【TOEIC S&W 】スピーキングテストQ7~Q9対策方法とスキャニングのやり方

スピーキング力以外のスキルも問われるTOEIC S&W スピーキングセクションの対策にお困りではないですか?

特に「提示された情報に基づく応答問題」では、スピーキング力だけでなく情報を素早く読み取るリーディング力が問われます。

本記事では、TOEIC S&WスピーキングセクションのQ7~Q9「提示された情報に基づく応答問題」の解答方法に加えて、与えられた情報を素早く読み取るためのスキル「スキャニング」の練習法をご紹介します。

TOEIC S&Wだけでなく、実際のビジネスシーンで大量の英文メールを読む際などに役に立つスキルなので、ぜひ活用してみてください。

TOEIC S&W スピーキングセクションの概要

TOEIC S&Wスピーキングセクションの概要を表にまとめたものです。

設問問題数準備時間解答時間
音読問題2各45秒各問40秒
写真描写問題145秒45秒
応答問題30秒15秒または30秒
提示された情報に基づく応答問題345秒15秒または30秒
解決策を提案する問題145秒60秒
意見を述べる問題130秒60秒

「提示された情報に基づく応答問題」は解答そのものを準備する時間はなく、表示された資料を読み込む45秒間で解答に向けた準備をする必要があります。

そのため、以下の2点が求められる問題になっています。

・表示された情報を瞬時に読み取るリーディング力
・15秒から30秒以内で応答するスピーキング力

TOEIC S&W 「提示された情報に基づく応答問題」の概要

「提示された情報に基づく応答問題」の概要は以下のようになっています。

「提示された情報に基づく応答問題」は、会議やセミナーなどについての表示された資料を読み、それに関する質問の音声を聞いて応答する問題です。

資料を確認する45秒間しか準備時間が与えられないため、各設問でどのような質問がされるのか、またどのように解答をするべきなのかを事前に対策しておくことが高スコア取得のための近道です。

「提示された情報に基づく応答問題」の解き方

以下の例題を使用して「提示された情報に基づく応答問題」の解き方を、問題の流れに沿って3stepsで紹介します。

【表示される資料(例)】

【音声】
Q7: Where is Prof. Opuda – Asibo’s event held?
Q8: How much is the entrance fee?
Q9: I have an appointment in the morning. Are there any events that I can attend in the afternoon?
※実際の設問は音声のみです。

Step1: 資料を読んで質問を予測する

「提示された資料などを読み取る」場面で、資料が表示されてから45秒間の準備時間が与えられます。その際に、ただ書いてある情報を読み取るのではなく、どのような質問がされるかを予測しながら資料を読みましょう。

「提示された情報に基づく応答問題」の質問は表示された資料によって異なりますが、特に5W1Hに関連した情報に注目しながら資料に目を通すと、質問内容が予測しやすいです。

例題の資料を例に、質問を予測してみましょう。

タイトルの下に”Date” “Venue” “Events”という項目があり、また欄外に「”Admission fee”と記載されています。”Events”の項目の中にも、ブース名や人名が記載されているので、”When” “Where” “What” “Who” “How much”といった疑問詞に関連する質問を予測することができます。

質問を予測する際に、英語で考えていると45秒間では足りない場合があります。その場合は、日本語で以下のように質問を予測しておくとよいでしょう。

・このイベントはいつ開催されますか?
・このイベントはどこでやっていますか?
・午前中はどのようなイベントがありますか?
・〇〇さんのイベントは何時に行われますか?
・入場料はいくらですか?

Step2: 資料の内容と照らし合わせながら音声を聞く

「資料に関する質問の音声(Q7~Q9)」の場面では、音声の中で資料に出てきた単語疑問詞をキャッチすることがコツになります。(資料は質問中も表示されています。)

ただし、音声で流れる単語は資料内の単語が言い換えられていることが多いため、資料内の単語の類義語にも注意して音声を聞きましょう。

Q8を見てみましょう。

Q8: How much is the entrance fee?

質問の中に”How much”と”entrance fee”という単語が出てきていますね。入場料についての質問がされているので、資料の欄外に記載されている同義語”Admission fee”の部分に注目すればいいとわかります。

Step3: 資料の単語を使って解答する

Step2で資料の内容と音声の関連した情報を見つけることができましたね。「解答」の場面では資料内の単語を使って解答することがコツになります。

“Admission fee”の項目に注目すべきだということがStep2でわかっていました。また質問者の年齢は声を聞いただけではわからないため、年齢ごとの料金をすべて教える必要があります。

“The admission fee costs $15 for adults, and $10 for children. If you are bringing a child under 3 years old, their admission is free.”

ハイライトされた単語が資料中に出てきた単語です。

このように資料中の単語を使って解答することで、どの単語を使って話すかを考えることに時間をかけずにスムーズな応対をすることができます。

ご紹介した3stepの解き方で、Q7とQ9の解答を考えてみてください。

(解答例は記事の最下部に記載)

解答のコツ

「提示された情報に基づく応答問題」は、会議やセミナーなどの情報に関する質問に対して電話で対応するというシチュエーションです。そこで、「提示された情報に基づく応答問題」にも実際に英語で電話対応する際にも役立つコツをご紹介します。

解答のコツは以下の2点です。

  • 資料内の単語+説明する表現で端的に内容を伝える
  • スムーズに話すために会話をつなぐ表現を使う

「提示された情報に基づく応答問題」は、15秒から30秒と短い解答時間の中で応答内容を考え解答しなければなりません。そのため、ゼロから文章をすべて考えるのではなく、資料に書かれている単語に説明する表現を加えて解答することが良策です。

表現を加えるコツは、ある程度テンプレートを記憶しておくことです。

たとえば、”How much”に関する質問が予測される時には”It costs ~”を使おうとか、”When”に関する質問が予測される時には”It will start ~”を使おうというように、記憶しておいた解答のテンプレートも同時に思い起こすようにすれば説明しやすくなりますよ。

また、実際に質問者を相手に応答する場面が想定されているので、スムーズに話すことが求められます。そこで、会話を自然につなぐ表現を使ってスムーズに解答できるようにしましょう。

以下が会話表現の例です。

・well
・sure
・let me see
・just a moment please

「提示された情報に基づく応答問題」の対策方法

表示された資料を素早く読み取る必要がある「提示された情報に基づく応答問題」では、スピーキング力と同時にリーディング力が必要です。

そこで、与えられた資料を瞬時に読み取るためのスキル「スキャニング」を使った対策方法をご紹介します。

スキャニングのやり方

スキャニングとは、問題文で求められている情報や、特定の情報のみを探す方法です。

4技能試験の長文問題や、知りたい情報だけに絞ってニュースやメールを読む際に使えます。たとえば、スキマ時間に気になっているニュースを読む場合、知りたい情報や単語だけを拾って短時間で読むためにスキャニングが使えます。

例題を使って、スキャニングのやり方を練習しましょう。

例題の問題文は以下の内容でした。

それぞれの問題文に関係する内容のみを読み取っていくので、各問題文に対応するハイライトされた部分だけを注目して読みます。

“scan”には「ざっと目を通す」という意味と「走査(順に調べる)」という意味があります。「ざっと読みながら必要な情報を素早く探り当てる」イメージで読むといいでしょう。

問題文が音声で流れてくる場合は疑問詞人の名前などに注目すると資料内の情報を探しやすくなります。問題文を読める時も、単語が言い換えられている場合があるので、同じ意味の単語に注目すると良いです。

まとめ

スピーキング力以外にもリーディング力が問われる「提示された情報に基づく応答問題」の3steps対策方法と、実際のビジネスシーンでも役立つスキル「スキャニング」をご紹介しました。

「提示された情報に基づく応答問題」対策方法

Step1:資料を読んで質問を予測する
Step2:資料の内容と照らし合わせながら音声を聞く
Step3:資料の単語を使って解答する

受験前に復習して、高スコア取得を目指しましょう。

(解答例)
Q7:”Prof.Opuda – Asibo’s event will be held in booth 214. “
Q9:”Sure, we have three events after lunch time. Local Administration and Community in Africa will be from 2 pm, Securing Funding for Achieving SDGs will be held at 3:30 pm, and Communities for Encouraging African Agriculture will be held at 5 pm.”

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