TOEFL iBTライティング対策:Integrated Task解答例を徹底解説

TOEFL iBTの試験対策は順調ですか?今回は、英語ネイティブでも苦戦するTOEFL iBTライティングセクションのIntegrated Taskを攻略するためのライティングの解答のポイントと、それを踏まえたリーディング・リスニングの読み方・聞き方をご紹介します。

TOEFL iBT ライティングセクションの概要と評価基準

TOEFL iBT ライティングセクションの流れ

ライティングセクションでは異なる種類の問題が2題出題されます。

Integrated task:リーディング・リスニング・ライティングの複数のスキルが1つのタスク内で要求される統合問題です。(150-225words 程度)

Independent task:あるトピックに対して二者択一問題か、自分の意見が問われる問題が出題さます。「自分の意見を根拠を含めて文章にする力」が求められます。(300 words 程度)

今回は、前半のIntegrated Taskの対策法を紹介していきます。

指示文から分かる、解答のポイント

以下はIntegrated Taskの指示文の例です。 指示文はすべての問題で統一されたものではありませんが、今回は、出題割合の高い「反論型」を例に説明していきます。

各技能指示文
リーディングRead the following passage. You have 3 minutes to read the passage.3分間でパッセージを読みなさい。
リスニングNow listen to part of a lecture on the topic you just read about.パッセージのトピックに関するレクチャーの一部を聞きなさい。
ライティングSummarize the points made in the lecture, being sure to explain how they oppose specific points made in the reading passage.パッセージのどのような点について反論しているかがわかるように、レクチャーの内容を要約しなさい。

出典:ETS TOEFL iBT Sample Questions

解答のポイント

要約の中心はレクチャー(リスニング)
・パッセージ(リーディング)とレクチャー(リスニング)の内容を対照させる

採点基準

Integrated Taskは0~5の6段階で評価されます。採点基準を公式のスコアガイドから抄訳しました。

評価採点基準
5・レクチャーの内容を正しく理解し、パッセージとの関連性、論理性も明確に述べることができている
・重要な内容・キーワードに関しても抜け落ちがない
・解答内に多少の語彙や文法の誤りがあるものの、解答の内容を不明確にするほどではない
4・レクチャーの内容を重要なキーワードを含みながら、わかりやすくまとめている
・レクチャーとパッセージの関連性に関する記述で一部、曖昧な表現を使っている
・解答内に多少の語彙や文法の誤りがあるが、解答の意味を途切れさせる程度のものである
(中略)
0・パッセージの内容を写している
・トピックに関係ないことを書いている
・英語以外の言語で書いてある
・白紙

出典:ETS TOEFL iBT Writing Section Scoreing Guide

採点基準を満たすためには、以下の4点に気をつけて要約します。

・レクチャーとパッセージに共通するキーワードを意識して内容をわかりやすくまとめる

・レクチャーとパッセージを対照させて、その違いを明確に書く

・語彙と文法において回答の内容を不明確にするほど重大なミスをしない

・パッセージの文章をそのまま写すのはNG!(パラフレーズ必須!)

■Integrated Taskの攻略法

Integrated Taskライティングパートの文章構成

以下の画像は、TOEFL iBTの実施団体ETSの公式ホームページに掲載されている解答例です。解答例はどのような要素で構成されているか、色をつけてみました。

ピンク:メインアイデア=中心となるテーマ、主張
緑:トピック=裏付け理由
黄色:リスニング内容
青:リーディング内容

そして、以下の画像がリーディングパッセージとレクチャーです。解答に書かれている内容と該当している箇所を同じ色にしています。

出典:ETS TOEFL iBT Sample Questions

この解答例からエッセイの構造は、以下のようであることが分かります。

ポイントは、リーディングパートとリスニングパートの内容を対照させて関連性を理解することです。そこで、リーディングとリスニングの関連性を理解するための「読み方」と「聞き方」のコツをご紹介します。

Integrated Task攻略のためのリーディング方法

コツはパッセージを読み、メインアイデアとトピック3つを書き起こすことです。こうすることで、レクチャーの下準備ができます。リーディングパッセージはライティングパートの間もう1度見ることができるので、この時点では詳細までメモをする必要はありません。

メモ用紙を以下のように分割しておくと、リーディングパッセージの内容とレクチャーの内容を整理しやすくなりますよ。

Integrated Task攻略のためのリスニング方法

リーディングパートの後に、約2分間のレクチャー音声が流れます。音声は1度しか流れないので、大事な情報を聞き逃してしまうと、後のライティングパートが書けなくなります。

先ほどリーディングパートで紹介したメモの書き方の右半分にレクチャーの内容をメモします。

メモする際のポイント

リーディング内容と対照させることを意識する

・具体例を簡潔にメモする

<メモの例>

<メモの解説>

パッセージでは「コンピュータを使った投票ではタッチスクリーンなど、簡単に投票ができるテクノロジーがある(The computerized voting machines have an easy-to-use touch-screen technology: to cast a vote)」と書かれています。

一方でレクチャーでは「コンピューターを買えない人や使い慣れていない人は、コンピューター投票の使用に苦労するだろう(People who can’t afford computers, people who don’t use them on a regular basis—these people will have trouble using computerized voting machines. )」と述べられています。

コンピュータ投票の使い勝手の良し悪しに関して主張が対立していることが分かります。

まとめ

今回は、TOEFL iBTライティングのIntegrated Taskのサンプル問題と解答例に沿って、どのような点を意識してライティングすべきか、それを踏まえた上でのリーディング・リスニングパートへの取り組み方を説明しました。プロセスが長く、アカデミックな内容で非常に難しいタスクですが、どのような解答が求められているのか知ることで、高得点に近づけることができます。本記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

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