例題】
“Why do you think some people are good at learning languages, and others are not?”

日本語で答えるとしても、「急にそんなこと聞かれてもわからない….」と言葉に詰まってしまいそうですよね。そんなときは、「困難は分解せよ」というデカルトの言葉を思い出しましょう。つまり、「質問に答える」ことと「英語で話す」ことを一旦分離して考え、後でひとつの力に総合する方法です。そこで、この考え方にピッタリな「3ステップ・スピーキング法」をご紹介します。

3ステップ・スピーキング法とは

以下の3ステップで解答の練習をするという、4skillsライターのオリジナル勉強法です。IELTSのスピーキング対策をする中で、英語力以前に、自分の意見やその理由を言う力を伸ばすために編み出しました。

Step1:日本語で考えて話す
Step2:日本語で考えた内容を英語に訳して話す
Step3:英語で考えて話す

Step by Stepで解説していきます!

Step1:日本語で考えて話す

まずは、英語の質問に対して日本語で考え、日本語で解答するトレーニングから始めましょう。

【ポイント】
大事なのは質問をよく聞いて、質問に対する適切な答えを言うことです。一見当たり前に思えますが、質問を正しく理解することは論理的に話すための第1歩です。理由や具体例を入れつつ、日本語で解答してみてください。

【Part3例題】
“Why do you think some people are good at learning languages, and others are not?”

【良い解答例】
言語を学ぶのが得意な人は、失敗を恐れない性格なのだと思います。少々間違えても気にしないので、習った言葉をすぐに色々なシチュエーションで使うことができ、上達が早いのです。一方、言語を学ぶのが苦手な人は、慎重な性格なのだと思います。言葉の使い方が正しいか悩むあまり、喋る機会が少なくなり、上達も遅いのです。

【悪い解答例】
私は言語を学ぶのが好きです。なぜなら私は言語を学ぶことが大事だと思うからです。英語を喋れれば色々な人とコミュニケーションが取れます。

良い例は、一般的な観点から得意な人と苦手な人に分かれる具体的な理由を的確に答えていますね。一方で悪い例は、特定の個人の例を採り上げてしまったり、論理的な観点から外れた「大切だと思うから」という根拠にもとづかない理由を述べてしまっています。質問をしっかり聞けば、「得意な人は・・・だから、苦手な人は・・・だから」という解答の形が思い浮かぶはずです。

Step2:日本語で考えた内容を英語に訳して話す

自分の意見を日本語で伝えられるようになったら、日本語で考えた内容を英語に訳して解答してみましょう。

【ポイント】
辞書を使ってもいいので、日本語で考えた内容を英語に訳しながら、解答時に使えそうなボキャブラリー、フォーマット、アイデアを蓄積していきましょう。

【Part3例題】
“Why do you think some people are good at learning languages, and others are not?”

【日本語解答例】
言語を学ぶのが得意な人は、失敗を恐れない性格なのだと思います。少々間違えても気にしないので、習った言葉をすぐに色々なシチュエーションで使うことができ、上達が早いのです。一方、言語を学ぶのが苦手な人は、慎重な性格なのだと思います。言葉の使い方が正しいか悩むあまり、喋る機会が少なくなり、上達も遅いのです。

↓英語に訳す↓

【英語解答例】
Those who are good at learning languages are less afraid of making mistakes. They don’t care about small mistakes, so they are able to use phrases they’ve learned in various situations and improve their language skills. On the other hand, those who are not good at learning languages consider things very carefully. They give too much attention to whether they use the languages correctly or not, leading them to have fewer opportunities to speak the language, therefore, they can’t improve their language skills.

英語が充分喋れないうちに無理して英語で答えようとすると、”Some people are good at learning languages…because….it’s important to learn new languages.”のように、少ないボキャブラリーによる論理性に欠けたズレた解答になりがちです。経験のある人も多いのではないでしょうか。Step2では解答時に使えそうなボキャブラリー、フォーマット、アイデアを増やすことに専念しましょう。

Step3:英語で考えて話す

解答の構成法に慣れてきたら、次は本番と同じように、英語で考えて、英語で解答します。

【ポイント】
本番を想定して、説明や具体例を入れた30秒ほどの解答を意識してみてください。

 【Part3例題】
Should all countries change their official language to English? Why or why not?

【解答例】
I don’t think that all countries should change their official language to English because language and culture are inseparable. For example, in Japan, we have certain rules of speaking to elderly people with respect. Ever since middle school, we are taught to speak to elderly people by those rules, and elders take care of younger people in return. In this way, language plays an important role in our culture. Therefore, if we changed our official language, that could lead to losing one part of our culture. 

Step1と2で練習してきたことを活かして、英語で解答する力を伸ばしていきましょう。言葉に詰まってしまったらStep2に戻ってもOKです。

まとめ

3ステップ スピーキング法は抑えられましたか?

Step1:日本語で考えて話す
Step2:日本語で考えた内容を英語に訳して話す
Step3:英語で考えて話す

IELTSのスピーキングは英語力に加え、質問に一貫性をもって解答する力が求められます。いきなり英語で解答を考えるのが苦手な人は、ぜひ3ステップ スピーキング法を使ってトレーニングを重ねてしてみてください。皆さんのIELTSスコアアップを応援しています!

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