GTEC CBT受験体験記② 英語4技能試験は弱点分析がカギ!

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GTEC CBTへ向けて勉強中のみなさん、試験対策は順調に進んでいますか?

「GTEC CBT受験体験記Vol.2」では、4skillsのライターが実際に試験を受験した経験をもとに1ヵ月で得点9割突破を目指すための試験対策として、GTEC CBTの公式問題集を活用して自分の弱点を理解する方法をお伝えします。

1ヵ月後に試験を控えているが、「何から始めればいいのか分からない…….」とお悩みの人はぜひ参考にしてください!

受験体験記の流れ

Vol.1GTEC CBTの申し込み方法
Vol.2自分の弱点を知る方法 ←今回はココ 
Vol.3効果的な試験対策の立て方 
Vol.4会場の雰囲気・試験当日の注意点・技能別解答のコツ 
Vol.5スコア発表・スコア分析

1ヵ月で、9割突破を目指すには?

皆さんは試験で目標の点数を目指す際、どのような試験対策をしていますか?

試験勉強を始める時、「何から始めていいか分からない」なんて思った経験はありませんか。そのひとつの原因として、自分の「できること」「できないこと」を把握していないことが挙げられます。

効果的な試験対策を行うためにはまず、自分の「できること」と「できないこと」を明確に区別する必要があります。

そこで今回の受験体験記では、自分に合った受験勉強をしたい人のために、「弱点を知る方法」と「試験対策スケジュールを立てる方法」を以下の3つのステップに分けてお伝えします。

3つのステップは「GTEC CBT受験体験記Vol2」と「GTEC CBT受験体験記Vol3」に分けてご紹介します。今回お伝えするのは、ステップ1と2でご紹介する「弱点を知る方法」です。

>>「GTEC CBT受験体験記Vol2」:弱点を知る方法

  ステップ1:公式問題集を解く

  ステップ2:自分の弱点(できないこと)を書き出す

>>「GTEC CBT受験体験記Vol3」:試験対策スケジュールを立てる方法

ステップ3:1ヵ月の対策スケジュールを立てる

ステップ1:公式問題集を解く

公式問題集など、実際の試験問題を扱う資料などは「できること」「できないこと」を把握するのに最適です。「どんなことから試験対策を始めればいいのかわからない」と悩んでいる人はまず実際の試験問題に近い問題を解いて、「どのタイプの問題が苦手」などを把握することが大切です。まずは自分の弱点を把握して、自分にあった効果的な対策法を考えましょう。

今回、弱点を知るために使ったGTEC CBT公式問題集は以下になります。

GTEC CBT 公式問題集

出典元:GTEC受験対策

実際の試験と同じ「形式・難易度」の問題が2回分収録されています。リスニングとスピーキングパートは付属のCD(WEB音源つき)を使って行います。また、問題例の解説も記載されているためGTEC CBTを受験する方に適した、ベネッセコーポレーション公式問題集です。

では私も実際に公式問題集を解いていきます!!!

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結果発表

GTEC CBTの公式問題集を解いてみました。結果がこちらになります。

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技能得点/満点受験・採点方法
リスニング39/40問題集にある問題と付属のCDを活用して受験し、解答と見比べ自己採点。
リーディング36/40 問題集を解いて、解答と見比べ自己採点。
ライティング添削機能のあるオンライン英会話で添削を依頼ドキュメントなどに設問への回答を打ち込み、ベストティーチャーの「英文添削レッスン」「メール文添削レッスン」で書いた文章の添削を依頼。
スピーキング 採点不可 音声の質問を流しながら質問内容に答える。

ステップ2:弱点を書き出す

公式問題集を一通り解いた後は、各技能別に「できなかった」と感じたことを書き出し、自分の弱点を明確にします。

リスニング問題

GTEC CBT リスニング問題概要

出題内容問題数試験時間
・英文を聞いて全体の概要および要点を把握する問題
・与えられたタスクを行うために必要な情報を聞き取る問題
・会話や講義の内容の論点を把握する問題
・話された内容から話しての意図や話してとの関係性を理解する問題
約40問約35分

<できなかったこと>

・音声の内容の要点を理解できていなかった

・集中力が続かなかった

<解いてみた感想>

リスニングの得点は40点満点中39点でした。1問間違いが1番悔しい……。今回私が間違えた問題は、大学ニュースのラジオを聞き、その要点を問われる問題でした。間違いの要因としては、ずばり集中力の低下が大きいと思いました。

GTEC CBTのリスニング問題では後半にかけて1つの問題音声の時間が長くなり、問われる質問の数も増える傾向にあります。そのため、後半で集中力が途切れてしまい、音声の内容が頭に入らなくなっていると感じました。

試験本番で集中力は得点につながる要の部分とも言えます。試験前日は無理な勉強は控えて、早めに寝るなどして集中力を高めておくと良いかもしれませんね。

リーディング問題

GTEC CBTリーディング問題概要

出題内容問題数試験時間
・英文を素早く読んで、全体の概要および要点を把握する問題
・目的に合わせて、英文の主旨や詳細情報を読み取る問題
・英文を書いたり話したりするために必要な情報を読み取る問題
・筆者の意図を推察する問題
・さまざまな意見の中から筆者の意見を特定する問題
約40問約50分

<できなかったこと>

・時間配分を考えていなかった

・アカデミックな内容に関する知識と語彙力が不足していた

<解いてみた感想>
リーディング問題の採点結果は40点満点中36点でした。ギリギリ9割取ることができましたが、後半で4問失点してしまいました。前半の問題ではメール文やお店の看板を見て「情報を探し出す」という形式の問題が多く出題された印象が強く、日常的に英語に触れていなければ時間が掛かってしまう問題形式だと感じました。

後半になるにつれ英文の意味を理解する必要がある問題が多く、少し苦戦したのが印象的です。また、時間配分を考えていなかったため、後半に出題される難易度の高い問題にかける時間が十分に取れませんでした。

リーディングの1番最後の設問で「憲法の通商条項」に関する文章が出題されました。”Constitutional Law(憲法)”という英単語は知っていましたが、”Commerce Clause(通商条項)”という単語は聞いたことがなかったため、文章の内容を理解することが困難でした。リーディングの後半で出題される長文問題では学術的な内容が出題されるため、アカデミックな知識や語彙力への対策が必要なようです。

ライティング問題

GTEC CBTライティング問題概要

出題問題問題数試験時間
1. 質問用紙記入問題1題(小問4問)4分
2. Eメール文作成問題3問21分
3. 意見展開問題2問40分

<できなかったこと>

・時間配分ができていなかった

・文法ミスをしていた

・規定の文字数以上書けなかった

<解いてみた感想>

ライティング問題を解いてみた感想は、前半の問題(穴埋め・メール文作成)はさほど難しい内容ではなく、後半で出題される2つの問題(図表説明・意見展開問題)が特に難しく感じました。

実際の試験環境に近づけるため、規定の制限時間でライティングしました。事前に時間配分を考えていなかったため、最後の方の問題になると残り時間が少なくなってしまい、後半は焦って文章を書いていました。試験対策では時間感覚も身につけるよう心がけ、時間内に書き終わる練習をする必要がありそうです。

また、文章を書きながら文字数の確認をするのを忘れていたため、改めて文字数を確認してみると文字数が指定の数に達していないことに気づきました。正式な試験だと大幅な減点もあり得るので、試験本番では文字数に十分に注意したいと思います。

スピーキング問題

GTEC CBTスピーキング問題概要

出題問題問題数試験時間
1. 会話応答問題1題(小問6問)2分
2. 情報伝達および照会問題3問6分
3. 意見展開問題3問12分

<できなかったこと>

・自分の意見をとっさにまとめて時間内に話すことができなかった

・質問に十分な具体例や理由をつけて回答することができなかった

<解いてみた感想>

スピーキングの採点は出来ませんでしたが、実際に音声の質問内容を聞き回答しました。

自己採点の結果、正直今のままでは9割は取れないと感じました…….。

前半にある電話で友達にメッセージを伝える問題はさほど難しくはありませんでしたが、自分の意見を述べる(意見展開)問題では、とっさに自分の意見をまとめて話すことが難かしく感じました。回答準備時間は用意されていましたが、意見を論理的にまとめることができませんでした。言葉に詰まってしまい、時間内に意見を十分に述べることができませんでした。

意見展開では、その意見が正しいかはあまり問題ではなく、その意見が論理的に説明されているかが重要です。したがって、一定の形で意見を述べるテンプレートのようなものを身につけておき、その時のテーマによって話しやすい方の意見を選択するといいかもしれませんね。

スピーキングに関しては慣れが大きいので、意見を時間内に述べる練習を何度か行いたいと思います。

最後に

試験までの1ヵ月間で対策をして目標の得点を目指すには、今自分が「できないこと」を明確にし、効果的な対策法を考えて具体的な試験対策スケジュールを立てることが大切です。また、1ヵ月で目標の得点を目指すには「努力」も必要不可欠となります。試験まであまり時間がないけど「何から手を付ければいいか分からない」と思っている人は、ぜひ自分の弱点を紙に書き出して、できないことを把握することから始めてみてください。

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