GTEC CBT受験体験記⑤ 新スコアレポート解説と結果公開

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GTEC CBTを受験する皆さん、対策は順調ですか? 「GTEC CBT受験体験記」では、4skillsのライターが実際に受験した経験をもとに、対策法を詳しくレポートしています。

連載最後となる今回は、2018年から新しくなったGTEC CBT「スコアレポートの解説、受験結果結果分析から考えられる試験対策法」をお伝えします。

「スコアレポートの解説が知りたい」
「GTEC CBTの対策法が知りたい」
「GTEC CBTのスコアを上げたい」 という人はぜひ参考にしてください!
  ※試験概要は2019年3月時点のものです。  

受験体験記の流れ

Vol.1GTEC CBTの申し込み方法 
Vol.2自分の弱点を知る方法 
Vol.3効果的な試験対策の立て方 
Vol.4会場の雰囲気・試験当日の注意点・解答のコツ
 GTEC CBT受験 
Vol.5  スコア結果発表・スコアシート分析結果⬅️今回はココ

CBTのスコアレポート

GTEC(CBTタイプ)のスコアレポートはGTEC(Basic/Core/Advanced)とのスコア軸を統一するため、2018年の7月から変更となりました。それに伴い、スコアレポートの名称も「GTEC CBT Score Report」から「GTEC Official Score Certificate」に変更となっています。

2019年4月以降の大学入試でGTEC CBTのスコアを活用する際は、旧スコアレポート (GTEC CBT Score Report)ではなく、新しいスコアレポート「GTEC Official Score Certificate」の提出が必要です。

新スコアレポート、主な2つの変更点

GTECスコアが「Grade(1~9)」ではなく、「CEFRレベル(Pre-A1~C1)」に換算され表示されるようになった

②リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つのスキルバランスが分かるようにレーダーチャートが追加された

スコアレポートの解説

<スコアレポートのイメージ>

<スコアレポートの解説>

① GTEC CBTの申し込みをしたときに発行されるID及び個人情報

②申し込む際に提出した顔写真

③技能ごとのスコア (0~350) と CEFR レベル(Pre-A1~C1)

CEFRとは?

④全技能の合計スコア

⑤各技能のCEFRレベルにもとづく受験者のパフォーマンス(今の英語力でどのような場面に対応できるのか)

⑥4技能の能力バランスを示した「レーダーチャート」

受験結果発表

スコアレポートの概要を理解したところで、私が受験したGTEC CBTのスコア結果をみていきましょう。

受験前に立てた目標は「9割突破」だったので、合計1260点(1400点満点中)あれば目標達成ということになります!

詳しくはこちら▶️Vol.2 弱点分析〜1ヵ月の試験対策で、9割突破を目指すには?〜

まずは合計スコアのみを公開します。

果たして目標の点数は達成できたのでしょうか?

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ジャンッ!!

合計スコアは1400満点中1288点でした!自分で立てた目標を達成することができてとても嬉しいです!

それでは、技能別にスコア結果を詳しくみていきます。

技能別のスコア結果と対策法

リーディング

受験の振り返り

リーディングのセクションは、長文問題の割合が多くて難しかった印象です。また、1つひとつの問題を慎重に解答したため、時間が足りず最後の数問を解かずにタイムアップになりました。

そのため、「確実に9割解けた!」という自信は正直ありません。

さて、どのような結果となったのでしょうか……。

スコア結果

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リーディングのスコアは308点(得点率88%)でした。CEFRレベルではB2となるようです。

ギリギリ9割には届きませんでしたが、最後の数問を解かずに8割強取ることができたので、解答した問題の正解率が高かったのかと考えられます。

オススメの対策

リーディングの対策としては、長文を素早く理解する上で「速読力」や「設問の理解力・解答力」などを鍛える必要があると感じました。

単語に関しては、広告やポスターなどで見かける日常的なものから、専門的な単語まで幅広く扱われていました。大学入試を前提とした単語帳などを活用するよりも、英語の記事や広告、メール文などで使われる単語に日頃から触れておくことをオススメします。

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リスニング

受験の振り返り

リスニングセクションではメモを一切取らずにリスニング音声の理解に集中しました。そのおかげで、「音声が聞き取れている」という感覚がありました。

リスニングセクションでは問題の音声を理解するのと同時に、設問の解答を行う必要もあります。試験中は「音声を理解する」ことと「設問を読んで答える」という複数の作業を同時に行うことにもかなりの集中力を使いました。

試験本番では安定した集中力を保つことができたので、9割以上は取れているのではないかと思います。

それでは、リスニングのスコア結果を見てみましょう。

スコア結果

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リスニングのスコアは350点満点中、なんと350点でした!CEFRではC1レベルとなるようです。自分でもまさか満点を取れるとは思っていなかったので、かなり嬉しいです。

オススメの対策

リスニング力の向上はもちろんのこと、集中力を持続させることはかなり重要だと感じました。試験中に集中力が低下すると音声の内容がまったく頭に入ってこず、設問に解答することができません。

事前の練習で一定時間集中する訓練をしておくほか、「試験前日にしっかりと睡眠をする」「試験直前に糖分を取る」などで、試験中の集中力を保つ工夫をしてもいいかもしれません。

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ライティング

受験の振り返り

ライティング試験前半の「記入問題」や「Eメール文作成問題」はテンプレートを覚えたり使えるフレーズなどを頭に入れて試験に臨みました。そのため、スラスラと文章を書き上げることができ、自分の書いた文章を見直す時間も充分にありました。

最後の「意見展開問題」に関しても、事前にエッセイのテンプレートを頭に入れて試験に臨みました。ですが、英作文を書き出す前のアイデア出しに時間がかかり、文章を書く時間が充分に取れませんでした。その上、時間が足りず指定の字数を少し下回ってしまい減点をされていないか不安です…..。

それでは、ライティングのスコア結果をみてみましょう。

スコア結果

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ライティングのスコアは350点満点中314点(得点率約90%)でした!CEFRではB2レベルです。前半の問題が易しかったことを考えると、「字数」は少なからずスコアに影響するのだと感じました。

オススメの対策

試験前には繰り返し問題を解いて、指定の字数以上の英作文することに慣れておくことをオススメします。私は英作文の練習を2回ほどしただけだったので、「もっと英作文しておけばよかった……。」と後からすごく後悔しました。

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問題ごとの使えるフレーズと、解答のポイント

スピーキング

受験の振り返り

スピーキングセクショでは「主張・根拠・理由」の順に話すことを意識して試験に臨みました。ですが本番では、事前の練習が不充分だったために、トピックに対しての主張をサポートする充分な「根拠や理由」があげられなかったと感じています。

それでは最後に、スピーキングのスコア結果をみてみましょう。

スコア結果

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スピーキングのスコアは350点満点中316点(得点率約90%)でした!CEFRではB1となります。おそらく、「主張・根拠・理由」の「理由」の部分を充分に説明できなかったことが今回のスコアに影響していると思います。

オススメの対策

スピーキングセクションでは、「主張・根拠・理由」を順序立てて話せるようになるまで、練習問題を使ってスピーキング練習をしておくことと、発想を広げる訓練をしておくことをオススメします。

<主張・根拠・理由とは?>

主張:自分の考え・答え   (例:野菜は毎日食べるべきだ) 根拠:主張を支持する事実 (例:健康的な身体を保つためには、バランスの良い栄養を取る必要がある) 理由:根拠が主張を証明するデータとなる理由 (例:野菜はさまざまな種類の栄養素を含んでいる)

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まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。「GTEC CBT受験体験記」ではVol.1~Vol.5にわたり、4skillsのライターが実際に受験した経験をもとにリアルな受験経験談をお伝えしてきました。少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです。試験対策頑張ってください!

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