【TOEFL iBT リーディング】レベルにあった勉強法で目標達成しよう

TOEFL iBTの対策をする上で重要なのが、自分の現在のスコアに適した、目標スコアを達成するための勉強方法を知ることです。

本記事では、TOEFL iBTのリーディングセクションに絞って、レベル別の対策方法をご紹介していきます。

レベル別得点一覧

対策方法を知る前に、現在どのレベルに自分は属しているのかを把握するため、レベル別スコア表を見ていきましょう。

レベルリーディングセクションのスコアCEFR レベル
初級0~3点A2
中級4~17点B1
上中級18~23点B2
上級24~30点C1

こちらの表は、TOEFL iBTを提供しているETSのサイトに掲載されているTOEFL iBTリーディングセクションのスコアとCEFRの比較表を参考にしています。

CEFRについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

ここからは、中級以上について実際に英語を使う場面で何がどの程度できるかを段階別に記述した‘can do’ discriptorを参考に、レベルごとのリーディング力の説明をしていきます。

中級

TOEFL iBTのリーディングスコアが 4~17点。

中級レベルでは具体的に以下のようなことをできる力があります。

“構成がはっきりとした物語の筋を理解することができ、最も重要なエピソードや出来事は何か、それらに関して重要な事は何かを認識することができる。”

(出典元:‘can do’ discriptor リスト

上中級

TOEFL iBTのリーディングスコアが18~23点。

上中級レベルの具体的なリーディングスキルは以下のとおりです。

“物語や劇の中の登場人物の行動の動機や筋の展開でその結果がどうなったかを理解することができる。”

(出典元:‘can do’ discriptor リスト

上級

TOEFL iBTのリーディングスコアが24~30点。

上級では具体的に以下のようなことをできるスキルが身についています。

“物語の具体的な筋にとどまらず、暗示的な意味、考え、関連性を理解することができる。自分の仕事や関心のある分野と関連がなくても、読み返す十分な時間があれば、例えば新しい機器の使用などの長い複雑な説明を理解することができる。”

(出典元:‘can do’ discriptor リスト

以上が、TOEFL iBTのリーディングスコアごとの実力になります。

レベル別対策方法

ここからは、それぞれのレベルに合った対策方法を、具体例とともにご紹介していきます。

中級

中級と上中級とのリーディングスキルの違いは、中級が「個々の事実・出来事の確認ができる」レベルであるのに対して、上中級では「個々の事実・出来事の間の関連性(行為の動機や結末など)が理解できる」レベルであることです。したがって中級からレベルアップするためには、「流れ・展開」をつかむ力をつける必要があります。以下、そのための対策をあげます。

①できるだけ多くの英語を読む

リーディングが苦手な人の特徴として「英文を読む体力」がついていないことがあげられます。
そのために単語レベルの理解にとどまり、文章の流れを理解することがおろそかになりがちです。
できるだけ多くの英文を毎日読んで、まずはリーディング体力を付けることから始めましょう。

【具体的な対策方法】

いきなり英字新聞や洋書にチャレンジして挫折してしまい、継続できないよりも、短い文章を毎日確実に読んでいくほうがリーディング体力は付きやすいです。

CNNのTwitterアカウントの投稿を1日に3つ読むなど、英文を読む量を決めて文章全体を理解する練習毎日継続してみてください。

②語彙を増やす

英文が理解できない一つの原因は、脳内辞書の単語数が少ないことです。意味を理解できる単語数が増えれば、文章の理解の方に意識を集中できるようになってきます。

【具体的な対策方法】

一日に読むと決めた英文の中で、わからない単語があったら適当に推測したり放置したりせず、調べる癖を付けるとよいでしょう。

その際、意味を調べるだけでなく例文も一緒に調べると、文の中での使い方がわかって読解力アップに繋がります。

上中級

上中級と上級とのリーディングスキルの違いは、「文章に書かれている事実の流れだけではなく、文章の背後にある暗示・考え方などをとらえられるか」、「幅広い分野や話題に対応できるか」という点です。このような力をつけるための対策としては、次のようなものがあります。

①コンテクスト(文脈)から語彙の意味を推測する力をつける

上中級の人は、ある程度の語彙力と読解力が備わっていますが、アカデミックな専門用語まではインプットされていないことがほとんどです。

そのため、わからない単語の前後の文脈から文全体の意味を推測する力をつけることが必要となります。

【具体的な対策方法】

英文を読んでいる際にわからない単語が出てきたら、すぐに辞書で調べずに読み通してみてください。そして、わからない単語の前後をヒントに文全体の意味を推測してみてください。その後に、わからなかった単語の意味を辞書で調べて推測が正しかったかどうか確認し、正確な意味をインプットしていくと推測力も高まりますし、語彙も増やせるでしょう。

②さまざまな話題の英語に触れる

TOEFL iBTではさまざまな分野がリーディングのトピックとして取り上げられます。たとえば地理や歴史、生物学などについての文章が出題されます。
それぞれのトピックで使われる単語やフレーズに触れることで語彙力アップに繋がり、文章の中での接続詞の使われ方や話題を転換する転換語が含まれる文章構造に慣れることで、読解力アップにつながります。

【具体的な対策方法】

TED-edというTED Talkの教育分野にフォーカスした動画の中から、「自分の興味のある分野」と「まだ自分の知識にはない分野」を選んで、Transcriptを読んでみましょう。

<学習方法>
・Transcriptを一度通して読む
・Transcriptを読んだ後に動画を見る
→文章で読んだだけではわからかった、主張しているメイントピックがわかる
・ある程度内容が頭に入ったら、わからない単語を調べてもう一度読む

TED Talkを使うことでアカデミックな話題に触れられます。また、動画を見ることで、辞書で単語を調べるよりも視覚的に覚えることができます。

上級

①アカデミックなトピックに触れる

上級の人は、ある程度高い語彙力があります。そこで、よりアカデミックな語彙を覚えることをおすすめします。
アカデミックなバックグラウンドをすでに持っていると、問題文の内容が頭に入ってきやすくなります。

【具体的な方法】

過去記事で紹介した “Crash Course” という教育動画チャンネルを見ることをオススメします。

アメリカの高校や大学の講義で出てくるレベルの単語が使用されているため、アカデミックな単語を学習することができます。

Crash Courseに関する詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。

②読んだ英文を要約する

英文を読んで、その文章が最も主張したい点を見つける癖を付けましょう。文章の中でのメインポイントや、メインポイントをサポートしている部分を見つけられるようになると、文章の構成を理解できるようになります。また、質問を見た時にすぐに質問に対応する部分を見つけられる力がつくため、正答率アップにつながります。

【具体的な方法】

上中級の対策法で紹介したTED-edのTranscriptを読んで、要約してみましょう。

要約する際のポイントは2つあります。

1.文章全体を読んでメインポイントを探す
2.メインポイントをサポートする例や詳細を見つける

それらを元に、文章の構成に気をつけて要約文を書いてみてください。

③英語力全体の底上げをする

言語の4技能は、それぞれをバランスよく鍛えることで相乗効果が期待できます。そのため、リーディング対策に「読む」以外の技能を用いた対策を取り入れてみると、読解力の向上効果も望めます。

【具体的な方法】
アカデミックなトピックについて、ディスカッションをしてみましょう。ディスカッションをする中で単語を実践的に覚えることができるので、語彙力の向上に役立ちます。また、英語で「話す」ことで相手の主張を素早くつかむ必要があるため、論旨をとらえる訓練となり、読解力の向上にもつながりますよ。

まとめ

TOEFL iBTのリーディングセクションに関してのレベル別対策法をご紹介しました。

今回ご紹介した方法は、TOEFL iBTのリーディングスコアを上げるのにも有効な対策方法ですが、留学した先での大学の講義でも役立てることができます。

ぜひ、対策の参考にしてみてくださいね。

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