中学生の短期留学:初めてのホームステイで役立つ5つの持ち物

本記事では、2019年夏休みにオーストラリア・ブリスベンへ短期留学に行った中学生に取材し、「準備してよかった物」5つをリストアップしました。留学先で使える「お役立ちフレーズ」もご紹介していくので、初めての留学に行こうとしている人は必見です!

話を聞いた中学生

【プロフィール】
・都内の私立中高一貫校へ通う中学3年生男子
・英検4級、英語はそこまで得意という訳ではないらしい
・留学とホームステイは初めて
・特技は絵を描くこと、趣味はテレビゲーム
・ちょっとシャイ

①お土産

お世話になるホームステイ先のホストファミリーには、日本のお土産を持って行くと喜ばれます。「何をあげれば喜ぶかな?」「いくらくらいの物を買うべきかな?」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

第一に、決して高価なものを買う必要はありません。海外へ移動する際、大きなものは荷物になりますし、壊れやすいものは避けたいです。また、食べ物も検閲に引っかかったり、傷んでしまう恐れがあるのでNGです。

そこで、便利なのが100円ショップ!手軽に日本らしい物が手に入るので便利です。

中学生
ぼくは消しゴムを大量買いしました。3~4個100円で売っていたので、少し多めに買っておけば現地の学校で友達にも配れます!
こけし、だるま、けん玉など日本らしいデザインが可愛いですね。

その他には、和柄のポーチなどの小物、お寿司など食品サンプルのキーホルダー、忍者や侍のイラストグッズなどが日本のお土産としてウケやすいです。

漢字の入ったTシャツも喜ばれますが、サイズ選びが難しいので注意が必要です。

中学生
ぼくはXLサイズのTシャツを用意しました。持って行く前は大きすぎないかな?と思っていましたが、高校生のホストブラザーが大柄でXLがぴったりでした。

お土産をきっかけに会話の糸口が見つかると良いですね。

②常備薬

普段から飲んでいる薬がある人は、滞在期間分を持っていくかと思います。その他にも、海外では食べ物や水が変わるので、お腹を壊してしまう留学生もよくいるそうです。

中学生
去年留学に行った学校の先輩は、肉中心の食事でお腹を壊したそうです。

もし体調が悪くなってしまった場合は、ホストファミリーに相談して対応してもらうのが1番ですが、自分でも普段使いの胃薬や整腸剤を持って行くと安心です。

③電子辞書

やはり、最大の心配は「言葉」のことでしょう。でも紙の辞書は重いですし、スマートフォンはとっさに繋がらない場合もあります。そんなとき、役に立つのが電子辞書!現地の学校で「英語で何て言ったらいいかわからない!」という時は、電子辞書で単語を調べて相手に見せれば、とりあえず伝えることができます。

④お助けカード

単語カードのイラスト

留学前に「よく使う英語のフレーズ」は予習していくと思いますが、いざ現地の学校で話そうとしても、とっさの一言が出ないときにそなえて、超基本的なフレーズは紙に書いてお守りがわりに持って行くことをオススメします。

中学生
自分の発音が伝わらなかった場合は、カードを見せればいいから安心です。

【日常で使えるフレーズ】

・May I go to the bathroom / restroom?
(トイレに行ってもいいですか?)

・I don’t understand.
(わかりません)

・What are we doing now?
(今何をやっていますか?)

・What’s today’s homework?
(今日の宿題は何ですか?)

【緊急時に使える表現】

・Could you call my host parent?
(ホストファミリーに電話してください)

・I have a headache. / I have a stomachache.
(頭が痛いです)(お腹が痛いです)

・I need help.
(助けてください)

⑤デジタルカメラ

留学先で特にやっておいた方がいいこと、それは「自分が現地の人と一緒に映った写真をなるべくたくさん撮ってくる」ことです。

中学生
夏休み明けに、学校で留学の成果発表会があるんです。スライドを作ってプレゼンしないといけないので、写真は貴重な資料になります。

ホストペアレンツや先生など大人には
“May I take a photo with you? (一緒に写真を撮ってもいいですか?)”

友達には
“Let’s take a photo together! (一緒に写真撮ろうよ!)”
などが使えます。

景色の写真は普通の旅行でも撮れるので、せっかく留学として行くのであればぜひ出会った人たちと一緒に写真を撮ってきてください!

保護者の方へ(ポケットWi-Fiについて)

お子様にスマートフォンを持たせようかお悩みの方も多いと思いますが、ひとつ言えるのは「留学中はこちらから連絡を取らない方が良い」ということです。今回取材した中学生の親御さんも、色々と心配だったのでポケットWi-Fiをレンタルしてスマートフォンと一緒に息子さんに持たせたそうですが….14日間の留学中、1度も連絡はこなかったそうです。

そんな中、ホストマザーから直接親御さんへメールが届き「あなたの息子はとても礼儀正しくていい子にしていますよ!」というメッセージと、息子さんとホストブラザーが絵を描いて遊んでいる写真を受け取りました。親の心配をよそに、しっかり馴染んでいる息子を見て安心したそうです。

留学では、困ったことがあればホストファミリーに相談する、わからないことは聞く、などの体験をとおして、周りに助けを求める力も付きます。「便りがないのは無事な証拠!」と考えて、留学中は日本からの連絡は極力避けた方がよさそうです。

中学生
Everything is fine. No need to worry.(何も問題ないよ。心配しないで)

まとめ

本記事で紹介した物以外にも、留学へ持って行くべき物はたくさんありますが、今回は短期留学をした中学生から聞いた5つの物を紹介しました。

文化が異なる国での初めてのホームステイは、わからないことや戸惑うこともあるかと思いますが、そんな体験こそが留学することの大切な意味です。本記事で紹介したアイテムやお役立ちフレーズが少しでも心の支えになれば幸いです。現地でどうしても必要になった物があれば、ホストファミリーに相談してみてください。必ず助けになってくれますよ。

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