» 【TEAP受験体験記vol.7】TEAP利用受験者必見!TEAPとTEAP CBTの違いとは?

新テスト・英語民間4技能試験対策サイト

チャレンジ企画

【TEAP受験体験記vol.7】TEAP利用受験者必見!TEAPとTEAP CBTの違いとは?

2018.02.21

TEAP・TEAP CBTの違い、受験生のみなさんは知っていますか?
紙の試験とコンピューターの試験という点はもちろんですが、その他にも試験内容・採用大学でのスコアの使われ方に大きな違いがあります。
試験について詳しく知ることで、効果的な対策をして本番に挑み、TEAP利用型受験で志望校合格を目指しませんか?

6つの記事に渡ってTEAPとTEAP CBTの受験体験談をご紹介してきましたが、ついに最後の記事です。

これまで受けてきたTEAPとTEAP CBT、それぞれの特徴と受験のメリットやデメリットを知りました。問題構成の違いは、『TEAP・TEAP CBTの違いとは?試験概要を徹底比較!』も参考にしてください。
2つの試験を比較し、どちらを受けるのが志望校合格への近道なのか、私の経験に基づいてご紹介します。
TEAP・TEAP CBTをうまく利用して志望校合格を勝ち取りたい方は必見です!

流れ 記事の内容  
TEAP CBT 第1弾 東京外語大生がTEAP CBTに挑戦してみる!  
第2弾 TEAP CBTを受験して気づいた当日の<要注意点>  
第3弾 CBTの結果発表!スコアの味方と弱点分析  
TEAP 第4弾 東京外大生が挑戦!〜申し込み方法と試験概要の解説〜  
第5弾 受験生が絶対に知っておくべき当日の流れと注意点  
第6弾 結果発表!スコアシートの解説と高得点への勉強  
まとめ 第7弾 TEAP・TEAP CBT比較   ←今ココ

はじめにTEAPとTEAP CBTを受けて分かった、2つの試験の違いとそれに基づく分析をご紹介します。

TEAP・TEAP CBTの違い

リーディング

受けてみて思ったこと

TEAP CBTのリーディングはTEAPに比べてリーディング量が少なかったです。
ポスターやメールなどを読み取る問題の数が多く、長文読解は少なめです。TEAP CBTの長文問題の設問は多くて3つまで。
TEAPで出題される単語レベルの穴埋めは、選択肢にある単語を知らなかった場合正解を導き出すことが難しいです。しかし、TEAP CBTで出題される文章の穴埋めは、文脈から推測できる場合もあるため比較的簡単でした。

特徴

・TEAPの長文問題は1つの文に対して6つ設問があるのに対し、TEAP CBTにはその形式の問題がない

・長文の穴埋め問題では、TEAPは単語レベルの穴埋めに対しTEAP CBTは文章を入れる問題

・TEAPで出題される80words程度の短文読解がTEAP CBTでは出題されない

分析とアドバイス

短めの読解はできるけれど、長文でパラグラフごとの関係性を考えながら文章を読むのは苦手という人には、TEAP CBTの方がスコアをとりやすいでしょう。
しかし、ICT問題でコンピューターの操作が必要になるため、普段使い慣れていない人は戸惑います。
TEAPは短文と長文がバランスよく出題される試験ですが、TEAP CBTは全体的に短文が多いので集中力が続きにくいひとには向いています。

リスニング

受けてみて思ったこと

TEAP CBTのリスニングは、TEAPに比べて会話形式のものが多かったです。
TEAPで出題される図表の読み取り、聞き取り問題は数字や図表の表現さえ知っておけば比較的解きやすい問題でした。
しかし、TEAP CBTでは図表の問題が出題されないので、そこで点数を稼ぐことはできません。
また、TEAP CBTのICT問題は、動画を見ながら音声を聞く必要があるため、集中力が必要になり難しかったです。

特徴

・TEAPには英文を聞き、当てはまる図表を選択する問題が出題されるが、TEAP CBTにはない

・TEAP CBTでは動画を見ながら音声を聞く問題が出題される

・TEAPは長めのリスニングに対して5つ設問がある問題が出題されるが、TEAP CBTは設問が3つの問題までしかない

分析とアドバイス

講義や説明文の聞き取りより、会話から情報を聞き取る問題の方が得意な方はTEAP CBTのリスニングの方が向いています。
TEAP CBTの動画を見る問題は、TOEICや英検など他の英語資格試験にない問題なので、慣れていないと難しいでしょう。
1つの長いリスニングに対する設問の量に関してはTEAP CBTの方が少なく、その分1つの問題を聞き込む度合いが変わるため、長いリスニングが苦手な方でもTEAP CBTのリスニング試験は解きやすいです。

ライティング

受けてみて思ったこと

TEAPとTEAP CBTのライティングは問題数だけでなく、内容もかなり異なります。TEAPは要約と自分の意見を述べる問題に対し、TEAP CBTには、メッセージの発信・返信や図表の説明、講義を聞いて内容をまとめるなどさまざまな形式の問題が出題されます。
TEAP CBTの方が実際留学した時などに使えそうな表現・シチュエーションが多く出題されます。

特徴

・TEAPでは要約問題の重要度が高い

・TEAP CBTでは、TEAPにはないメッセージ作成問題と図表表現問題が出題される

・TEAP CBTのライティングにはリーディング、リスニングも含まれる統合型問題が出題される

分析とアドバイス

TEAP CBTで出題されるメッセージ作成や図表表現は、決まった言い回しを覚えておく必要があります。
TEAPでは2問とも要約が求められるので、普段から文章を読んで自分の言葉で要約する練習をしておきましょう。
TEAP CBTの統合型問題は、リーディングやリスニングに苦手があるとライティングも合わせて点数が下がってしまうため、ライティング対策だけでなく、他の技能もバランスよくできるように勉強しておくべきでしょう。その点で、TEAP CBTは4技能の中に苦手がある人は他の技能にも影響してしまう可能性が高いため、向いていないと思います。

スピーキング

受けてみて思ったこと

TEAPのスピーキング試験は、カードを手渡されそこに書いてある内容を質問文に変えて話したり、自分の意見を述べたりと、英検やIELTSような英語資格試験に見られる形式のスピーキング試験でした。
TEAP CBTでは、道案内をしたり、人に指示を出したりする問題が出題され、リーディングやリスニングとの統合問題も含めると他の英語資格試験では見ない問題ばかりでした。

特徴

・TEAPでは、ロールプレイ問題、1分間のスピーチ、社会的トピックに関する質疑応答が出題されるがTEAP CBTにはない

・TEAP CBTでは統合型問題として、図表の読み取りとリーディングを踏まえた問題が出題される

・TEAP CBTでは、講義を聞いてそれを要約する統合型問題が出題される

分析とアドバイス

TEAP CBTでは学校生活で人と話す場面を想定した問題があるため、アカデミックな英語だけでなく、友人と話すときに使うような英語表現も知っておく必要があるでしょう。
そのため、英語を勉強するものとしてだけ学んできた人にとっては難しいと思います。また、TEAP CBTでは図表と文章を比べて矛盾点を指摘する問題が出題されるので、「一方では〜、他方では〜」のような英語表現を知らないと解答が難しくなります。
よく対策をしておく必要があるでしょう。

TEAP利用型入試採用大学(2018年度試験情報)

TEAPとTEAP CBTの違いをご紹介してきましたが、実際出願を考えたときに「TEAPで出願するかTEAP CBTで出願するか」では必要となるスコアが異なることがあります。
現在はTEAP CBTを採用している大学が少ないため、比較できる大学が限られてしまいますがいくつかピックアップしてご紹介します。
採用大学一覧はこちら

上智大学

TEAP TEAP CBT
4技能それぞれのスコアと総合スコア 総合スコアのみ

例)文学部・英文学科

TEAP→総合280以上 R:70以上、L/W/S: 各65以上

TEAP CBT→総合470以上

立教大学

TEAP TEAP CBT
4技能それぞれのスコア  4技能それぞれのスコア

例)センター利用型入試(英語外部試験利用)

TEAP→R:56 L:56 W:56 S:56

TEAP CBT→R:90 L:100 W:70 S:75

明治学院大学

TEAP TEAP CBT
総合スコアのみ 総合スコアのみ

例)一般A日程

TEAP→総合スコア226~333:120/150点換算、334以上:140/150点換算

TEAP CBT→総合スコア420~559:120/150点換算、600以上:140/150点換算

「TEAP採用大学の出願時条件まとめ」も参照ください。

まとめ

TEAPとTEAP CBTには、問題形式や内容の違いと採用大学による基準スコアの違いがあることがわかりました。大きくまとめたポイントが以下の点です。

TEAP

・長文のリーディング・リスニング

・図表関連の問題

・社会的トピックに関する問題

・4技能それぞれに基準スコアがある大学が多い

TEAPは長文のリーディング・リスニングに強い、図表の読み取りが得意、社会問題に日頃から関心を持っている、4技能とも比較的バランスよくできる、という方にはスコアを取りやすい試験ではないでしょうか。

TEAP CBT

・コンピューターを使う

・長文より短文

・実用的な英語力

・録音式のスピーキング試験

・各技能のスコアではなく、総合スコアだけ必要とする大学も

TEAP CBTは、日頃コンピューターを使う長文より短文を数多く読む方が好き、アカデミックな英語に限らず実用的な英語もできる、直接人と話す形のスピーキング試験が苦手4技能のできに偏りがある、という人に向いている試験でしょう。

最後に

TEAPやTEAP CBTの利用型受験を考えている受験生は、勉強法・対策法に悩んでいる人も少なくないでしょう。それぞれの試験の特徴を掴んで、より自分にあった試験を選び、志望校合格を勝ち取ってください!

タグ一覧

人気記事

1
学習法・勉強法

読めば一発でわかる!英語の学習意欲を高める「英検CSEスコア」とは?

2
4技能試験の概要/特徴

TEAPの概要・配点・難易度とメリット・デメリット

3
学習法・勉強法

英検®︎準2級二次試験の面接パーフェクトガイドを読め!

4
学習法・勉強法

英検®︎3級二次試験は中1英語で合格!スピーキングでパニックにならないための面接シュミレーション!

5
学習法・勉強法

英検®︎2級ライティング問題で7割取れる英作文を書く7つのコツ